バリ島賃貸物件事情

住宅・土地

バリ島の賃貸物件について

バリ島に長期滞在するための家を探したい
購入は資金的にも厳しいので賃貸物件が良い
家を賃貸する時の注意点などを教えてほしい

今回はこのようなお悩みに答えるために、バリ島の賃貸物件事情を解説します。

自分はバリ島にこれまで13年滞在し、5回引っ越しを経験しました。
その経験の中で得た家探しや賃貸物件の情報をシェアさせて頂きます。

今回解説するのは以下のような事

  • バリ島の賃貸物件にはどのようなものがあるのか、また家賃相場は?
  • 賃貸物件を探すときの方法と注意点
  • おススメの居住エリア

今回の記事を読んで頂ければ、バリ島の賃貸物件や住宅に関する知識を得ることができます。
その事により、間違いのない家探しができます。
今後、バリ島に移住したい、住んでみたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

今回は賃貸物件のお話をしますが、賃貸でなく土地や不動産の購入や投資を考えている方向けに、家や土地の購入について解説した記事があります。
バリ島で家やヴィラを購入しようという方は、ぜひこちらもご一読ください。
>>バリ島で家、土地、ビラを購入する方法

バリ島の賃貸物件

バリ島の賃貸物件事情

バリ島の代表的な賃貸物件について概要と家賃相場について解説していきます。

コス(アパート)

コスは、日本でいうアパートの事。
ローカル向けの物件が多いのですが、最近は資金に余裕があるローカルや外国人向けの高級なコスも増えてきました。

ローカル向けコス

ワンルームで風通しが悪く、トイレやお風呂が共同という所が多い。
ほとんどのところにはキッチンは無く、カセットコンロなどを使って調理をしたり、ワルンで買ってくることが多い。
住民の大半はインドネシア人なので、外国人が住むのはちょっと厳しい。

家賃相場は場所などにもよるがおよそRp500.000(4,000円)くらい。

中程度のコス

ワンルームだが、バストイレ付で、簡易キッチンがある事も。
ベッドやタンスなどの家具が付いていたり、通気もよく快適な物件もあります。
バスは水シャワーや水槽に溜めた水を手桶でかぶるタイプが多いが、中には温水シャワー完備という所も。
独身の若い方なら外国人でも居住可能。

家賃相場およそRp1.000.000(8,000円)くらいで、電気代は別。

高級コス

資金に余裕のあるローカルや外国人向けの高級なコス。
ワンルームだが、温水シャワー付きのバスや洋式トイレ、キッチンが完備。
ベッドやタンスなどの他にAC(クーラー)やテレビがあるところも!
デンパサールの官公庁周辺に多いです。

家賃相場およそRp2.000.000(16,000円)~Rp3.000.000(24,000円)くらい。
AC(クーラー)付きの部屋は電気代実費という所が多い。

超高級コス

完全に外国人向けの超高級コスでサービスアパートメントとも言われる。
部屋は、リビング+キッチン+ベッドルームのスイートタイプが多い。
ベッド、バス(バスタブ付きもある)、洋式トイレ、クローゼット、AC(クーラー)などが完備。
専門の警備員もいてセキュリティーも安心な所もあります。

家賃相場およそRp5.000.000(40,000円)~。
共同のプールやジムなども完備しているところもあるそうです。

バリ人宅に下宿

バリ島の多くの家庭は、一棟の建物に住んでいるのではなく、敷地内に何棟も建物を建て、両親、祖父母、兄弟と言った単位で住んでいます。
もともと、大家族で住んでいるので、中には空いて使っていない部屋もあり、そのような空き部屋を外国人などに貸しています。
また、最近は長期滞在の外国人や地方から出てきたインドネシア人向けに敷地内に専用の貸家、貸し部屋を立てている家庭もあります。

このような、バリ人の家庭内に下宿したり、部屋を借りるのは、保安上とても安心できます。
バリ人は大家族なので、誰かしら人がいて完全に留守になる事が無いので、とても安心できます。
また、バリ人家庭内に住むので、宗教行事等の文化に触れることができるので、バリ文化に興味のある方にはお勧め。

料金は、立地や部屋の広さ、間取り、施設によって様々。
安いところはRp1,000,000(8,000円)から高いところはRp5,000,000(40,000円)という所もあります。

集合住宅

広い敷地内に長期滞在者用の住宅が並んでいる、集合住宅。
ほとんどが、不動産会社や住宅管理会社が運営している外国人向けの物件です。

各家は独立しており、塀や垣根で区切られているのでプライバシーは大丈夫。
間取りも、リビング、キッチン、ベットルームが分かれたスイートタイプで、ワンルームという所はまずありません。
また、共同のプールやジム、テニスコートなどがあるところも。
スタッフも常駐しているので、トラブル対応も安心です。

料金相場は、場所や施設、間取りによって変わりますが、Rp6,000,000(50,000円)~Rp10,000,000(80,000円)くらい。
資金に余裕がある、リタイアメント層やファミリー向けの物件となります。

ヴィラ

ヴィラとは、別荘という意味で、かなりゴージャスな一戸建ての物件です。
オープンリビングや専用のプール、カーポートなどがあり、高級感満載の物件。
もちろん、リビングやキッチンは別になっており、複数のベットルームがある物件も!
また、海沿いや、渓谷、田んぼビューと言ったこだわりのヴィラもあります。

家を管理するスタッフというのはあまりおらず、お手伝いさんなどを雇うのが一般的です。
もちろん、ヴィラの中に住み込みのお手伝いさん用の部屋もあります。

家賃相場ですが、Rp10,000,000(80,000円)以上はするでしょう

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賃貸物件の探し方

賃貸物件の探し方

バリ島には、日本のような情報誌はありませんので、基本的にはネットや足で探すことになります。

不動産屋

スミニャック、ウブドといった長期滞在の外国人が多く集まるエリアのは、外国人向けの不動産屋さんがあります。
不動産屋さんの主な取り扱いは、ヴィラや高級コスと言った高級物件。
リタイアメント層や資金的に余裕がある方ならちょっと豪華な物件を探してみてもいいでしょう。

スーパーやカフェのボード

スーパーマーケットやカフェの入り口にあるコミュニケーションボードで貸家やヴィラ情報を探してみるのもいいでしょう。
このような所に掲載される物件は、ほとんどが不動産屋さんなどは通さず、大家さんやオーナーが直に借り手を探しているので、意外とお値打ち価格で見つけることもできます。
ただし、早い者勝ちなので、こまめにチェックすることが必須!

インターネット

最近はインターネットで借主を探すオーナーも増えてきました。
特に、FaceBookのエリアコミュニティなどに時々賃借物件情報がのります。
ただし、ほとんどが英語での情報になります。

口コミ

コスや貸家など安い物件は今でも口コミでの情報が一番多いです。
ワルンの女将さんなどに、何か良い物件は無いか聞いてみると、意外と掘り出し物が見つかる事も
また、ローカルの友人に家を探している事を話しておくと、賃貸物件を探してくれることもあります。

賃貸物件を探すときの注意点

賃貸物件を探すときの注意点

賃貸物件と言えども家を借りるのはかなり大きな買い物です。
借りた後に後悔してももう遅い!
まずは、しっかりと確認をしましょう。

物件の条件と優先順位を決める

長期間住むところですから、いろいろこだわりがあると思います。
しかし、そんな拘りが100%達成できる物件はそうそうありません。
そうなると、なかなか物件を決めることができなかったり、途中で妥協してあとで後悔なんてことも。

そこで、まず物件の条件を決めましょう。
場所はどこか?
間取りや広さは?
家具や設備で最低限必要なものは?
家賃の予算は?
など

そのうえで、優先順位を決めましょう。
例えば、ホットシャワーとバスタブ付きは譲れない。
ビーチまで徒歩5分以内。
といった、絶対にゆずれないポイントを決めておきます。

この条件と優先順位をはっきりさせておけば、不動産屋さんや人に尋ねるときも、希望に沿わない物件の紹介という事が無くなりますよ。

現地確認をする

物件が見つかったら、必ず現地確認をしましょう。

日本の場合、管理者や大家さんが不具合点などを治し、完璧な状態で貸してくれます。
しかし、バリ島の場合は故障個所や不具合点があっても、治していない事が多い。
実際住んでみてから、いろいろ問題が出てくることもあります。

だから、現物を確認し、不具合や問題をしっかり出しておきましょう。
そのうえで、借りるときその問題点をどうするかきめます。
入居までに大家さん側で修繕しておくのか?
こちらで修繕する場合、その分家賃は引いてくれるのか?
借りる前にちゃんと決めておくことが肝心です。

よく、日本にいて、不動産屋さんや仲介者にすべてオマカセという方がいます。
ほとんどの場合、実際住み始めてから問題が見つかり、揉めます。
現物確認、本当に大切ですよ。

賃貸条件をしっかりと確認する

賃貸条件もしっかりと確認しましょう。

  • 家賃はいくらで、いつ支払うのか?
  • 雨漏りや水道の故障など、不具合が出たら、大家さん、借り手側どちらが修理するのか?
  • 火災保険などは入っているのか?

特に確認していただきたいのは、再契約に関する件です。
通常、賃貸契約は1年から3年程度の有期限となっております。
この契約が切れたら、再契約となるのですが、その際優先的に契約してもらえるかという事。

再契約しようとしたら、もう次に貸す人が決まっているから、契約はできない。
なんてことも、実際あるのです。
だから、再契約は自分が最優先という条件も付け加えておいてください。

周囲の状況を確認する

住む家というのは立地もすごく重要

海の見える、周囲に家が無い岬の先端の一戸建て。
すごくロマンティックですが、日ごろの買い物どうしますか?
岬の先端だと、風も強そうですね?

スーパーやコンビニ、病院などは近くにあるか?
雨季にに洪水などは起きないか?(バリ島ではすごく大切なこと)
周囲に、うるさいクラブやレストランなどないか?
こんな事、ちゃんと考えておきましょう。

それと、意外と大切なのが近くに日本人が住んでいるかどうか?
外国に住むのだから、日本人がいない所!
なんて考える方がいますが、何かトラブルがあった時に頼りになるのは同じ国の同胞です。
すぐに連絡が取れるところに日本人がいた方が、安心ですよ。

バンジャールの対応を調べる

バンジャールとは町内会の事。
最小行政単位と言われていますが、このバンジャール、外国人が滞在するのにすごく重要なんです。

バンジャールの仕事は、主に宗教行事。
地域内のお寺の管理からお祭りの実行、そして構成員の結婚式やお葬式もバンジャールの協力なくては進みません。

宗教行事の他にも、地域内の道路整備やごみ集め、災害時の復旧など、日常生活に密着しています。
また、外国人居住者への居住証明書の発行など、KITAS(居住証明)やSKTT(外国人居住届)などの手続きに必要な書類発行も行っています。

こんな大切なバンジャールですが、中には外国人に非協力的な所もあります。
外国人だけ町内会費が高かったり、必要書類を出してくれなかったり、嫌がらせをされたり・・・
バンジャールの対応に嫌気がさして引っ越していく外国人も多いんですよ。

賃貸物件の選定には、バンジャールが外国人に協力的かどうかも選定ポイント。
まず近くに外国人が住んでいるかどうか?
もし全く住んでいなかったら、外国人に非協力的かもしれません。
また、住んでいたら一度意見を伺ってみてください。
意外と、やめておけなんてアドバイスがあるかも?

関連記事

バンジャールとの関係が悪くなると、その場所から引っ越しなんてことも!
そんな重要なバンジャールについては以下の記事で詳しく解説してあります。

>>バリ島での家探し・バンジャール調査も重要項目

おススメの居住エリア

バリ島おススメの居住エリア

バリ島は小さな島ですが、エリアによって雰囲気も住み心地も違います。
バリ島内でも日本人移住者が多く住むおススメのエリアを紹介します。

サヌール

昔から外国人の長期滞在者が多いエリアです。
空港、官公庁、繁華街などどこに行くにも便利なエリアで、病院も近く住みやすい。
クラブやディスコなどが無く、それほど騒がしくないので、シニア層の滞在者が多い。
日本人会の補習校もサヌールにあるので、ファミリー層にも人気です。
また、東向きのビーチが近いのも人気のポイント。

一軒家や集合住宅(ビラ)、コスなどが多い。
バイパスを挟んで海側と市街地側に分かれるが、リタイア層は海側、ファミリー層は市街地側を選ぶ傾向がある。

スミニャック

ビーチが近いの海好きの方に人気のエリアです。
ヴィラや一軒家が多く、コスはあまりない印象。
白人の滞在者が多く、おしゃれなカフェやレストランも多いので、ハイソなイメージがあります。
空港や官公庁、大きな病院からはちょっと距離があります。

エリアの南側はホテルが多いので、家賃も高めになる。
その為、北側のクロボカンが人気ですが、最近はさらに北側のチャングー方面を選ぶ方が増えています。

ジンバラン

新興住宅街というイメージ。
空港に近く、官公庁街からもそれほど遠くありません。
また、大きな病院もあります。

住宅街なので貸家が多く、一軒家を借りている滞在者も多い。
また、他の島から移住してきたローカルも多く住んでいます。
その為、キリスト教教会、モスク(イスラム教教会)もおおくあります。

ウブド

静かな山間の村なので、高齢者が多い。
芸術の村として有名なので、伝統舞踊や音楽、絵画好きの方もこのエリアを選びます。
ただし、空港、官公庁という中心部からは離れており、また大きな病院も近くにないのが欠点。

ウブド王宮周辺は観光地のためあまりよい賃貸物件はありません。
特に欧米系の滞在者は田園風景や自然を好むので、そのような方向けに郊外にはヴィラが多いです。
コスもありますが、ほとんどがローカル向け。
一軒家を借りたり、バリ人宅に下宿というパターンが多いです。

この記事を書いた人 とりいただし

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