バリ島では投資家ビザへの切り替えが進んでおります

ビザ・諸手続き

投資家ビザへの切り替え

今回のブログは
バリ島ですでに会社を経営されている方
これからバリ島で起業をしようと考えられている方
に向けて、ビザに関しての情報を発信いたします。

従来、会社経営者(社長、取締役)でも、ほとんどの方がバリ島に滞在するのなら就労ビザ(ワーキングビザ)を取得していました。
ところが昨年から、経営者は投資家ビザに切り替えるように指導が始まっております。

この投資家ビザとは、簡単に言うと以下のようなものです。

  • PMA(外資会社)に資本を投資している人用のビザ
  • 最低投資金額は一人1M(10億ルピア=約800万円)以上
  • 投資家ビザを取得すればKITASも取得でき長期滞在が可能
  • 投資家ビザ取得者は経営者であり外国人労働者(TKA)ではない

今回のブログでは、この投資家ビザへの切り替えについて、以下のような内容を考えてみたいと思います

  • なぜ今頃投資家ビザなのか?
  • 投資家ビザのメリット・デメリット
  • 今後考えられること

単に制度的な理由で投資家ビザへの切り替えを推進していると思われがちですが、その裏には就労ビザへの規制強化があるのではないかと睨んでいます。
それが、単なる思い過ごしならいいのですが・・・
どうぞ、この記事を読まれて、皆さんのご感想を頂きたいと思います。

なぜ今頃投資家ビザなのか?

本来、PMAに資本を投資している投資家には投資家ビザが与えられます。
このビザを支給することにより、外国資本の積極的な流入を狙っているかと思います。

しかし、ことバリ島においては投資家であっても、なぜか就労ビザを取らされていました。
ただ、バリ島の経営者の多くは、実務(労働)もこなす方も多いので、労働ビザを取得することについては何の違和感もありませんでした。

しかし、2年前からジャカルタの中央政府から、PMAの社長、取締役、監査役は投資家ビザを取るように通達が来たそうです。
多分にジョコウィ大統領による規則の適性かの一環だと思います。
ジャカルタなどの大都市は、投資家ビザへの切り替えは順次行われていたようですが、バリ島はなかなか進まず、今年になって慌てて切り替えを進めているという事です。

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投資家ビザのメリット・デメリット

メリット

投資家ビザを取得するという事は、経営者であり、労働者(TKA)ではありません。
それにより、労働者雇用による各種制限がかからなくなります。

具体的に言うと以下のような事です

  • RPTKA(外国人労働者雇用計画書)の提出、認可が不要になる
  • 外国人労働者人数制限から除外される
  • DPK-TKA($1200/年の補償金)の支払いが不要になる

デメリット

ビザの再取得が必要になります

ビザは1回取得すれば、5年間は再取得はしなくてすみます。
しかし、就労ビザから投資家ビザへ切り替えるとなると、再度ビザを取り直さなくてはいけません。

ただし、ビザ取得の金額は、毎年行っているKITAS延長とそれほど変わりません。
また、ビザ取得は海外の領事館で行いますが、その渡航費もそれほど大きな負担とはなりません。
ただ、ちょっといつもの延長手続きより面倒が増えるといったところでしょう。

もう一つのデメリットは業務範囲の限定です。

投資家ビザは経営者ですので、外国人労働者の業務はできなくなります。
ただ、もともと外国人労働者は接客などの実務はできません。
また経営者になったから事務所、工場に出入りできないとか、会議に出席できないという事はありません。
ですので、実質業務範囲はあまり変わらないかと思います。

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今後考えられること

就労ビザへの締め付けが厳しくなる

経営者のビザを就労ビザから投資家ビザに切り替えることに対してインドネシアはメリットがあるのでしょうか?
メリットはほとんどないと思います。
逆に、DPK-TKAの$1200が入らなくなりますから、逆に損をしてしまうのではないでしょうか?

では、なぜいまさら投資家ビザを取らせようとしているのでしょうか?

わたしは、今後就労ビザへの締め付けを進めるためだと思います。

インドネシアとしては、外国資本は入れたいけど、外国人労働者は入れたくない、という考えです。
という事は、資本を投資してくれる経営者と外国人労働者をビザできっちり区別をする。
そのうえで、投資家ビザは優遇して、就労ビザは締め付けていく。
こうすれば、投資家は増えるが労働者は減っていくという事です。

実際、数年前から就労ビザの取得条件が厳しくなっています。
今後は、所有スキル、資格のチェックや滞在期間の限定などが起きてくると思います。

どうしていけばいいのか

バリ島で働きたいと考えた場合、これまでのように現地会社に入って働くという方法は難しくなるでしょう。
ジャカルタなど大企業がある場所なら、何とかなりますが、バリ島のように小さな会社しかない場所では、どこかの会社に雇ってもらい就労ビザで滞在という考えはあきらめた方がいいかもしれません。

自分で起業したいという場合も、PMA(外資企業)の最低資本金は10M(100億ルピア=8000万円)です。
投資家ビザで滞在するにも1M(10億ルピア=800万円)必要ですので、個人で起業は難しくなってくるでしょう。

そうなると、今後バリ島で仕事をしたいとなると、現実的には

  • ノマド生活で短期滞在
  • インドネシア人とのジョイント起業
  • インドネシア人との婚姻

といった方法になると思います。
今、説明したこれからのバリ島での働き方については、以下の記事で詳しく説明していますので、ご一読ください。
>>バリ島で稼ぐ5つの方法

ということで、最近バリ島で起こっている投資家ビザへの切り替えに関して、私が思っていることでした。

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