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「停電・断水は当たり前」は本当?バリ島インフラ事情と失敗しない住まい選び

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バリ島の断水、停電対策

この記事を読むと、バリ島で頻発する停電や断水のリアルな現状と、それに対する具体的な備え、そしてトラブルを未然に防ぐための住まい選びのポイントといった事がわかります。

バリ島はインフラが不安定だと聞くけれど、実際どれくらい不便なの?
急な停電や断水で生活が立ち行かなくなったらどうしよう
とお悩みの方は、ぜひこの記事を読んで、現地ならではのトラブル回避術をマスターし、不安のない快適なバリ島ライフを実現しましょう。

南国の楽園バリ島。
穏やかな時間と豊かな自然に惹かれて移住を決意する方も多いですが、生活を始めて最初に直面する「洗礼」とも言えるのがインフラ事情です。
日本では考えられないようなタイミングで電気が消え、蛇口から水が出なくなることも珍しくありません。

私自身、かつてジンバランに住んでいた際、お昼時になると決まって断水するという経験をしました。
実はこれ、近隣にスパが多く、一斉に水道水を使うため供給が追いつかなくなるというバリ島特有の理由があったのです。
こうした実体験から学んだのは、「インフラは止まるもの」と想定して備えることの重要性です。

本記事では、過去に起きた海底ケーブルの事故による大停電から、日々の宗教行事に伴う停電まで、バリ島のインフラ事情の裏側を徹底解説します。
さらに、ポータブル電源の活用や貯水タンクの設置など、今日からできる対策もご紹介します。
現地の事情を正しく理解し、しっかりとした対策を講じることで、インフラの不便ささえも「バリ島流」として楽しめる心の余裕が生まれるはずです。

バリ島移住の現実は?停電・断水の頻度とインフラ事情

一昔前までは、バリ島と言えば断水と停電はつきものと考えられていましたが、現在はだいぶインフラも整ってきて、過去に比べるとぐっと減ってきました。

バリ島で停電・断水はどのくらい起きるのか?

では、停電や断水はどれくらいあるのでしょうか?

まず停電についてですが、全島の半数以上が停電するような事故(ブラックアウト)は、めったに起きません。
かなり大きな事故ですので、2~3年に一度あるかといった感じです。
ただし、電気工事や宗教行事による停電は結構な頻度で起きていますが、日本のように事前通告がないので慣れていない外国人にとっては停電が多いと感じるかもしれません。

断水ですが、これはエリアによって大きな違いがあります。
都市部はPDAMという共同の水道による水の供給が主なので、施設の劣化やメンテナンスにより年に数回ほどの断水があるそうです。
一方郊外の田舎ではPDAMは無いので、井戸水を使っていますが、これもその地区の状況などによって変わってきます。
水の便が悪いところでは、頻繁に断水が起きますが、水が豊富なエリアではほとんど断水は起こりません。
ただし、井戸のポンプの故障や配管のつまりといった事故は発生する可能性があります。

停電の原因は?大規模停電から宗教行事まで

バリ島の電気は島内に数基あるガス発電機で賄われていますが、これだけでは島内すべての電力を賄うことはできません。
そのためジャワ島から海底ケーブルを使って電力を供給しています。
数年前に、このケーブルが切られ(某国の潜水艦がケーブルをひっかけたとの噂ですが)長いエリアで数日間停電が起こりました。(バリ島ブラックアウト事件)
また、今年も同様の停電が発生しましたが、これは送電のシステムの不具合が原因で数時間で戻りました。
このような大がかりの停電はほとんどが送電系統のトラブルですが、めったに起こるものではありません。

一方各地区では小規模な停電が発生します。
その原因としては

  • 地区の電気工事のため
  • 宗教行事(特にガベンと呼ばれる火葬式パレード)のためによる一時的な送電線の取り外し
  • 大雨による電柱の倒壊

といったものが主なものです。
大雨など災害による停電ならあきらめもつきますが、電気工事や宗教行事による停電なら、事前にアナウンスをしてほしいと思います。
実際、ほとんどアナウンスはなく、いきなり停電となるので、本当にストレスとなります。

これも、昔の話ですが数基あるバリ島のガスタービン発電機のうちの一基が老朽化によりメンテナンスが必要になり一か月間稼働が停止となりました。
この時は、残りの発電機とジャワからの送電でバリ島内の電力を賄うため各地で持ち回りの計画停電となったのです。
停電するエリアと時間は毎日新聞やテレビで発表されていましたが、その通りに停電せず「無計画停電」と呼ばれていました。

断水が起こる原因

断水が起こる原因ですがPDAM(水道)と井戸とではちょっと違ってきます。

まずPDAMという共同水道システムでの断水ですが、これは水不足と設備の老朽化が原因です。
共同水道ですので、供給量より消費量が上回ると供給不足になり断水となります。
共同水道といっても大きな井戸から水をくみ上げそれを各家庭などに分配しているので、供給量には制限があり、大量に使われると断水となります。
特に各家庭で水を使う朝や夕方に断水となることが多いです。

また、配管の劣化や破損、くみ上げや供給用のポンプの故障も断水の原因です。
ポンプ類の設備はメンテナンスを行っているので、それほど頻繁には故障しませんが、各家庭につながるパイプはほとんどメンテナンスは行われていないので劣化や破損による断水は日常茶飯事と言えるでしょう。

PDAMが無い地区や使っていない家庭は、自分の敷地内に井戸を掘りそこからくみ上げています。
この井戸ですが、エリアによっては水不足により一時的に水位が下がり断水することがよくあります。
以前私が住んでいたゲストハウスは古い井戸だったため、井戸が浅く朝晩などすぐに断水しました。
その後、もっと深い井戸を掘りなおしたので、以降断水することはありませんでした。
私が住んでいるウブドエリアは山が近いので地下水は豊富なんですが、クタやデンパサールといった南部エリアは地下水の量に比べ人口が多いので、乾季になると水不足で断水ということが多いそうです。

また井戸でよくある断水の原因は施設の故障やパイプの詰まりです。
ポンプが壊れたり、途中の拝観が割れて水が漏れるということ、よく聞きます。
以前、私が勤めていた会社のオフィスで急に断水し、業者を呼んで調べてもらったら、井戸から水をくみ上げるパイプにかえるが詰まっていたという衝撃的な事件もありました。

【停電対策】快適な生活を守るための備えと工夫

最近は少なくなったといっても、いつ起こるかわからない停電。
備えあれば憂いなし!対策を紹介します。

予備電源の確保(UPS、ポータブル電源、発電機)

いざというときのために予備電源を用意するといいでしょう。

ホテルやヴィラなどでは、大きなディーゼル発電機を長期リースしていざというときのために供えています。
宿泊施設だけではなく、銀行や官公庁、病院なども発電機は当然そろえています。
先日、デンパサール空港で配電設備のトラブルで空港が一時停電になったそうです。
この時もすぐに発電機に切り替えて管制システムなど重要な部門に影響が出ないようにしたそうです。

ディーゼル発電機まで大がかりな設備は必要ありませんが、小型のポータブル発電機を供えている家庭もあります。
これは前述のガスタービン発電機のメンテナンスで計画停電が起きたとき、かなり多くの家庭で買いそろえたそうです。
ホームセンターなどで1万円から2万円で揃います。

ここまで大がかりでなくても、パソコンを使っている家庭はUPS(無停電電源)を備えた方がいいでしょう。
パソコン作業中に急に停電になってせっかく作っていたデーターがすべて消えてしまったなんて悲しい思いを予防できます。
また、パソコンも急に電源を切ると故障の原因にもなるそうです。
ノートパソコンはバッテリーがあるので大丈夫ですが、大型のパソコンを使っている方はUPSは必要かと思います。

スマホやネット環境を止めないための通信対策

家庭でのネットをWifiを使われている方。
停電になると、Wifiのルーターも止まってしまい、ネットが使えなくなります。

こんな時助かるのがスマホです。
スマホはバッテリーで動いていますし、スマホの電波も止まるほどの停電はめったにありません。
停電時の情報収集や友人、家族との連絡のためにもスマホは使えるようにしておきたいですね。

照明と暑さ対策:充電式ライトと扇風機の活用

停電の時に困るのが照明と空調ですね。

照明については、懐中電灯や充電式ライトを用意しておくといいでしょう。
とりあえずはスマホのライトで明かりは得られますがスマホのバッテリーはそれほど長時間持ちませんし、情報収集などに使いたいですよね。
我が家のLED式のデスクライトは充電式なので停電しても1時間くらいは明かりが確保できます。
また、懐中電灯も準備していますよ。

空調に関しては、いくらポータブル発電機を使っていてもクーラー迄動かすとなるとちょっと難しいですね。
こんな時に頼りになるのが充電式の扇風機
最近はやりの持ち運びができる充電式ファンでもあるとないとでは大違い。
最悪、うちわや扇子も準備しておきましょう。

落雷にも注意

バリ島って結構雷が多いのです。
そして時々、家に落ちたりします。
家に雷が落ちた場合、火事も怖いのですが、電線に雷が乗って、電気製品が故障することがあります。

数年前に、私が住むゲストハウスに雷が落ちました。
幸い。火事にはなりませんでしたが、落雷のショックでクーラーが数台故障しました。
また、私のパソコンとWifiルーターも故障してしまいました。

後日、家に避雷針を取り付け、さらにパソコンとルーターにはサージキラーを付けて、万一落雷があっても被害が少なくなるような対策を打ちました。

特に落雷が多いウブドなどにお住まいの方は落雷対策をしっかりとしておきましょう。

【断水対策】水に困らないための住まい選びと設備

断水すると、家事に支障が出るし、おふろも入れません。
生活にも支障が出る断水での被害を少なくするための対策を紹介します。

【体験談】ジンバランで昼間に断水が頻発した理由とは?

私の体験談です。
私は以前、ジンバランというエリアに住んでいました。
このエリアの生活用水はPDAMという公営の水道を使っていましたが、毎朝10:00ごろから夜の20:00ごろまで断水し、ほとんど水が出ないという状況でした。

この原因はジンバランに多くあるスパ。
朝10:00から数あるスパが一斉に営業を開始します。
スパはフラワーバスやシャワーなど水をたくさん使う業種。
営業が始まると、水の使用量が一気に上がり、一般家庭への給水が止まってしまうということでした。

その対策として、各家庭にはトロンと呼ばれる貯水タンクが設置されていました。
スパが営業していない夜の間に、その貯水タンクに水をため、断水する昼間はためた水を使うという方法で日常生活に支障が出ないようにしていたんです。

貯水タンク(トロン)の設置は必須条件

私の体験談で紹介したように、各家庭に貯水タンクは必需品です。
PDAMで水は豊富に使えると言われても、機器の故障や配管の破損などにより、いつ断水するかわかりません。
そのため、一般家庭でも貯水タンクは必要なんですね。

また、井戸を使われている家でも貯水タンクは必ずと言っていいほど設置しています。
水を使うたびにポンプを駆動させ水をくみ上げていたら、ポンプの寿命も短くなるし、停電とかしたら水が使えなくなります。
そのため、井戸を使っている家でも貯水タンクは必須なんですね。

井戸水(Sumur)か水道(PDAM)か?それぞれのメリット・デメリット

バリ島の生活用水は、ほとんどの家で井戸水かPDAMという公共水道を利用しています。
山間部や田舎の家で、まだ川から汲んでくるとか、雨水をためてというところもありますが、本当にレアなケースです。

PDAMは、地方水道公社という意味で公共の水道施設です。
水道と言っても、共同の大きな井戸から地下水をくみ上げ、それをパイプで各家庭に配水するといったシステム。
地下水が少なく、また地下水汚染が心配な南部エリアではこのPDAMの水道が多く使われています。

メリットとしては、各家庭で井戸を掘る必要がなく、またポンプなどのメンテナンスが不要であること。
井戸を掘る必要が無いので初期投資費用が抑えられます。
デメリットとしては、毎月水道料金がかかる事と、どこかで大量に水を使うと他の家の給水量が減ってしまうことです。
また、水道と言っても地下水をくみ上げて分配しているだけなので、そのまま飲むことはできません。

井戸水は各家庭に井戸を掘り、ポンプで地下水をくみ上げて使う方法。
井戸の深さはその土地によりまちまちですが、私が住むウブドエリアではおよそ50-60mくらいの深さだそうです。
地下30-40mのところに大きな岩盤があり、その下に綺麗な地下水が流れていると、井戸業者から説明がありました。

地下水のメリットとしては、日々の水道代がかからないこと。
また、多少他の家で大量に水を使ってもあまり影響が出ないことです。
デメリットとしては、ポンプや配管のメンテナンスは自前でやらなくてはいけないこと。
また、エリアによっては地下水が出ないところ、井戸が掘れないところもあります。

このように、水道(PDAM)と井戸にはメリット、デメリットがありますが、住むエリアによって、水道が使えるか、井戸を使うかが決まってしまいます。
特に、敷地内に井戸を掘るのが大変で地下水が安定しない南部エリアはほとんどが水道だそうです。

予備の飲料水と生活用水の備蓄術

井戸にしろ、水道にしろ、日本より断水のリスクは高いです。
そのために、常に生活用水の確保は大切。
そのために、各家庭には貯水タンクが設置されていて、万一断水しても当面は対応できるようにしています。

また、井戸水にしろ水道水にしろ消毒はされていませんので、飲み水には使えません。
飲み水は湯沸かしを使うかミネラルウォーターを購入します。
この飲み水も常に多めに保管しておくことがいざ断水となったときに大変役に立ちます。

以前シャワーを浴びている時に断水になり、体に着いた石鹸を落とすために、もったいないですがミネラルウォーターを使った事があります。

トラブルを未然に防ぐ!物件探しのチェックポイント

バリ島では今も頻繁に発生する停電と断水。
移住生活の住宅探しの際、この停電、断水対策がされているかも重要なチェックポイントです。

内見時に確認すべき電気・水道設備のスペック

まず、住宅を決める際、電気と水道のスペックを確認しましょう。

電気の場合、電気の契約容量(Kw)を確認しましょう。
契約容量が大きくなるほど、基本の電気料金が上がります。電気代を押さえるのなら契約容量が小さいほうがいいです。
ただし、小さすぎるとエアコンや電気オープン、炊飯器を動かしただけでブレーカーが飛んでしまいます。
電気の使用量にあった契約容量にしましょう。

水の場合ですが、水道(PDAM)か井戸水かをまずは確認しましょう。
井戸の場合、ポンプの電気代だけで済みますが、水道の場合は毎月の水道代がかかりますので、その費用も生活費予算に組み込まなくてはいけません。
また、井戸の場合、井戸の深さやポンプの容量、どこに設置してあるかもちゃんと確認しておきましょう。
井戸にしろ、水道にしろパイプの経路や元栓の位置も確認が必要です。

そして貯水タンクの位置と容量もチェックしておきましょう。
貯水タンクは時々内部の清掃が必要です。タンクが天井裏とか高いタワーの上などに設置されていると清掃も大変ですので、どこにあるのかも、家探しの重要なポイントです

バンジャール(地域コミュニティ)からの事前情報収集

できたら、バンジャールやご近所から停電や断水の状況について聞いておくといいでしょう。
よく断水するとか、停電はほとんど起きないとか生の声を聴いておくのも大切なことです。

万が一の時の連絡先を整理しておく

その家に住むことが決まったら、停電や断水時の連絡を聞いておきましょう。
大家さんの連絡先はもちろんですが、電気会社や公共水道公社(PDAM)の担当者の連絡先も聞いておいたほうがいいでしょう。

また、電気屋さんや井戸屋さんの連絡先も聞いておけば、何かトラブルがあったとき、すぐに対処できますよね。

まとめ:インフラ事情を理解して「バリ島流」の暮らしを楽しもう

停電や断水が起きた場合、まずは大家さんに連絡するのが本筋かと思いますが、大家さんも不在であったり、なかなか対応してくれないこともあります。
なので、大家さんがいなくても自分で対応するくらいの覚悟は必要でしょう。

簡単な胡椒なら自分で修理してしまう。
担当者や業者に連絡して、対応してもらう。

このくらいの事はできないと、快適な暮らしはできないかと思います。
自分でできることは自分でやるくらいの気持ちで、バリ島移住生活を楽しみましょう。

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