バリ島移住物語

バリ島で働きながら生活する事を夢見る3~40代の男性に、移住歴10年の筆者とりいが紹介するバリ島移住ノウハウブログ

バリ島失敗しない家探し

失敗しない後悔しない家探し

バリ島へ移住、長期滞在するのに絶対必要なもの。
それは、住むところ。
旅行や短期滞在なら、ホテル滞在で大丈夫ですが、移住、長期滞在するには、家を探さなくてはいけません。

ところが、この家探し、バリ島では結構大変なのです。
家は生活の基盤となるところですから、本当に気に入るところでないと、ゆっくりと休むこともできません。
お金も沢山かかるので、気軽に決めるわけにもいかないでしょう。

ということで、今回はバリ島の住宅事情や不動産事情などを中心に失敗しない家探しについてお話ししたいと思います。

4分程度でサクッと読めますので、最後までお付き合いください。

本当に、バリ島に移住したい、長期滞在したいという方にしっかりと読んで頂きたいと思います。

 

<目次>

 

 バリ島の住宅事情

バリ島で外国が住む家と言ったら、次の3パターンがあると思います。

バリ人の家に間借り

バリ島の方の家はだいたいが、広い敷地に単部屋の建物が点在するという作りになっています。
そこで使っていない建物や部屋を外国人に貸しているといった家庭が数多くあります。

この場合、間借りですので賃借契約になりますが、月単位の契約、年単位あるいは複数年の契約となります。
一般的に月契約より年契約、単年契約より複数年契約の方が単価は安くなります。

また、日本でいう敷金、礼金という習慣はなく、土地だけ借りて外国人の資金で家を建てるというパターンもあります。

家賃ですが、年々上がっています。
10年、20年前だったら、驚くような安い金額で広い部屋を借りられましたが、今はどんどん値上がりしているのが実情です。

 

アパート

アパートはインドネシア語でコスと言います。
このコス、ローカル向けのコスからお金持ちのインドネシア人や外国人に貸す高級コス(エリートコスとも言います)など、様々なランクのものがあります。

コスの家賃相場ですが、エリアや築年数、付帯設備などでかなり変わってきますが、ざっくりとした相場をお知らせします。
(私が調べた2018年の相場ですので、違っていることもあります)

  • 外国人向けの家具、クーラー、TVが付いたコス Rp1,500K~Rp5,000K以上
  • ローカルエリアで家具、クーラー、TVが付いたコス Rp1,000K~Rp3,000K
  • 水シャワー、台所なしのローカル向けコス Rp500K~Rp1,500K
  • お風呂、トイレ共同のローカルコス Rp500K以下

数字は月単位の家賃でKは1,000を示します。
Rp1,500K=Rp1,500,000/月

 

ヴィラ

ヴィラとはもともと別荘という意味なんですが、バリ島では外国人向けの一戸建ての物件をだいたいヴィラと呼んでいます。
(分譲住宅もこのヴィラに含みました)

ヴィラも普通の一戸建ての家から、あこがれのプール付き、3ベッドルームといった豪華版までいろいろなランクがあります。

このヴィラも、インドネシア人のオーナーがいて、その方から年単位で借りる場合や、デベロッパー(管理会社)が顧客に月単位、年単位で貸しているなどいろいろなパターンがあります。

次の項目で詳しく説明しますが、基本的に外国人は土地を所有できないので、インドネシア人オーナーやデベロッパーから土地付きのヴィラを借りるか、土地を借りてそこに自分の好きな設計でヴィラを建てるということになります。

 

 家を購入?賃借?

以前から言われていることですが、インドネシアでは外国人は土地を所有することはできません。
このことについて、もう少し詳しく説明します。

以前は、外国人資本の企業のみ有期限ですが土地の使用を認められていました。
これを土地の使用権(Hak Pakai)といい、基本30年、その後20年の延長で合計50年間使用することができます。
ただし、あくまで企業だけであり、個人には土地の使用権は与えられていませんでした。

しかし、2016年に法律が変わり個人でもこの使用権を取れるようになりました。
使用期限は最大80年ということで、期限が来たらその土地は国のものとなります。
この個人の所有権は厳しい規制があり、例えばバリ島でしたら家付きの土地で50億ルピア(約4000万円)以上の物件でないと個人に使用権は与えられないそうです。

そのため、デベロッパー(管理会社)が土地を購入し、それを外国人にリースするという方法がとられています。
デベロッパーは土地だけをリースする場合もありますが、そこにヴィラを建てて貸しヴィラとしてリースする場合もあります。

しかし、あくまで土地はデベロッパーもしくはデベロッパーに管理を委託しているオーナーの物であり、外国人はそこから契約に従ってリースしているということになります。

また、デベロッパーもその土地を所有しているのではなく、有期限の使用権を持っているだけですので、未来永遠にその土地を使えるわけではありません。
このことは、しっかりとご理解ください。

 

また、インドネシア人から直接土地を借りてそこに住むという方法もあります。
この場合は、オーナー(土地の持ち主)と外国人との契約になります。
この契約ですが、昔はちゃんとした契約書を作っていなかったため、オーナーが亡くなり、その子供に土地の所有権が移ったとたん、立ち退きを求められたなんてことが起きています。

もし、バリ島に土地を借りて住む場合は、きちんとした契約書をノタリス(行政書士)の下で作るようにしましょう。

 

不動産情報はどこで?

日本の場合、不動産やアパートなどの情報は不動産屋さんに行けば得ることができます。

もちろんバリ島にも外国人向けの不動産屋さんはありますが、ほとんどがヴィラなどの情報を扱っているところになります。
アパート情報もありましたが、どれも外国人向けの高額な物件ばかりです。

ヴィラを借りたいとか、高級アパートを借りたいということでしたらそのような不動産屋さんをご利用いただければいいのですが、若い方やもっと安い物件を探している方にはちょっと不向きかと思います。

そのような安い物件は、足を使って集めるしかありません。
口コミやカフェやスーパーマーケットなどのコミュニケーションボード、あるいは最近ではFaceBookなどに、このような格安物件が出ています。

とにかく、こまめにいろいろな情報を集めて、条件に合う物件を探すしかないのが現状です。

 

失敗しない家探し

家探しで失敗しないための条件はいくつかあります。

1.バンジャールの対応

こちらのブログで書かせていただきましたが、まずは住むところのバンジャールが外国人に協力的かどうかということが大切です。

バリ島での土地・家探しで一番大切なのはバンジャールの対応

 

非協力的なバンジャールに住んでしまったら、いくら住環境が良くても多額のお金を取られたり、嫌がらせをされてその場所を移ることになるからです。

 

2.環境、交通、インフラ

住むところの住環境も大切です。
特にローカルエリアに外国人が住むのは結構大変なことだと思います。
できたら、ほかにも外国人が多く住んでいるエリアの方が後々、助かるはずです。

また、いくら自然が多く、環境が良くても水、電気などインフラが整っていなければ生活が大変です。
ほかにも、スーパーやコンビニの有無、病院や官公庁までの距離など住環境のチェックも忘れずに。

 

3.家の広さ、間取り、設備

家の広さや間取りにもこだわる方が多いでしょう。
コスでも、家具やベット付き、クーラー付きというところもあれば、何もなく、すべて自分でそろえるといったところもあります。

また、キッチンやトイレも確認が必要です。
ローカル向けのコスはキッチンなし、トイレはローカル仕様(しゃがんで用を足すタイプ)さらに、湯沸かし器がないといったところが多いです。

 

4.家賃や契約条件

家賃や契約条件もしっかりと確認しておきましょう。

毎月の家賃のほかに、バンジャール費(町内会費)やごみの処理代はどうするのか?
家の修理が必要になった場合の費用負担はどうするのか?
契約期間はどれくらいなのか?
などなど、あらかじめきちんと決めておかないと、あとで揉めることになります。

一般的にバリの方はおおらかな性格なので、あまり細かな事は決めませんので、最初にしっかりと決めておくのがいいです。

 

5.お試し滞在

いきなりヴィラを契約したり、家を建てたりすると、万一不具合があっても、すぐに引っ越すわけにはいきません。

細かいことは実際にそこに住んでみないとわかりませんので、できれば済みたいと思っているエリアに数か月は賃借で住んでみることをお勧めします。

数か月住んでみて問題がなければ、正式に家を建てるとか、ヴィラを借りるとかしたらいいでしょう。

 

まとめ

バリ島に移住、長期滞在する場合の家探しについて、失敗しない方法という形で注意点を述べさせていただきました。

法令や習慣など日本とは大きく違っている点がバリ島には数多くあります。
土地や住宅の購入や賃借のルールも日本とは大きく違っていますので、日本の常識で考えていては大失敗することがあります。

とにかく言えることは、いきなり家を建てたり、ヴィラを複数年契約をしたりしないで、まずはそのエリアに物件を短期間で借りて、お試し滞在をされるといいでしょう。
お試し滞在中に、本当にその場所で長年住むことができるかをしっかりと見極めてから、大きな契約をされるのが一番安全だと思います。