
この記事を読むと、バリ島での60代からのバイク運転に必要な免許の種類や、現地でのレンタル・購入事情、そして絶対に知っておくべき事故のリスクと具体的な対策といった事がわかります。
「バリ島に移住したらバイクで自由に島内を巡りたいけれど、60代になってからの運転は体力や反射神経の面で大丈夫だろうか」
「日本の国際免許は本当に現地で通用するの?」
とお悩みの方は、この記事を読んで、現地のリアルな交通事情と万全の備えを身につけ、安全で快適なシニアバイクライフを実現しましょう。
バリ島での移住生活において、狭い路地や激しい渋滞をスイスイと移動できるバイクは、毎日の暮らしを支える非常に便利な手段です。
しかし、現地の道路環境や運転マナーは日本とは大きく異なり、一歩間違えれば重大な事故に直面する危険性も隣り合わせとなっています。
特にシニア世代の移住者にとっては、日本とのルールの違いや万が一の際の医療・保険体制など、事前に把握しておくべき重要なポイントが数多く存在します。
そこで本記事では、国際免許のグレーな取り扱い事情から、移住初期に便利なレンタルバイクの活用法、そして事故を未然に防ぐための現地の暗黙のルールまで、シニア目線で分かりやすく解説します。
リスクを正しくコントロールし、素晴らしい島暮らしのスタートを切りましょう。
目次
バリ島移住生活にバイクは必須?60代からのリアルな交通事情
なぜ移住者の多くが移動手段にバイクを選ぶのか?
バリ島にはバスや電車などの公共交通機関が乏しいため、自動車やオートバイが主な交通手段となります。
メータータクシーやGrabなどのオンラインタクシー、そしてGo-Jekといったオンラインのバイクタクシーもあり、これらを活用している移住者も多くいます。
資金に余裕がある方は、専属のドライバーを雇っている方もいます。
しかし、一般の移住者は専属ドライバーを雇うほどの資金の余裕はなく、またタクシーやオンラインタクシーも頻繁に使うと金銭的負担が大きくなります。
何より、タクシーやバイクタクシーは配車時間があるため、思い立ってすぐに移動が難しかったり、田舎の方に行くとなかなか捕まらないということもあります。
このようなことから、経済的に負担も少なく、駐車スペースもとらないバイクを使う移住者が多いのです。
このバリ島での交通事情やバイクをおススメする理由は以下リンク先の記事にて解説していますので、ぜひご一読ください。
60代からの運転。日本との環境の違いと体力的な不安
多くに移住者が現地でバイクを購入し使用していますが、60代のリタイアメント移住者はちょと注意が必要です。
まず、日本との交通マナーやルールの違い。
幸い、バリ島は日本と同じ左側通行ですので、日本で車やバイクを運転していた人には違和感はないでしょう。
しかし、信号が変わる順番(日本は青→黄色→赤、バリ島は赤→黄色→青)など細かいところで交通ルールが違います。
また、交通マナーも日本に比べて悪く、譲り合いということはあまりしません。
このようなルールやマナーの違いにより、移住者の事故リスクが高くなっています。
また、60を過ぎると体力的な不安もあります。
体力が落ちると、疲れやすくなり、それにより注意力が散漫となります。
それと、反射神経の低下や視力の低下などフィジカル面の不安もあります。
バリ島でバイクに乗るための「免許の種類」と真実
バイクに乗るために絶対に必要なものは免許です。
無免許で乗っている方もいますが、無免許は犯罪です。事故を起こしたら保険もおりませんし、事故責任も大きくなります。
必ず有効な免許を取得してバイクにのりましょう。
日本の「国際免許証」は通用する?警察の取り締まり事情
海外で運転をするには国際免許証を取得すればよい、と認識されている方が多いかと思いますが、バリ島では日本発行の国際免許証は使えません。
国際免許にはジュネーブ条約とウィーン条約という2つの条約があり、日本はジュネーブ条約にしか加入していません。
しかし、バリ島のあるインドネシアはウィーン条約。
そのため、日本の国際免許はバリ島では使えないのです。
「日本の国際免許証を出したら大丈夫だった」といった情報がネットで流れています。
しかし、これは昔の話。
昔のバリ島の警察官は国際免許に条約について理解している人が少なく、日本の国際免許でもOKとしたこともありました。
しかし、外国人観光客が増回した現在では、条約の違いもしっかりと認識しており、日本の国際免許証を出しても通用しないようになりました。
最近は外国人観光客のバイク事故が増加し、社会問題になっています。
事故を起こす外国人はほとんどが国際免許も持っていない外国人、さらに生まれて初めてバイクに乗ったという人も少なくありません。
そのため、今年から外国人への取り締まりが厳しくなっており、違反もしていないのに止められて免許証確認をされるケースが増えています。
安心・安全が第一!現地の運転免許(SIM C)を取得しよう
日本の国際免許証が通用しないのなら、現地の免許証を取得しなくてはいけません。
免許証は観光客は取得できませんがITAS(居住許可)を取得している外国人なら免許取得が可能です。
インドネシアの免許証はSIM(Surat Izin Mengemudi)といい、A~Dまであります。
SIM-Aは、四輪自動車、SIM-Bは大型車、SIM-Cが二輪車、SIM-Dは身障者用免許になります。
バイクを運転するのなら、SIM-Cを取得しましょう。
運転免許は日本の免許センターのような警察の施設で取得します。
バイクの場合、筆記試験と実技試験があり、両方とも合格しないと免許は取得できません。
日本でバイク(自動二輪)に乗っていた方なら実技試験はそれほど難しくないでしょう。
しかし、筆記試験はインドネシア語の試験になるので、多少はインドネシア語ができないと難しいと思います。
(地区によっては通訳の同行が許されているそうです)
バリ島での免許取得については以下の記事にて詳しく紹介しております。
👉バリ島での免許取得
バイクの調達方法:「レンタル」と「購入」どちらが良い?
免許が取れたら次はバイク本体の調達です。
バリ島にはレンタルバイク屋がたくさんあり、安い価格でレンタルも可能ですが、果たしてレンタルバイクがいいのか?思い切って購入した方がいいのか?ちょっと考えてみましょう。
移住初期は「レンタルバイク」で現地の交通に慣れよう
いきなりバイクを購入するのもいいのですが、まずはレンタルバイクでバリ島の交通事情や運転になれるのもいいでしょう。
また、購入を考えているバイクと同じ車種があれば、テストもかねてレンタルするのもいいと思います。
レンタルバイクの料金は、ほとんどが1日料金になり、車種によって変わってきます。
小型のスクーターならRp70.000からRp100.000くらい。
中型のスクーターならRp100.000からRp200.000くらい。
大型のスポーツタイプになるとRp300.000以上かかります。
バイクをレンタルする場合は、パスポートなどの身分証明書があれば、それだけでOKです。
ただ、最近は警察からに指導により有効な免許証(国際免許など)を確認するようになってきたそうです。
必ず、パスポートと免許証を持っていきましょう。
レンタルバイク事情については私の別ブログ「南国うまうま日記」の以下ページにて詳しく紹介しております。
ぜひご覧ください。
👉レンタルバイクの借り方・相場解説記事
長期滞在が決まったら「購入」も視野に
レンタルバイクもいいですが、やはり長期で乗るのならバイクを購入した方がいいでしょう。
ITAS(居住許可)と有効な免許証があれば外国人でもバイクを購入し車両登録することができます。
バイクは、ディーラーと呼ばれる販売店で購入することになります。
必要なのは、ITASのコピーとパスポートとお金のみ。クレジットも扱っています。
車両の名義登録などはすべてディーラーがやってくれます。
新車じゃなくて中古車でいいや、という方もいると思います。
中古車はディーラーではなく、街の中古車屋での購入となります。
ただし、中古車は外装はきれいにしていますが、エンジンなどの内部の整備はほとんどされていません。
なので、バイクの良しあしがわかる人がいないと、思わぬ粗悪品をつかまされるリスクもあります。
できる限り、新車の購入をおススメします。
バリ島でのバイク購入に関する情報は以下のページで紹介していますので、ぜひご覧ください。
👉バリ島バイク購入方法
絶対に知っておきたい「事故のリスク」と万が一の備え
バリ島でバイクを運転する場合、必ず知っておいていただきたいのが事故のリスクと万一の備えです。
日本とは全く違う!バリ島の暗黙の交通ルールとマナー
バリ島は日本とは交通ルールもマナーも違います。
ここではその中でも特に勘違いしそうな違いを紹介します。
クラクションは頻繁に使います
今日本ではあまりクラクションを鳴らさないようにと指導されますが、バリ島ではその逆。
危険だと感じたりしたら躊躇なくクラクションを鳴らしましょう。
歩行者にも遠慮なくクラクションを鳴らして注意喚起しています。
パッシングの意味
右折時など、対向車がパッシングをしたとき、日本では「お先にどうぞ」という意味があります。
しかし、バリ島ではその逆で「こちらが先に行くから出てくるな!」という意味。
日本のよう「譲ってもらえた」と思い前に出ると衝突事故となるので、気を付けてください。
交差点の優先順位
日本では直進優先ですが、バリ島では先に入ったもの優先!
日本の感覚で交差点で直進しようとしたら、急に対向車が右折してきて危なかった、ということがあるので十分注意してください。
青信号でも徐行?
バイパスのような大きな道路では日本と同様に交差点では青信号側はそのまま侵入します。
しかし、小さな交差点ではたとえ青信号でも徐行して侵入。
それは信号無視をする車がいるから、疑って侵入する必要があるんです。
そのため、意外と交差点での大きな事故は少ないんですよ。
右左折時は手をひらひら
バイクで右折や左折をする際、曲がる方向の手を水平に出してひらひらさせることがあります。
これは、昔方向指示器がなかったころの習慣。
今は方向指示器があるので、手をひらひらさせる必要はないのですが、指示器を見ていない人もいるので念のため手でも合図をすることもあります。
もしもの事故・ケガに備える!保険と現地の病院事情
万一事故にあった時のために、かかりつけの病院を決めておきましょう。
家の近所の病院のほうが都合がいいかと思いますが、日本語が通じて保険もスムーズに使えるところがいいでしょう。
そうなると、大きな私立病院をおススメします。
また、医療費もばかになりません。
日本の健康保険は使えませんし、リタイアメント移住だとインドネシアの国民健康保険も加入できません。
ですので必ず民間の医療保険を検討してください。
もしバリ島で事故にあったらどうしたらいいのか?ということを別の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
👉バリ島で事故や病気になったら
60代からのバリ島バイク運転ガイドまとめ
バリ島移住生活の普段の交通手段としては、バイクの利用が一番になると思います。
もし、バイクに乗ろうと思ったら、まず必要なのが運転免許。
日本の国際免許はバリ島では使えませんので、警察に免許センターに行って試験を受けて免許を取得します。
免許が取れたら、バイクの調達。
最初はレンタルバイクでも構いませんが、やはり長期間乗るのなら自分のバイクを購入したいもの。
新車を買うのならディーラーと呼ばれる正規販売店に、中古車なら街の中古車屋での購入となります。
ITAS(居住許可)があればバイクの購入と名義登録が可能です。
バリ島のバイク事情、交通ルールもマナーも日本と違うところが多々あります。
日本でバイクに乗っていたからと安心しないで、十分注意をして運転してください。
また、かかりつけの日本語が通じる病院と医療保険の準備もしっかりして、安全運転でバリ島移住生活を楽しんでくださいね。
