※当ブログではアフリエイト広告を使用しています

バリ島ATMで現金引き出し!デビットカードとクレカキャッシングどちらがお得?

Google広告

海外のATMからお金を引き出す人

この記事では、バリ島でATMから現金を引き出す際、デビットカードを使うのとクレジットカードのキャッシングを使うのとでは、どちらがお得かを検討しています。
まだ現地銀行口座を開設していない移住生活初期において、生活費の管理ノウハウの一つですので、バリ島移住を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。

バリ島に移住したてでまだKITAS(居住許可)が取れていない方は現地銀行口座が作れません。
その為、当面の生活費を日本円現金を持ち込み、都度両替しようと考えられている方が多いと思います。
しかし、多額の現金を手元に置いておくのは盗難などのリスクが高い。
また、予定以上にお金を使ってしまい、手元に現金がなくなってしまうという事態も考えられます。

そこで、生活費などの現金はバリ島の銀行ATMを使い日本の口座から降ろす方法が安全でおススメです。
クタやスミニャック、ウブドといった外国人が多く滞在する場所には、必ず銀行支店とATMがありますので、お手軽に現金引き出しができるでしょう。

ただ、ちょっと考えてほしいのはどうやって日本の口座から引き出すかです。
まだ現地口座がない状態ではWiseなどの送金サービスは使えません。
なので現実的なのは、日本の銀行のデビットカードを使うか、クレジットカードのキャッシングを使う方法。
それでは、どちらの方法がよりお得なんでしょうか?

そこで、この記事では、デビットカードとクレジットカード・キャッシングでバリ島のATMから現金を引き出した時、実際に日本の口座からいくら引き落とされるかをシミレーションしてみました。

この記事を読んでいただければデビットカードとクレカのキャッシングどちらがお得なのか理解していただけるでしょう。
旅行と違い、長期間となる移住生活。
なるべく、資金を無駄なく使いたいものですよね。
そうぞ、この記事を参考に、損をしないお金の管理方法を学び、楽しいバリ島移住生活に役立ててください。

バリ島のお金の管理法について動画でも解説しています

デビットカード、クレカキャッシング比較表

デビットカード、クレジットカードキャッシング、各々の方法で現金を引き出した場合、日本の口座からいくら引き落とされるかを、計算し一覧表にまとめてみました。

この表ではバリ島の銀行ATMからRp2.000.000を引き出した場合の口座引き落とし金額を計算しています。
Rp2.000.000にした理由は、バリ島の多くのATMが一度の操作で引き落とせる最大金額がRp2.000.000だからです。

両替レートなどは2024年2月15日現在のものを使用していますので、実際にご利用した場合は数値が違ってくることもございます。
また、クレジットカードキャッシングの場合は利息(年利18%×30日)も加算してございます。

利用カード日本円引き落とし額
三井住友銀行デビットカード20,173円
ソニー銀行デビットカード19,928円
PayPay銀行デビットカード19,958円
Wiseデビットカード19,885円
三井住友カードキャッシング20,304円
楽天カードキャッシング20,304円
セディナカードキャッシング20,081円
(参考)現金両替(ディルガハユ両替所)19,802円
バリ島での現金引き出し額比較

デビットカードで引き出した場合の詳細

デビットカードは、銀行口座に紐づけられており現金を引き出すと即時口座から日本円が引き落とされます。
以前は海外キャッシングカードというカードがありましたが、十年以上前に廃止され、現在は海外での現金はデビットカードで引き出すようになっています。

日本円引き落とし額の計算

デビットカードでバリ島のATMから現金を引き出した場合、日本の口座からは引き落とされる日本円は以下の計算式で計算できます。

引き落とし額=VISAレート+海外事務手数料+ATM手数料

VISAレートとは、VISAやMasterなどの国際金融ブランドが独自に設定した両替レート。
通常、日本の銀行やクレジットカード会社はVISA,Masterといった国際金融ブランド経由で外貨取引を行うので、両替レートはVISA レートによって決定されます。
VISAレートは以下のサイトで確認できます。
VISA両替レート計算

海外事務手数料とは、各銀行が定めた外貨取り扱いのための手数料。

ATM手数料とは、海外、国内のATMを利用してお金を引き出した際に追加される日本の銀行の手数料で銀行により無料~220円徴収しております。
このATM手数料は海外ATMを利用した際に、そのATMを管理している現地の銀行が徴収するATM利用費とは、別物です。
なお、バリ島の多くの銀行はATM利用費は徴収しておりません。

各銀行デビットカードでの引き落とし額

日本国内で手数料が低いと言われる銀行のデビットカードを使ってバリ島でRp2.000.000を引き出した場合の日本円引き落とし額を計算してみました。

三井住友銀行

三井住友銀行の海外事務手数料は3.05%、ATM手数料は220円(1万円以下の場合は110円)です。
これを基に計算すると
Rp2.000.000=20,173円となります。

ソニー銀行

ソニー銀行の海外事務手数料は1.79%、ATM手数料は220円です。
これを基に計算すると
Rp2.000.000=19,928円となります。

PayPay銀行

PayPay銀行の海外事務手数料は3.08%、ATM手数料は無料です。
これを基に計算すると
Rp2.000.000=19,958円となります。

デビットカードでは、ソニー銀行が両替レートが最も良いので、日本円引き落とし額が一番低くなりますね。ただPayPay銀行はATM手数料が無料なので、何度かに分けて引き出すときは一番有利になるでしょう。

クレジットカードで引き出しの場合

クレジットカードのキャッシング機能を使い、バリ島のATMから現地通貨を引き出すことができます。
引き出された現金は、日本円に両替計算され、通常の物品購入時と同様に、カード決済されます。
ただし、キャッシングは借金ですので、引き出し日(借入日)から、銀行引き落とし日(返済日)までの期間に準じた利息が追加請求されます。

クレジットカード請求額の計算

クレジットカードキャッシングでバリ島のATMから現金を引き出した場合、クレジットカード請求額は以下の計算式で計算できます。

請求額=VISAレート+海外事務手数料+ATM手数料+利息

VISAレートとは、VISAやMasterなどの国際金融ブランドが独自に設定した両替レートです。
通常、日本の銀行やクレジットカード会社はVISA,Masterといった国際金融ブランド経由で外貨取引を行うので、両替レートはVISA レートによって決定されます。
VISAレートは以下のサイトで確認できます。
VISA両替レート計算

海外事務手数料とは、各銀行が定めた外貨取り扱いのための手数料です。

ATM手数料とは、海外、国内のATMを利用してお金を引き出した際に追加される日本の銀行の手数料で銀行により無料~220円徴収しております。
このATM手数料は海外ATMを利用した際に、そのATMを管理している現地の銀行が徴収するATM利用費とは、別物です。
なお、バリ島の多くの銀行はATM利用費は徴収しておりません。

利息は通常年利18%で現金引き出し日(借入日)から銀行引き落とし日までの日数割で計算されます。
通常クレジットカードは月末締め翌月25日支払いが多いので、今回のシミレーションでは30日間の利息で計算しました。
18%×30日/365日=1.4795%/30日となります

旅行の場合、帰国してすぐに返済すればこの利息はもっと安くなります。
しかし、バリ島移住者の場合、すぐに返済はできないので、通常の引き落とし日数で計算しています。

クレジットカードの請求額額

代表的なクレジットカード会社のキャッシングを使ってバリ島でRp2.000.000を引き出した場合のカード請求額額を計算してみました。

三井住友カード

三井住友カードの海外事務手数料は2.20%、ATM手数料は220円(1万円以下の場合は110円)、利息は1.4795%です。
これを基に計算すると
Rp2.000.000=20,304円となります。

楽天カード

楽天カードの海外事務手数料は2.20%、ATM手数料は220円、利息は1.4795%です。
これを基に計算すると
Rp2.000.000=20,304円となります。

セディナカード

セディナカードの海外事務手数料は2.20%、ATM手数料は0円、利息は1.4795%です。
これを基に計算すると
Rp2.000.000=20,081円となります。

セディナカードはATM手数料が無料なので、他のカード会社より安くなりますね。利息も、即時返金できればほとんど付かないので、もっとお得になります。

Wiseデビットカードでの引き出しの場合

Wiseとは、英国の送金業者で、通常はバリ島の銀行口座へ日本円をインドネシアルピアに両替し送金をします。
両替レートがよく、手数料も低いので、筆者はよく年金の送金などに使っていますが、基本的にバリ島に銀行口座がないと送金はできません。

しかし、Wiseにはカレンシー口座という仮想口座があり、この口座に送金しておけば、Wiseデビットカードを使って現地ATMより現地通貨を引き出すことができます。

引き出し額の計算

バリ島のATMでWiseデビットカードを使い現地通貨を引き出す場合、以下の金額がWiseカレンシー口座より引き落とされます。

引き落とし金額=引き出し金額+引き出し金額の1.75%+0.5GBP(英国ポンド)

実際の引き落とし金額

上記の式より、WiseデビットカードでRp2.000.000引き出した場合、カレンシー口座からいくら引き落とされるか計算してみましょう。
0.5GBPは2月15日現在Rp5,201でした。

引き落とし金額=Rp2.000.000+Rp2.000.000×1.75%+Rp5.201=Rp2.040.201

では、このRp2.040.201は日本円にするといくらになるでしょうか。
2月15日のWise両替レートからすると、両替手数料もこみで19,885円になります。

つまりWiseデビットカードで引き出すとRp2.000.000=19,885円となります。

以下のページにはWiseの両替シミレーターがありますので、実際に計算してみてください。
国境のない金融Wise公式サイト

Wiseは好きな時に日本円を両替してカレンシー口座に入金しておくことができます。
ですので、両替レートが良いときにまとまったお金をカレンシー口座にに入金しておけば、もっとお得になるでしょう。

デビットカードとクレカキャッシング比較のまとめ

日本円をバリ島の現地通貨ルピアに両替するには、、日本円現金を両替商にもっていき両替する方法が一番お得になります。

しかし、旅行ならまだしも、長期滞在、移住の資金はかなり多額になり、日本円を現金で持ち歩くのは不用心。
とはいえ、移住したての時は現地銀行口座がまだないため、送金サービスで日本から送金することはできません。
ですので、デビットカードやクレジットカードキャッシングを使ってATMから現金を引き出すのが現実的です。

そこで、代表的な銀行のデビットカードやクレジットカードを使った場合の日本円引き落とし金額を計算し比較してみました。
それによると、一番お得なのはWiseデビットカード
しかも、両替レートが良いときに、まとめてカレンシー口座に入金しておけば、都度両替するデビットカードやクレジットカードよりかなりお得であることがわかりました。

Wiseはデビットカードで現金を引き出すほかにも、バリ島口座への送金も大変お得で、移住生活を続けるうえで、ずっと使うことが考えられます。
この機会に、ぜひWiseの口座を作っておきましょう。
Wiseの口座を作るのなら以下のリンクから申し込めば今なら最大9万円までの送金手数料が無料になります。
ATM引き出し手数料も両替レートもお得なWise口座作成リンク

ぜひ、Wiseの口座開設ご検討ください。

Google広告

バリ島移住についての質問、とりいがお答え!
ご質問はコチラ
バリ島移住についての質問、とりいがお答え!
ご質問はコチラ