
この記事を読むと、バリ島移住生活において英語がどこまで通用するのか、英語だけの暮らしで直面するリアルな限界と、50代からでも無理なく始められるインドネシア語の効率的な勉強法がわかります。
「海外移住したいけれど、今から新しい言語を覚えられるか不安」
「バリ島は観光地だから英語だけで十分だと聞いたけれど本当?」
とお悩みの方は、この記事を読んで言葉の壁に対する不安を解消し、現地でのトラブルにも動じない安心で快適なバリ島ライフを実現しましょう。
南国の楽園バリ島は、世界中から観光客が集まるリゾート地です。
そのため「英語さえ話せれば生活できる」と言われることも多く、実際に移住のハードルを低く感じている方も少なくありません。
しかし、観光での滞在と「暮らすこと」の間には、言語において大きなギャップが存在します。
日常生活のちょっとした買い物なら英語で問題なくても、いざ病気になったとき、賃貸契約のトラブルに巻き込まれたときなど、一歩踏み込んだ局面ではローカルの言葉であるインドネシア語の壁が立ちはだかります。
そこで本記事では、英語だけで生活する限界の境界線をリアルにお伝えするとともに、実は文法がシンプルで中高年層にこそ優しいインドネシア語の特性を解説します。
完璧を目指さず、大人の知恵を活かした「サバイバル語学術」を身につけて、バリ島での暮らしをもっと深く、楽しいものにしていきましょう。
目次
バリ島移住生活は「英語だけ」で乗り切れるのか?
インドネシア語はいまいちだけど、英語なら日常会話に不自由しない。
仕事の関係などで、結構英語ができる方もいらっしゃいますが、バリ島移住生活では英語だけで乗り切れるのでしょうか?
観光地・リゾートエリアなら英語だけでも不自由しない理由
バリ島に旅行に来た方の多くは、ほとんどの場面で英語が通じて安心したと感じるでしょう。
実際、ホテル、カフェ、レストラン、スーパーマーケット、コンビニ、お土産屋さんなどの多くはスタッフは英語ができる人が多いです。
だから、英語ができれば移住生活も問題ないと思えるし、実際英語しかできない外国人移住者も多くいます。
しかし、これは観光客など外国人相手のエリアだけの事なんです。
その理由は、バリ島が観光の島でお客さんの大半が外国人だから。
英語ができないと仕事にならないので、バリ島の観光業関係者は英語を勉強して話せるようになっているのです。
だから、観光客が多いリゾートエリアを離れると、英語が通じないという場面もよくあるんですよ。
実はジャカルタはあまり英語が通じない
バリ島では結構英語が通じたから、インドネシアの首都ジャカルタなら、みんな英語ができるのだろう。
なんて考えていたら、大きな間違い。
実はジャカルタはバリ島ほど英語が通じないのです。
ジャカルタは政治と経済の中心地。
ここを訪れる外国人は政治がらみかビジネス、特に駐在員さんが多いのです。
ビジネスで訪れる外国人に対しては、会社側が通訳を付けたりして対応してくれます。
だから、ジャカルタの方は英語を勉強する必要はあまりないんですね。
ジャカルタのショッピングモールに行ってみてください。
インドネシア語ができないと買い物一つできませんよ。
リゾートエリアだけで生活するのなら、英語だけでもなんとかなるけど
バリ島では英語が通じる場面が多々あります。
だから、英語だけで移住生活をすることはできます。
英語しかできない外国人でも移住生活をしています。
しかし、英語で生活できるのはいわゆるリゾートエリアのみ。
一歩ローカルエリアに行ったら、多少は英語ができる方もいますが、基本インドネシア語ができないと不自由をします。
中には、専属の通訳さんを雇って、インドネシア語ができなくても大丈夫という人もいますが、それは十分な資金がある方のみ。ごく普通の移住者なら、多少なりともインドネシア語ができないと、不自由さを味わうことになります。
ここが境界線!バリ島生活で「英語だけの限界」を感じる4つの瞬間
英語だけでの移住生活、ちょっとしたことで「これはムリ」と感じることがあります。
そんな時にそう感じるのか、紹介します。
1.ローカルの病院やトラブル発生時
病気や事故などトラブルが起きたとき、インドネシア語ができないと苦労することがあります。
インターナショナルホスピタルという大きな病院に行けば、英語は通じますし、中には日本語通訳さんがいる病院もあります。
しかし、ローカルの小さな病院やプスケスマスという診療所では英語は期待薄。
インドネシア語ができないと、病状なども満足に伝えられません。
また、警察や役所なども中央の大きなところなら英語で何とかなりますが、地方の小さな分室などでは英伊語だけでは期待薄。
お互いの意思疎通ができず、話がややこしくなることもあるんですね。
2.賃貸契約や土地売買など、一歩踏み込んだ手続き
家の賃貸契約や土地の売買契約書はすべてインドネシア語で書かれています。
そのため、インドネシア語ができないと契約内容もよくわからないということがあります。
いまは、AIなどを使って翻訳もできますが、昔はよくわからない契約書にサインをし、大損をしたという話よくありました。
ビジネス関係の書類も基本インドネシア語ですので、商売をされる方はインドネシア語が分からないと困る場面が多々ありますね。
3.市場(パサール)やローカルワルンでの価格交渉
リゾートエリアのレストランやお土産物屋なら英語は通じます。
しかし、ローカルエリアの市場やワルンはお客さんはローカルの方々なので英語は通じないと思ってもいいでしょう。
これが欲しいとか、これはいくら?といった簡単な会話なら身振り手振りでもなんとかなりますが、価格交渉となったらインドネシア語ができないと進みませんし、相手側も嫌がります。
ただ、最近は若い方は学校や塾で英語を習っているので、英語しかできなくても、若い子を連れてきて通訳をさせるなんてこともあります。
4.現地スタッフや近隣住民と「心の距離」を縮めたいとき
お店の店員さんや近所の方が英語ができたとしても、やっぱりインドネシア語で話しかけられたらうれしくなります。
日本でも海外から来た観光客が「コンニチハ」とか「オイシイデス」なんて日本語で言ってくれたらうれしいですよね。
インドネシアでもそれは同じで、下手でもインドネシア語を使うことにより、人と人との関係も良くなっていくんです。
だから、挨拶やお礼など簡単なインドネシア語でも使うようにしたほうが、絶対生活が楽しくなるんです。
50代から始める!挫折しないインドネシア語勉強法
移住生活ではインドネシア語が必要というのがわかっても、これからインドネシア語を勉強するのって・・・
と腰が引けている方!大丈夫ですよ。
実は英語より簡単?インドネシア語が中高年に優しい理由
実はインドネシア語は英語より簡単です。
インドネシア語は世界で母国語の次に簡単な言語と言われているのです。
インドネシアは数千の島(昔は1万の島と言われていましたが、それは間違いだったそうです)が集まってできた多民族国家。
島ごとに民族が違い言語も違うと言われていました。
そんなインドネシアが国家として独立した時、最初に取り組んだのが統一言語の作成なのです。
みんなの言葉が違っていたら、国として一つにまとまることができないから、共通言語が必要だったのです。
つまり、インドネシア語はインドネシアが独立するときに作られた言語で、すべての国民が簡単に理解できるように作られているのです。
例えば、日本語は5万語あると言われている単語数ですが、インドネシア語は3千程度しかありません。
また文法も簡単で、単語を並べれば、何とか通じてしまうのです。
こんな簡単な言語だからシニアの方でもがんばれば覚えられるんですよ。
実は私もバリ島を移住先に決めた理由の一つが言語が簡単というものでした。
完璧を目指さない!「サバイバル言語」としての割り切り方
世界で一番簡単と言われるインドネシア語。
とはいえ、きちんとしたインドネシア語を覚えるには結構苦労します。
特に、政治やビジネスで使われるインドネシア語は結構難しくて、完璧に使えるようになるには数年以上はかかります。
でも、移住生活をするのに、そこまで完璧なインドネシア語は必要ありません。
文法も厳密にいえば結構難しいし、接頭語や接尾語、動詞の変化など学問的に難しい面もありますが、そこまで覚える必要はなし。
普段の生活に困らないだけのいわゆる「サバイバル言語」ができれば何とかなるんです。
実は筆者はバリ島に移住して18年になるのですが、新聞がちゃんと読めません。
口語は理解できますが、新聞やビジネス文章のようなきっちりした文章は苦手なんです。
それでも、バリ島でちゃんと生活できていますよ。
バリ島現地で生きた言葉を効率よく学ぶコツ
バリ島でインドネシア語を効率よく覚えるためのコツ。
筆者の経験をもとに紹介します。
まずは、地元のインドネシア語学校に入りましょう。
そこで、文字や文法の基礎といった基礎的なことを学びましょう。
そんなことしなくても、インドネシア語は勝手に覚える、という方もいますが、特にシニア層の方は最初にきっちり基礎を教えてもらったほうがそのあとのインドネシア語の習得がすごく楽になります。
自分はSIKI Baliという語学学校でインドネシア語を3か月学びました。
その3か月でまずは最低限のインドネシア語の基礎を学ぶことができ、以降は実戦で鍛えました。
このSIKI Baliでの勉強はかなり役に立ったと思います。
基礎を学ぶことができたら、あとは実践あるのみ。
どんどん、街に出て地元の方との会話ををしましょう。
間違っても大丈夫、相手が外国人ということが分かっているから間違っても対応してくれません。
それと、テレビやYouTubeも有力な教材になります。
インドネシアのテレビ番組や動画でとにかくインドネシア語になれるのが上達の早道。
ちなみに、テレビドラマは綺麗な(正しい)インドネシア語を使っているので、結構聞きやすいですよ。
まとめ:少しのインドネシア語を覚えればバリ島生活はもっと楽しくなる
観光旅行できたとき、バリ島って結構英語が通じると感じたことでしょう。
なぜなら、観光客がいきところはリゾートエリアで、ほとんどのお客さんが外国人。
英語が通じなければ観光客相手の仕事にならないから、みんな英語を勉強しているのです。
でも移住生活となったら、そんなリゾートエリアだけではなく、観光客が行かないようなローカルエリアにも行かなくてはいけません。
そうなるとインドネシア語は必須です。
またインドネシア語ができれば近所の人や店員さんたちとの距離もグイっと縮まります。
だから、移住生活を続けるにはインドネシア語は必須なんです。
とはいえ、新たに言語を習得するのは難しい。
いえ、大丈夫!インドネシア語は世界で一番簡単な言語。
ちょっとした基礎さえちゃんと学べば後は実戦で学んでいけます。
この年になって、新しい言葉を覚えるのは…
なんて思わずに、ぜひインドネシア語を覚えてください。
そうすればバリ島移住生活もより楽しいものになりますよ。
