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バリ島賃貸物件事情~アパート・コス・ヴィラ・一軒家などを借りるには?

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バリ島の賃貸物件について

この記事ではバリ島のアパート、コス、ヴィラ、一軒家など賃貸物件の状況や賃貸契約時の注意点などについて紹介します。

KITAS(居住許可)を取得すれば、外国人でも土地の購入は可能です。
土地を購入・登記し、そこにヴィラを建てて暮らしている外国人もいます。
でも、資金的に厳しかったり、場合によっては別の場所に移住を考えているのなら、アパート、コス、ヴィラ、一軒家などを賃貸するのもアリだと思います。

自分の趣味にあった家を建てるのも魅力的ですが、資金や建設期間などを考えると、気に入った物件を賃貸する方が簡単。
また、飽きたり何かあったら、引っ越しをしてまた別な物件に移ることができるのも賃貸の魅力ですよね。

とはいえ、日本とは若干違うバリ島の賃貸物件事情
しっかりと理解しておかなければ思わぬトラブルに合うなんてこともあります。

そこで、この記事では不動産業者の協力を得てバリ島の賃貸物件の種類や家賃相場、探し方、そして契約する時の注意などを紹介します。

この記事を読んで頂ければ、バリ島の賃貸物件事情について理解して頂けます。
その事により、バリ島移住をする際、賃貸物件のトラブルに巻き込まれる事なく、住みやすい家探しをすることができます。
今後、バリ島に移住し家探しをしようという方、ぜひ参考にしてください。

今回は賃貸物件のお話をしますが、賃貸でなく土地や不動産の購入や投資を考えている方向けに、家や土地の購入について解説した記事があります。
バリ島で家やヴィラを購入しようという方は、ぜひこちらもご一読ください。
>>バリ島で家、土地、ビラを購入する方法

YouTube動画でも解説しています

バリ島の賃貸物件

バリ島の賃貸物件事情

バリ島の代表的な賃貸物件について概要と家賃相場について解説していきます。

コス・アパート

コスとは、日本でいうアパートの事。
ローカル向けの物件が多いのですが、最近は資金に余裕があるローカルや外国人向けの高級なコスも増えてきました。

ローカル向けコス

ワンルームで風通しが悪く、トイレやお風呂が共同という所が多い。
ほとんどのところにはキッチンは無く、カセットコンロなどを使って調理をしたり、ワルンで買ってきて済ませます。
住民の大半はインドネシア人なので、外国人が住むのはちょっと厳しい。

家賃相場は場所などにもよるがおよそRp500.000(5,000円)くらい。

中程度のコス

ワンルームだが、バストイレ付で、簡易キッチンがある物件も。
ベッドやタンスなどの家具が付いていたり、通気もよく快適な物件もあります。
バスは水シャワーや水槽に溜めた水を手桶でかぶるタイプが多いが、最近は温水シャワー完備のところも増えてきました。
独身の若い方なら外国人でも居住可能。

家賃相場およそRp1.000.000(10,000円)~Rp1.500.000(15,000円)くらいで、電気代は別のところがほとんどです。

高級コス

資金に余裕のあるローカルや外国人向けの高級なコス。
ワンルームだが、温水シャワー付きのバスや洋式トイレ、キッチンが完備されています。
ベッドやタンスなどの他にAC(クーラー)やテレビがあるところも!
デンパサールの官公庁周辺に多いです。

家賃相場およそRp3.000.000(30,000円)~Rp6.000.000(60,000円)くらい。
AC(クーラー)付きの部屋は電気代実費という所が多い。

超高級コス(サービスアパートメント、レジデンス)

完全に外国人向けの超高級コスでサービスアパートメントやレジデンスとも言われる。
部屋は、リビング+キッチン+ベッドルームのスイートタイプが多いです。
ベッド、バス(バスタブ付きもある)、洋式トイレ、クローゼット、AC(クーラー)などが完備。
専門の警備員もいてセキュリティーも安心な所もあります。

家賃相場およそRp8.000.000(80,000円)~。
共同のプールやジムなども完備しているところもあるそうです。

バリ人宅に下宿

バリ島の多くの家庭は、一棟の建物に住んでいるのではなく、敷地内に何棟も建物を建て、両親、祖父母、兄弟と言った単位で住んでいます。
もともと、大家族で住んでいるので、中には空いて使っていない部屋もあり、そのような空き部屋を外国人などに貸しています。
また、最近は長期滞在の外国人や地方から出てきたインドネシア人向けに敷地内に専用の貸家、貸し部屋を建てている家庭も。

このような、バリ人の家庭内に下宿したり、部屋を借りるのは、敷地内に常にだれかいるので、保安上とても安心です。
また、バリ人家庭内に住むので、宗教行事等の文化に触れることができるので、バリ文化に興味のある方にはお勧め。

料金は、立地や部屋の広さ、間取り、施設によって様々です。
安いところはRp1,000,000(10,000円)から高いところはRp5,000,000(50,000円)という所も。

ゲストハウス

旅行者向けのゲストハウス(民宿)に長期滞在という方もいらっしゃいます。
長期休暇がとれる外国人が多いバリ島では、1カ月や半年といった長期滞在も珍しくありません。

ゲストハウスの良いところは、ベッドやタンス、クーラーなどある程度の家具が揃っていること。
また、スタッフも外国人に慣れているので、基本英語が通じます。

欠点としては、キッチン付きのところが少ない事。
あっても簡易的な物や、共同キッチンといったところも。
そして、お宿ですので他の滞在者によって快適性が損なわれることもあります。

とはいえ、Agodaなどのホテル予約サイトで簡単に見つけることもできますので、移住したばかりの時はかなり重宝します。
まずは、ゲストハウスに滞在して、気に入ったヴィラや一軒家などを探してもいいでしょう。

家賃は、立地や間取りなどによりまちまちですが、1泊Rp150.000(1,500円)~Rp300.000(3,000円)程度のところがねらい目。
月単位での長期計画なら10~20%の割引も可能かも?

貸家(一軒家)

バリ島以外から越してきたインドネシア人向けに建てられた一軒家でファミリー向け。
バリ式の住宅ではなく、リビング、バス、トイレ、キッチンがすべて建屋の中にある、日本の住宅に近い構造となっています。
二階建ての物件が多く、また庭やカーポートなどがある物件も。

デンパサール市内や新興住宅地に多い物件で、クタ、スミニャック、ウブドといった観光エリアからは離れています。
家賃は年契約のところが多い。
立地や間取りによって様々だが、Rp20.000.000/年といった掘り出し物もあります。

集合住宅

広い敷地内に長期滞在者用の住宅が並んでいる、集合住宅。
ほとんどが、不動産会社や住宅管理会社が運営している外国人向けの物件です。

各家は独立しており、塀や垣根で区切られているのでプライバシーは大丈夫。
間取りも、リビング、キッチン、ベットルームが分かれたスイートタイプで、ワンルームという所はまずありません。
また、共同のプールやジム、テニスコートなどがあるところも。
スタッフも常駐しているので、トラブル対応も安心ですね。

料金相場は、場所や施設、間取りによって変わりますが、Rp6,000,000(60,000円)~Rp10,000,000(100,000円)くらい。
資金に余裕がある、リタイアメント層やファミリー向けの物件となります。

ヴィラ

ヴィラとは、別荘という意味で、かなりゴージャスな一戸建ての物件
オープンリビングや専用のプール、カーポートなどがあり、高級感満載の物件ばかり。
もちろん、リビングやキッチンは別になっており、複数のベットルームがある物件も!
また、海沿いや、渓谷、田んぼビューと言ったこだわりのヴィラもあります。

家を管理するスタッフというのはあまりおらず、お手伝いさんなどを雇うのが一般的。
もちろん、ヴィラの中に住み込みのお手伝いさん用の部屋も用意されています。

家賃相場ですが、Rp10,000,000(100,000円)以上はします。

賃貸物件の探し方

賃貸物件の探し方

バリ島には、日本のような情報誌はありませんので、基本的にはネットや足で探すことになります。

不動産屋

スミニャック、ウブドといった長期滞在の外国人が多く集まるエリアのは、外国人向けの不動産屋さんがあります。
不動産屋さんの主な取り扱いは、ヴィラや高級コスと言った高級物件。
リタイアメント層や資金的に余裕がある方ならちょっと豪華な物件を探してみてもいいでしょう。

スーパーやカフェのボード

スーパーマーケットやカフェの入り口にあるコミュニケーションボードで貸家やヴィラ情報を探してみるのもいいでしょう。
このような所に掲載される物件は、ほとんどが不動産屋さんなどは通さず、大家さんやオーナーが直に借り手を探しているので、意外とお値打ち価格で見つけることもできます。
ただし、早い者勝ちなので、こまめにチェックすることが必須!

インターネット

最近はインターネットで借主を探すオーナーも増えてきました。
特に、FaceBookのエリアコミュニティなどに時々賃借物件情報がのります。
ただし、ほとんどが英語での情報になります。

口コミ

コスや貸家など安い物件は今でも口コミでの情報が一番多いです。
ワルンの女将さんなどに、何か良い物件は無いか聞いてみると、意外と掘り出し物が見つかる事も
また、ローカルの友人に家を探している事を話しておくと、賃貸物件を探してくれることもあります。

賃貸物件を探すときの注意点

賃貸物件を探すときの注意点

賃貸物件と言えども家を借りるのはかなり大きな買い物です。
借りた後に後悔してももう遅い!
まずは、しっかりと確認をしましょう。

物件の条件と優先順位を決める

長期間住むところですから、いろいろこだわりがあると思います。
しかし、そんなこだわりが満足できる物件はそうそうありません。
そうなると、なかなか物件を決めることができなかったり、途中で妥協してあとで後悔なんてことも。

そこで、まず物件の条件を決めましょう。
場所はどこか?
間取りや広さは?
家具や設備で最低限必要なものは?
家賃の予算は?
など

そのうえで、優先順位を決めましょう。
例えば、ホットシャワーとバスタブ付きは譲れない。
ビーチまで徒歩5分以内。
といった、絶対にゆずれないポイントを決めておきます。

この条件と優先順位をはっきりさせておけば、不動産屋さんや人に尋ねるときも、希望に沿わない物件の紹介という事が無くなりますよ。

現地確認をする

物件が見つかったら、必ず現地確認をしましょう。

日本の場合、管理者や大家さんが不具合点などを治し、完璧な状態で貸してくれます。
しかし、バリ島の場合は故障個所や不具合点があっても、治していない事が多い。
実際住んでみてから、いろいろ問題が出てくることもあります。

だから、現物を確認し、不具合や問題をしっかり出しておきましょう。
そのうえで、借りるときその問題点をどうするかきめます。
入居までに大家さん側で修繕しておくのか?
こちらで修繕する場合、その分家賃は引いてくれるのか?
借りる前にちゃんと決めておくことが肝心です。

よく、日本にいて、不動産屋さんや仲介者にすべてオマカセという方がいます。
ほとんどの場合、実際住み始めてから問題が見つかり、トラブルとなります。
現物確認、本当に大切ですよ。

賃貸条件をしっかりと確認する

賃貸条件もしっかりと確認しましょう。

  • 家賃はいくらで、いつ支払うのか?
  • 雨漏りや水道の故障など、不具合が出たら、大家さん、借り手側どちらが修理するのか?
  • 火災保険などは入っているのか?

特に確認していただきたいのは、再契約に関する件です。
通常、賃貸契約は1年から3年程度の有期限となっております。
この契約が切れたら、再契約となるのですが、その際優先的に契約してもらえるかという事。

再契約しようとしたら、もう次に貸す人が決まっているから、契約はできない。
なんてことも、実際あるのです。
だから、再契約は自分が最優先という条件も付け加えておいてください。

周囲の状況を確認する

住む家というのは立地もすごく重要

海の見える、周囲に家が無い岬の先端の一戸建て。
すごくロマンティックですが、日ごろの買い物どうしますか?
岬の先端だと、風も強そうですね?

スーパーやコンビニ、病院などは近くにあるか?
雨季にに洪水などは起きないか?(バリ島ではすごく大切なこと)
周囲に、うるさいクラブやレストランなどないか?
こんな事、ちゃんと考えておきましょう。

それと、意外と大切なのが近くに日本人が住んでいるかどうか?
外国に住むのだから、日本人がいない所!
なんて考える方がいますが、何かトラブルがあった時に頼りになるのは同じ国の同胞です。
すぐに連絡が取れるところに日本人がいた方が、安心ですよ。

バンジャールの対応を調べる

バンジャールとは町内会の事。
最小行政単位と言われていますが、このバンジャール、外国人が滞在するのにすごく重要なんです。

バンジャールの仕事は、主に宗教行事。
地域内のお寺の管理からお祭りの実行、そして構成員の結婚式やお葬式もバンジャールの協力なくては進みません。

宗教行事の他にも、地域内の道路整備やごみ集め、災害時の復旧など、日常生活に密着しています。
また、外国人居住者への居住証明書の発行など、KITAS(居住証明)やSKTT(外国人居住届)などの手続きに必要な書類発行も行っています。

こんな大切なバンジャールですが、中には外国人に非協力的な所もあります。
外国人だけ町内会費が異常に高かったり、必要書類を出してくれなかったり、嫌がらせをされたり・・・
バンジャールの対応に嫌気がさして引っ越していく外国人も多いんですよ。

賃貸物件の選定には、バンジャールが外国人に協力的かどうかも選定ポイント。
まず近くに外国人が住んでいるかどうか?
もし全く住んでいなかったら、外国人に非協力的かもしれません。
また、住んでいたら一度意見を伺ってみてください。
意外と、やめておけなんてアドバイスがあるかも?

関連記事

バンジャールとの関係が悪くなると、その場所から引っ越しなんてことも!
そんな重要なバンジャールについては以下の記事で詳しく解説してあります。

>>バリ島での家探し・バンジャール調査も重要項目

おススメの居住エリア

バリ島おススメの居住エリア

バリ島は小さな島ですが、エリアによって雰囲気も住み心地も違います。
バリ島内でも日本人移住者が多く住むおススメのエリアを紹介します。

サヌール

昔から外国人の長期滞在者が多いエリアです。
空港、官公庁、繁華街などどこに行くにも便利なエリアで、病院も近く住みやすい。
クラブやディスコなどが無く、それほど騒がしくないので、シニア層の滞在者が多い。
日本人会の補習校もサヌールにあるので、ファミリー層にも人気です。
また、東向きのビーチが近いのも人気のポイント。

一軒家や集合住宅(ビラ)、コスなどが多い。
バイパスを挟んで海側と市街地側に分かれるが、リタイア層は海側、ファミリー層は市街地側を選ぶ傾向があります。

スミニャック

ビーチが近いの海好きの方に人気のエリアです。
ヴィラや一軒家が多く、コスはあまりない印象。
白人の滞在者が多く、おしゃれなカフェやレストランも多いので、ハイソなイメージがあります。
空港や官公庁、大きな病院からはちょっと距離があります。

エリアの南側はホテルが多いので、家賃も高めになる。
その為、北側のクロボカンが人気ですが、最近はさらに北側のチャングー方面を選ぶ方が増えています。

エリアの真ん中を南北にサンセットロードというバイパスが走っています。
このバイパスより西側(ビーチ側)は、外国人が多く住むエリア。
東側はローカルが多く住むエリアと考えておくといいでしょう。

ジンバラン

新興住宅街というイメージ。
空港に近く、官公庁街からもそれほど遠くありません。
また、大きな病院もあります。

住宅街なので貸家が多く、一軒家を借りている滞在者も多い。
また、他の島から移住してきたローカルも多く住んでいます。
その為、キリスト教教会、モスク(イスラム教教会)もおおくあります。

ウブド

静かな山間の村なので、高齢者が多い。
芸術の村として有名なので、伝統舞踊や音楽、絵画好きの方もこのエリアを選びます。
ただし、空港、官公庁という中心部からは離れており、また大きな病院も近くにないのが欠点。

ウブド王宮周辺は観光地のためあまりよい賃貸物件はありません。
特に欧米系の滞在者は田園風景や自然を好むので、そのような方向けに郊外にはヴィラが多いです。
コスもありますが、ほとんどがローカル向け
郊外の一軒家を借りたり、バリ人宅に下宿というパターンが多いです。

バリ島賃貸物件事情のまとめ

バリ島移住生活で住む家は、土地を借りて新築するのもいいのですが、費用や建設期間などの関係より賃貸の方をおススメします。

バリ島の賃貸物件は、ざっくり分けて、コス(アパート)、下宿、貸家(一軒家)、集合住宅、ヴィラに分かれます。
各々、条件や家賃が違いますので、家族構成や条件などからどのような賃貸物件に住むか決めるといいでしょう。

バリ島には不動産屋さんもありますが、ほとんどは高級なヴィラや貸家を紹介するところばかり。
コス(アパート)や下宿、お値打ちな貸家などは、口コミやネットで探すことになります。

賃貸物件を借りるときに一番注意してもらいたいのは現物確認と契約内容。
日本では大家さんなどが貸す前にしっかりと物件のメンテナンスをしてくれますが、バリ島はほとんど現状渡し。
借りる前に故障個所などをしっかり確認し、だれの責任で修理するかを決めておいた方が良いです。
また、契約書もしっかりと確認しておかないと、あとあとトラブる事もあります。

ざっくり言って、クタ、スミニャック、ウブドなど観光地近くはヴィラや高級アパートなど家賃高めの物件が多い。
逆にデンパサールやジンバランといったローカルエリアに近いところはお値打ちなアパートや一軒家などが見つかる事も。
とはいえ、いくら安いからと言っても生活に不便な場所では困ります。
どんなエリアに住みたいかは家賃や住みやすさなどで決めましょう。

移住、長期滞在は旅行と違い長期間その場所に住むことになります。
雰囲気やイメージだけで決めず、生活しやすさや家賃など現実面を重要視して、住みやすい物件を探してください。

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