生活費を日本の口座から引きだす方法【デビットカードとATM】

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デビットカードで現金引き出し

この記事はバリ島など海外から日本の口座の資金を引き出す方法を紹介した記事です。

バリ島移住、長期滞在生活で多額の現金を手元に置いておくのはとても危険ですよね。
地元の銀行に預けたらいいのですが、KITASがないと銀行口座を作るのも難しい。

そんな場合は、デビットカードを使いATMからお金を引き出しましょう。

バリ島にあるATMはデビットカードを使い、日本の口座から現地通貨(ルピア)の現金を引き出すことが可能です。
必要な時に、必要なだけ現金を引き出せば、多額の現金を持つ必要がなく安心。
さらに地元の銀行の口座を作る必要もありません。

今回は、このデビットカードでバリ島のATMを使い日本の銀行口座から現金を引き出す方法を紹介します。

多額の現金を持っていると、盗難や紛失などのリスクがある、管理にも気を使います。
ATMから都度現金を下ろせば、盗難、紛失のリスクも軽くなり、管理負担もぐっと減ります。
お金管理の心配を減らし、移住生活、長期滞在生活を楽しみましょう。

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移住生活、長期滞在生活でのお金の管理方法は今回紹介した方法以外にもたくさんあります。
その他の管理方法については、以下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。

バリ島でのお金の管理方法

デビットカードとは

デビットカードとは、銀行口座と紐づけされた決済用カード。
品物を買ったり、キャッシングをすると即座に銀行口座からお金が引き落とされます。
月末にまとめて引き落とされるクレジットカードとは、ここが違いますね。

キャッシュカードとは違うのか?

キャッシュカードとは、銀行のATMからお金を引き出したり、預金をするための専用カード。
それに対し、デビットカードは、買い物の決済やキャッシングができる、クレジットカードに近い機能があるカードです。

また、キャッシュカードの中にはデビットカード一体型というものもあります。
そのため、キャッシュカードとデビットカードを混同される方もいるようですね。

海外ではキャッシュカードは使えない?

以前は「海外キャッシュカード」という名称で、海外のATMでも使えるキャッシュカードがありました。
しかし、2018年12月をもって、この海外キャッシュカードの新規発行はなくなり、海外ではキャッシュカードは使えなくなったのです。

その代わり、現在ではデビットカードを使えば海外のATMでお金を引き出せるようになりました。
ですので、海外でATMを使う場合は、デビットカードもしくはデビットカード一体型のキャッシュカードを作っておくといいでしょう。

デビットカードは安全か?

デビットカードもキャッシュカード同様、スキミング被害にあう可能性があります。

しかし、デビットカードは紐づけされた銀行口座の残金以上は決済できません
銀行口座の残金をコントロールしておけば、万一事件に巻き込まれても最小限の被害で済むでしょう。
この点が、クレジットカードより安全と言われている理由です。

デビットカードの使い方

ATMから現金を引き出す方法

ATMでの現金引き出し法を簡単に説明します。
機械によっては若干操作方法が違う事もありますが、大まかな流れは以下の通りです。

1.カードを挿入口から入れる
入れる方向に注意しましょう。
カードが入らない場合は、無理に押し込まず、入れる方向を逆にしてみましょう

2.言語を選ぶ
英語かインドネシア語かを選ぶことができます。
英語の方が無難です。

3.暗証番号を入れる
暗証番号(PINナンバー)を入力します。
この時、6桁の数字を入れるように要求されますが、日本の暗証番号は4桁です。
4桁の番号を入力し、Enterキー(緑色のボタン)を押します

4.引出金額を指定する
画面に何種類かの金額が表示されますので、金額の横のボタンを押します。
表示されている金額以外の金額も指定できますが、慣れていない時は、表示金額の中から選ぶのが無難です

5.取引口座を選ぶ
どの口座から引き下ろすか、聞かれますが「SAVING(普通預金口座)」を指定してください。

6.レシートの有無
出金レシートが必要かどうか聞かれます。
トラブル防止のために、一応レシートはもらっておいた方がいいでしょう

7.お金が出てきます
取り忘れの無いように

8.PINナンバーを変えるか聞かれることもある
ATMによってですが、取引後PINナンバーを変えるか聞かれることがあります。
また、なぜかまたPINナンバー入力画面に戻ることもあります。
その場合は、テンキーのキャンセルボタン(赤いボタン)を押して取引を終了しましょう

9.カードの取り忘れに注意

お買い物の支払いをカードで行う

支払いをデビットカードでする方法はクレジットカードと同じです。

カードを店員さんに渡して決済をしてもらいます。
この時、決済用のカードリーダーに暗証番号(PINコード)を打つように指示されることがあります。
先ほどの現金引き出しと同じように、4桁打った後Enterキーを押せばOKです。

バリ島でつかえるデビットカード

VISA系デビットカードの方が安心

日本の銀行で発行されるデビットカードにはVISA系とJCB系があります。
バリ島では、VISA系デビットカードが使えるATMがほとんどで、JCB系デビットカードが使えるATMはほとんどありません。

バリ島でデビットカードを使うのなら、VISA系デビットカードを作ったほうが安心でしょう。

主要デビットカードの利用手数料

デビットカードによっては、利用時に手数料を取られるカードがあります。
また、海外で利用する場合は、海外通貨と日本円の為替レートも検討しなくてはいけません。
以下に、主要デビットカードの手数料と為替レートを掲載しておきますので、参考にしてどこのカードを作るのが一番いいかご検討ください。

銀行名引出手数料為替レート
三菱UFJ銀行110円VISA+3%
三井住友銀行110円VISA+3%
スルガ銀行220円VISA+3%
ソニー銀行220円VISA+1.76%
イオン銀行220円VISA+1.6%
楽天銀行無料VISA+3.024%
ジャパンネット銀行無料VISA+3.02%

都市銀行より、楽天銀行やジャパンネット銀行といった店舗を持たないオンライン銀行の方が、手数料、為替レートとも安いですよね。
生活費など日常的に使うお金は少額を何度も引き出すので、為替レートよりも手数料の方が重要になります。
ですので、手数料無料のジャパンネット銀行や楽天銀行がイチオシです。

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詳細は以下リンク先の記事をご覧ください。

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日本の口座から資金を引き出す方法まとめ

今回は、移住生活、長期滞在生活のお金の管理方法の一つとして、デビットカードでATMを使い日本の口座からお金を引き出す方法を紹介しました。

多額の現金を手元に置いておくのは危険。
でも地元銀行の口座が作れない。
こんな場合は、デビットカードで日本の口座からお金を引き出して現金管理をしましょう。

ただし、デビットカードでの出金は手数料がかかる上に両替レートもあまりよくありません。
本来なら、地元銀行の口座を作りそこに現金を預けるか、Wiseなどオンライン海外送金を使い送金するのがベスト。
しかし、口座が作れない、口座を作るほど長期滞在しないといった場合は、今回紹介した方法がお勧めと思います。

盗難や紛失などのリスクを避け、移住、長期滞在生活を楽しく送りましょう。

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