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インドネシアSKTTの申請・取得方法

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申請書類

この記事はインドネシア・バリ島での長期滞在に必要なSKTTについてその取得方法などを紹介した記事です。
KITASを取得しバリ島に移住、長期滞在される方に必要な手続きですので、最後までご覧ください。

SKTTとはResidence Certificateの事で、日本でいう住民票に近いものです。

KITAS(暫時居住許可)を取得し、バリ島・インドネシアに長期滞在をする外国人は、各居住地区の住民課にてこのSKTTを取得しなくてはいけないことになっています。
また、コロナワクチン接種や公共バス高齢者割引などの市民サービスを受けるためにもSKTTの取得が必要です。

この記事では在住者に必要なSKTTの取得方法などについて解説します。

SKTTを取得しないと市民サービスが受けられないばかりか、KITAS延長ができなくなります。
バリ島・インドネシアに移住、長期滞在される方はこの記事を参考に、なるべく早くSKTTを取得しましょう。

SKTT取得以外にも移住、長期滞在にはいろいろな手続きが必要です。
そんな外国人滞在者が行わなくてはいけない手続きについて、以下のページにまとめました。
バリ島移住方法・準備や手続きを時系列で紹介

関連記事

この記事を書くにあたり以下のサイトを参考にさせて頂きました

領事館関連情報|在インドネシア日本国大使館
インドネシア外国人就業規則・在留許可|JETRO

動画でも解説しております

SKTT取得必要書類をそろえる

SKTTの取得をするためには以下の書類を用意します。

  • パスポートのコピー(顔写真が写っているデータ面)
  • KITASのコピー
  • STM(警察届出書)のコピー
  • スポンサーのKTP(IDカード)コピー
  • スポンサーのKK(Karutu Keluarga)のコピー
  • Domisili(居住地区発行の居住証明書)
  • Surat Pernyataan(スポンサーの声明書)
  • 背景が赤の照明用写真2X3cm 2枚
  • Form Biodata(SKTT取得申請用紙)
  • 前年のSKTT原本(前年にSKTTを取得している者)
  • Acta Kawin(結婚証明書)

必要書類について補足説明をします。

SKTTを取得するにはインドネシア人のスポンサー(保証人)が必要です。
スポンサーは同じバンジャールの人でなくてはいけません。
VISA取得の時のスポンサーと同じ方でも構いませんが、必ず居住しているバンジャールに在住の人を選んでください。

Domisiliはなるべく新しいものがいいのですが、KITASを取得、延長する際に用意したものでも構いません。

Acta Kawinはインドネシア人と結婚している外国人のみ必要です。
独身の方や、配偶者がインドネシア人でない方は必要ありません。

SKTT取得申請書とSurat Pernyataanの原紙は以下からダウンロードしてください(PDFファイル)
SKTT取得申請書
Surat Pernyataan

Surat Pernyataan書き方見本

Surat Pernyataan書き方見本


この書類は、スポンサーのサイン、バンジャール長のサイン、村長のサインが必要です

SKTT取得申請書書き方見本

SKTT申請書書き方見本1
SKTT申請書書き方見本2

Tempat Lahir/Place of Birth(出生地)ですが、パスポートに記載されている「本籍」をパスポート通りに記入してください。

SKTT取得手続き方法

上記書類をもって、居住している県の住民局(Catatan Sipil)に届け出を行います。
書類がちゃんとしていれば、数十分でSKTTを発行してくれます。

チェックポイント

県の住民局に行く前に一度WhatsAppで連絡を取ることをおススメします。
事前に書類データーを提出しておくと、窓口での手続きがスムーズに行えます。

参考:ギャニャール県の住民局SKTT担当の連絡先
0812-3792-0448
電話するよりWhatAppでメッセージを送った方がよいでしょう。

SKTTの取得費用は、無料ですがDimisiliやSurat Pernyataanを取得する際、バンジャールなどが手数料を請求する場合があります。
こも費用はバンジャールによってまちまちです。

なお、今回説明したSKTTの必要書類や手続き方法はギャニャール県の物ですので、県によっては書類や手続きに違いがあるかもしれませんので、必ず事前に居住県の住民局に問い合わせをしてください。

SKTTの発行とインドネシアNIKの付与

SKTTのサンプル

SKTTが申請され、内容に問題がなければ、SKTTが発行されます。
以前は、小さなカードを発行していましたが、オンライン化が進み、PDFファイルにてSKTTが送られてきます。

右下にあるQRコードを読み込むと、パスポート番号、KITAS番号、住所、氏名といった登録情報にアクセスすることができます。

また、上段にNIKという16桁の番号が記載されています。
NIKはインドネシア国民のID番号(日本でいうマイナンバーと思ってください)で、SKTT登録した外国人にも与えられます。

このNIKですが、例えばコロナワクチン接種をした人の管理などにも使われるようになりました。
あまり知られていませんが、SKTTで与えられるNIKは用途が結構あるので、KITASを取得したら速やかにSKTT取得をした方が、今後の生活の中で便利になるかと思います。

SKTTはいつまでに取得すればいいのか?

インドネシアの法律では

  • KITAS取得後30日以内に国家警察および居住区管轄の警察に届け出を行いSTM(居住区管轄警察届出証明書)を取得する
  • STMを取得したら14日以内に居住県の住民局に居住開始を届け出てSKTT(居住証明)を取得する

となっています。
今のところ、実生活においてSKTTの取得を調べるようなことや使用する事はめったにありません。
その為、ついつい手続きが遅くなりがちですが、法律に準じて早めにとるようにしましょう。

STMの取得はビザエージェントが代理手続きしてくれます。
でも、居住地区の警察署にパスポートのコピーとKITASのコピーを持って行けばすぐに登録ができます。
費用もRp30,000程度ですので、こちらも自分で取得されることをおススメします。

ちなみにSKTTの有効期限はKITAS取得後1年間となっていますので、KITAS更新のたびに、SKTTも再取得しなくてはいけません。

SKTT申請・取得方法のまとめ

外国人がバリ島に住むにはいろいろな面倒な手続きが必要です。
SKTT取得もその手続きの一つで、KITASを取得、延長したら必ずSKTTも取得しなくてはいけません。

今回説明した必要書類がちゃんとそろっていれば、手続き自体は面倒なものではありません。
ギャニャール県の場合SKTTの取得申請はエージェントや代理人は不可となっていますので、面倒でも本人が県の住民局に行って行ってください。
デンパサール市やバドゥン県はSKTT取得もエージェントが行っているそうですので、エージェントにご相談ください。

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