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バリ島で銀行口座開設する方法【在住者でなくてもOK】

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この記事は、インドネシアの銀行BNI(Bank Negara Indonesia)での銀行口座の作り方や利息に付いて紹介したものです

バリ島に移住、長期滞在する場合、お金の管理や日本からの送金などのために地元の銀行口座は欲しいですよね。

でも、日本人がバリ島で銀行口座を持つことってできるのでしょうか?

実は、日本人でもバリ島で銀行口座を持つことは可能なのです。
しかも、KITASという居住許可がなくても口座開設はできるんですね。

今回は、私が主に使っているBNI銀行(Bank Negara Indonesia)で日本人が口座を開設する方法や気になる利息などについてご紹介します。

この記事を読んでいただければ、バリ島での銀行口座の現状が理解していただけます。
長期滞在をするには、地元の銀行口座は不可欠。
ぜひ、記事を参考に銀行口座を開設して、移住生活に役立ててください。

注意
今回の口座に関する情報はBNI(Bank Negara Indonesia)という銀行のものですが、他の銀行もほぼ同様とお考え下さい。
また、高額な単位のお金の話が出てきますので、インドネシアのお金の単位について簡単に説明します。
1ルピア=約0.01円
1,000ルピア=約10円
1Juta(1ジュタ)=1,000,000ルピア=約10,000円
1M(1ミリアー)=1,000,000,000ルピア=約1,000万円
(2022年7月のレートを元に計算しております。)

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銀行口座開設以外のバリ島でのお金の管理方法について、以下の記事で説明しております

バリ島移住生活でのお金の管理方法

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バリ島で銀行口座開設をするのならBNI銀行がおススメ!その理由は以下の記事で解説しております

口座開設するならBNI銀行がおススメ

銀行口座開設の方法

口座開設に必要なもの

  • パスポート
  • KITAS(暫時居住許可証)
  • 初回入金の現金(Rp250,000以上)

これだけあれば銀行口座が開設できます。

しかし、KITASはない旅行者はどうしたらいいのでしょうか?
その場合は、以下条件のインドネシア人保証人と一緒に銀行に行って口座開設をします。

保証人の必要条件

  • バリ島内に住んでいる(住所登録している)インドネシア人
  • 口座開設から1年以上経過しているBNIの有効な口座を持っている

この両方の条件を満足するインドネシア人の保証人がいれば、旅行者でも口座開設ができます

インドネシア人の保証人がなくても口座が作れる銀行もございます。

口座開設の方法

口座開設方法は本当に簡単です。

KITAS保持者であれば、先ほど説明した必要な書類をもって、BNI支店窓口(カスタマーサービス)に行くだけです。
手続き自体は30分程度で終了し、その場で貯金通帳とATMカード(デビットカード)がもらえます

また、口座開設の時、インターネットバンキングやモバイルバンキングの開設手続きもできます。
インターネットバンキング、モバイルバンキングは次の章で詳しく説明しますが、大変便利ですので、同時に開設しておくことをおススメします。

KITASがない旅行者は、先ほど説明しました条件を満たすインドネシア人の保証人と一緒に銀行窓口に行って手続きをします。
この場合は、以下のものが必要になります。

  • 預金者(日本人)のパスポート
  • 初回入金の現金(Rp250,000以上)
  • 保証人のKTP(身分証明書)
  • 保証人の貯金通帳

開設できる口座について

外国人が開設する口座ですが、BNI Taplusという普通口座になります。
このほかに、BNI Taplus Bissinessというビジネス口座がありますが、これは個人事業主向けの口座のため、外国人は普通作れないそうです。

では、普通口座であるBNI Taplusについて説明していきましょう

口座概要

Taplusは、日本でいう所の普通口座になります。

最低入出金額はRp5,000で、これ以下の金額の入出金はできません。
ATM(現金自動預け入れ払い出し機)では、引き出し、預け入れはRp50,000単位になります。
また、最低預金金額がRp150,000で、預金金額がこれ以下の場合、毎月Rp5,000の罰金が取られます。

インドネシアの銀行口座は、毎月アカウント手数料というものがとられます。
これが、Taplusの場合、Rp11,500
つまり、何もしなくてもRp11,500が口座から引き落とされます。
その為、口座を作って何もせずにほおっておくと、預金額がゼロになってしまいます。

また、この後説明しますがデビットカードを作った場合、会費として毎月Rp4,000(カード種類によって違う)引き落とされます。
口座手数料と合わせて、Rp15,500が毎月引き落とされるという事になります。

利息

では、気になる利息の説明です。

日本では、普通口座の利息はほぼゼロですが、インドネシアの場合、預金額に応じて0~1%の利息が付きます。
これは年利ですが、毎月月末の預金額に応じて年利/12の利息で計算された利子が口座に振り込まれます

それでは、Taplusの利息に付いてお知らせします。
この利息は、2022年07月1日現在のものです。

預金残高年利息
Rp1.000.000以下0%
Rp1.000.000~50.000.0000.1%
Rp50.000.000~500.000.0000.2%
Rp500.000.000~1.000.000.0000.75%
Rp1.000.000.000以上1%

このBNI Taplusについての内容は以下公式サイトを参考にしました。
>>BNI Tapulus

インターネットバンキング、モバイルバンキング

日本でもおなじみのネットバンキングがインドネシアの銀行でも使えます。
このネットバンキングには、いろいろな商品がありますが、インターネットバンキングかモバイルバンキングで十分でしょう

インターネットバンキング

インターネット回線を使いPCで操作するネットバンキング。
口座の残高確認程度でしたら、IDとパスワードだけで操作できますが、送金などをする場合は、トークンという乱数発生装置でのパスコード入力が必要になります。
インターネットバンキング申し込み時には、このトークンの発行手数料(Rp20,000程度)が必要になります。

モバイルバンキング

自分のスマートフォンに専用アプリをダウンロードして使うネットバンキング。
トークンという乱数発生装置は必要ありませんが、ログインや送金時に専用のパスワードが必要になります。
パスワードは字数も多く、かなりややこしいものが推奨されます。

インターネットバンキングもモバイルバンキングも、口座残高確認の他に、口座振替、銀行間送金、公共料金の支払い、電話プルサの購入、保険料の支払いなど、かなりの金融業務が簡単にできます。
最近では、窓口業務の効率化のため、ネットバンキングを勧められますので、口座開設時にはネットバンキング手続きをされることをおススメします。

デビットカード

Taplus口座を開設すると、自動的にデビットカードを作ってもらえます。
というのも、このデビットカードがATMのキャッシュカードを兼ねているからです。

つまり、ATMでお金をおろすほかにも、お店での支払いやネットショッピングにも使えるカードです。
最近は、各所でキャッシュレス化が進み、昔ながらのワルンや屋台でなければ多くのお店でカード払いができ大変便利です。

BNIのデビットカードには、シルバー、ゴールド、プラチナという3種類のカードがあります。
このカードの違いは、1日の送金や引き出し、ショッピングの限度額の違いで、また月会費も違ってきます。
各限度額と月会費をいかにまとめました。
限度額は1日当たりの額です。

カード種類シルバーゴールドプラチナ
現金引き出し限度額5Juta/日15Juta/日15Juta/日
ショッピング限度額10Juta /日50Juta/日100Juta/日
BNI間の送金限度額50Juta /日100Juta/日100Juta/日
他銀行口座への送金限度額10Juta/日25Juta/日50Juta/日
月会費Rp4,000Rp7,500Rp10,000

デビットカードではなく、クレジットカードも作ることができますが、インドネシアのクレジットカードはあまりうまみがなく、入会条件も厳しいのでおススメできません。
クレジットカードをおススメできない詳しい理由は以下の記事にまとめてありますので、興味のある方はご覧ください。
>>バリ島でクレジットカードを作る必要がない理由

BNIデビットカードについての内容は以下公式サイトを参考にしました
>>BNI Debit Cards

定期預金

では、BNIの定期預金について説明します。
日本に比べ利率がいいので、投資の一環として定期預金を考えられている方もいるかと思います。
ただし、投資としてインドネシアの定期預金を考える場合、日本との両替レート変動もちゃんと考慮しておいてくださいね。

定期預金の概要

定期預金はBNIに口座を持っている方なら開設できます。

預金期間は、1か月、3か月、6か月、1年、2年の5種類あります。
預金期間中は出金することができませんが、金利は預金開始時で固定されますので、金利の下落が予想されるときは長期預金が有利かと思います。

預金期間終了時に利息計算をし、利子は普通口座に入金されるか、元本に加算されます。
入金か加算かは、預金開始時に選択できます。

預金期間満期になっても、自動で再預金となります。

定期預金口座は最低預金が10Jutaとなっています。

また、外貨預金もでき、米ドル、日本円、英国ポンド、シンガポールドル、香港ドル、ユーロ、オーストラリアドルでの預金ができます。

定期預金金利

定期預金金利は以下の通りです。
金利はすべて年利で、2021年10月1日からのものです。

預金額1か月3か月6か月12か月24か月
100Juta以下2.5%2.6%2.75%2.75%2.75%
100Juta~1M2.5%2.6%2.75%2.75%2.75%
1M~5M2.5%2.6%2.75%2.75%2.75%
5M~50M2.5%2.6%2.75%2.75%2.75%
50M~100M2.5%2.6%2.75%2.75%2.75%
100M以上2.5%2.6%2.75%2.75%2.75%

BNI定期預金については以下の公式サイトを参考にしました。
最新の預金金利も載っていますので、興味のある方はご覧ください。
>>BNI Deposito

銀行口座の作り方まとめ

ということで、バリ島の銀行口座のつくり方についてBNI銀行を題材に説明させていただきました。

旅行者は保証人がいなければバリ島で銀行口座を作ることができません。
その為、保証人を用意して口座開設をサポートするエージェントが沢山います。
料金は2.5万円から5万円くらいします。
インドネシア人保証人が用意できない方にとっては、この料金は妥当なんでしょうか?

ただ、保証人を用意できるのであれば、もっと安く簡単に口座開設ができますよね。
また、保証人がいなくても口座開設ができる銀行もあると聞きます。
このことを十分理解したうえで、口座開設をご検討ください。

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