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サムサット(SAMSAT)での納税手続きにはBPKBとSTNKが必要です

2019年2月10日

SAMSATについて説明します

サムサット(SAMSAT)とは、Sistem Administrasi Manunggal Satu Atapの頭文字を取った略語で、意味はワンストップ統合行政システム。
つまり、複雑な行政手続きを一か所で行うシステムという事です。

しかし、このSAMSATで行う行政システムの中で、一般的に最も行われているのが、車やバイクの車両登録と納税なので、バリ島ではSAMSATと言えば車両登録&納税といった意味になります。

バリ島で自動車やバイクを所有したら必ず行わなくてはいけないことですので、今回はその手続き方法や必要書類であるBPKB,STNKなどについて説明いたします。

バイクをレンタルしている方は所有者が行う手続きなので直接関係はありませんが、将来バイクを買ったときに必要ですので、ぜひ一度目を通しておいてください。

SAMSATとは

SAMSATについて再度説明します。

SAMSATとは、複雑な行政手続きを一度に行えるシステムおよびその役所の事を言います。
しかし、バリ島ではSAMSATに行くことは、ほぼ車両登録と車両税の納入なので、SAMSAT=車両登録&納税といった意味で使われます。

さて、SAMSATで行われる車両登録と納税についてです。

日本では、車やバイクを購入したら購入時に車両登録をしますがそれ以降は廃車をしたり持ち主が変わるまでは、手続きをすることはありません。
しかしバリ島では購入時に車両登録をし、さらに毎年車両登録の延長手続きをします。

また、同時に車両税の納税もします。
日本の場合、車両税は毎年4月に納税ですがバリ島の場合は購入(車両登録)した時に1年分納税しますので、登録した日によって納税時期もバラバラになります。

ところで、新車で購入したときの最初の登録と納税はディーラー(販売店)が行います。
費用も販売価格に含まれていますので、実際SAMSATに行くのは購入後1年たってからになります。

手続きに必要なBPKBとSTNK

SAMSATで納税手続きをする場合、BPKBとSTNKという書類が必要になります。

BPKBとは

BPKBとは、車両所有証明書です。

BPKBの写真

BPKBの写真

上の写真が私のオートバイのBPKBです。
車両のナンバー、メーカー、モデル番号、車体番号などが書かれています。
面白いのは車両のカラーが書かれていますので、車両を改造する場合、色を変えたら届け出を変更しなくてはいけません。
マフラーやランプ、ハンドルなどを改造していても問題ありませんが、車両の色を変更するのは、ご法度らしいです。

それと、所有者(登録名義人)の名前、住所が書かれています。
車両の所有者が変わってもBPKBの登録名義人を変更することはありません。
昔からの習慣で、BPKBに書かれている名義人より、BPKBを所有している人に所有権が与えられるので、BPKBは盗まれないように注意してといわれます。

最近は、もし所有者が変わったら、BPKBもちゃんと変更するように、警察から指導されています。
中古のバイクなどを買ったら、なるべく早くBPKBの名義人変更をするようにしましょう。

STNKとは

STNKとは、車両登録書です。

STNKの写真

上の写真がSTNKですが、ここに車両番号(ナンバー)、所有者の名前、住所、車両の型番、車体番号、種類、車両の色などが載っています。
このSTNKは、5年間有効ですが、毎年SAMSATで延長手続きが必要です。

車両を運転するとき、このSTNKと次に説明する納税証明書の携帯が義務化されています。路上で行われる警察の検問では、免許証とこのSTNK,納税証明書の携帯をチェックします。
私はいつも財布の中にこのSTNKと納税証明書を入れています。

納税証明書

納税証明書

毎年SAMSATで車両税の納税をしたら、こに納税証明書が発行されます。
車両名義人の名前、住所、車両のメーカー、ナンバー、車体番号、などが載っていて、右側には納税金額も載っています。

左下に有効期限(Berlaku Sampai)が載っています。
期日までに、またSAMSATで納税と車両登録の延長を行います。
この納税証明書もSTNKと同じで運転時に携帯が義務となっています。

手続きの方法

SAMSATの手続き方法について説明します

必要な書類

  • BPKB(車両所有者証)のコピー
  • 登録名義人の身分証明書コピー
  • STNKのコピーと本体

登録名義人の身分証明書は、インドネシア人でしたらKTP(IDカード)、外国人はパスポート とKITASのコピーを持っていきます。

SAMSATの場所

SAMSATは各県にありますので、場所はネットなどで調べてください。
県が管理しているんですね。

県のSAMSA本庁はだいたい県庁所在地にあるんですが、他にも何か所か出張所があります。
また、大型のスーパーやショッピングモールなどで出張サービスも行っている県もあります。

手続きの手順

手続きは必要書類をSAMSATにもっていき、受付に提出し、会場内にある指定銀行窓口で車両税を支払い、新しい納税証明書と更新済みのスタンプが押されたSTNKをもらうだけです。

流れ作業的な手続きで、トラブルもないので、大体30分から1時間くらいで終了します。
ただし、休日明けなどは窓口が混みあうので、もっと時間がかかることがあります。
私はいつも水曜日の朝一番に行ってます。

代理申請者

申請者は代理人が認められています。
本来は、登録名義人が行わなくてはいけませんが、他の人が手続きをしてもよいことになっています。

そのため、中古車を購入しても、名義変更をしない人が多いです。

最近は、州政府も警察も車両の名義変更をするように指導しており、外国人名義の車両の手続きをインドネシア人が行うと、ちょっと手間取ることがあるようです。

納税額

納税額は、車両の種類・排気量、ナンバーの種類(自家用か業務用かなど)、そして登録車の保有車両台数によって決まります。

バイクや車両を何台も持っていると、車両税が上がっていくシステムなので、バイクや車を売ったらすぐに所有権放棄の手続きをする人が増えているそうです。

もし、所有権放棄をしたバイクを購入した場合、SAMSATの時に名義変更をさせられます。
中古車屋は、前オーナーが所有権放棄をしたかどうかなど教えてくれないので、気を付けましょう。

ガンティデーカー

車両登録は毎年延長手続きをしますがこの延長は4回まで。
5年たったら、再登録をしなくてはいけません。

再登録の手続きは通常の車両登録延長とそれほど変わりませんが、車両のフレーム番号とエンジン番号の確認工程が加わります。
そのため、この再登録手続きは県のSAMSAT本庁で行われます。
出張所などではできません。

再登録をすると、車のナンバーが交換されます。
番号自体は変わりませんが、ナンバーに表示されている有効期限が5年後の物になります。
→最近は番号も変わるそうです!来年自分のバイクもガンディDKなので、確認して報告します!

バリ島の車やバイクのナンバーはすべてDK(デーカー)で始まるので、この5年に一度の再登録をガンティDK(DKを交換する)と言います。
ジャカルタなどほかの地区ではナンバーはDKから始まりませんので、ガンティデーカーと言っても通じないでしょう。

もしSAMSATを行わなかったら

車両登録及び納税の期限は1年間です。
もし、期限内に申請延長と納税を行わなかったとすると、未納税となってしまいます。

検問などで警察が車やバイクを調べますが、この時チェックするのは免許証の有無とSTNK(車両登録書)の有効期限です。
この時、有効期限が切れていると、道交法違反となり罰金となります。

ちなみに、STNK(車両登録書)と納税証明書は原本の携帯が義務付けられていますのでもし持っていなければ盗難車の疑いがかけられます。

有効期限が切れたSTNKでSAMSATに行くと罰金を取られます。
罰金額は納税額の2倍という事ですので、期限が切れる前にSAMSATに行きましょう。
忘れないように。

まとめ

それでは、今回の内容を簡単にまとめます

  • SAMSATとは、毎年行わなくてはいけない車両登録延長と納税手続き
  • この手続きは県のSAMSAT本庁または出張所で行う
  • 手続きは必要書類を提出するだけの簡単なもので、1時間程度で終わる
  • 手続きは代理人にお願いすることもできるが、なるべく本人が行うように指導される
  • 5年に一度、車両の再登録があり、これは県のSAMSAT本庁でしか行えない
  • 登録延長と納税手続きを忘れると、罰金や追徴課税を取られるので忘れないように

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