
バリ島へ移住した際、スマホの通信環境をどう整備すべきか悩んでいませんか?
この記事では、移住生活において現地SIMカードを使用すべき理由から、購入・設定手順、楽天モバイルを活用した最強のデュアルSIM運用術まで分かりやすく解説します。
旅行者としてバリ島を訪れていた頃は、ホテルのFree Wi-Fiや日本の海外用eSIMで十分だったかもしれません。
でも、いざ本格的な移住生活が始まると「通信費が高くつく」「現地の電話番号がなくて不便」といった壁にぶつかりがちです。
配車アプリのGojekを使ったり、銀行口座を開設したり、デリバリーを頼んだりと、バリ島での快適な暮らしには現地電話番号付きの通信環境が欠かせません。
なので、移住生活を開始したら、まずは現地のSIMカードを調達することが必須なんです。
しかし,「海外のSIMカードって設定が難しそう」「SIMはどこで買っていいかわからない」と悩まれるかもしれませんが、大丈夫。
この記事では購入場所や必要な持ち物、設定方法、アプリでの通信費(プルサ)チャージ方法までステップ順に詳しくまとめました。
機械が苦手な方でも、この記事を読めば、通信の不安やストレスをすっきり解消し、コストを抑えて快適なバリ島移住生活をスタートできますよ!
バリ島移住生活に現地SIMが必要な理由
バリ島での移住生活が始まったら、まず優先して整えたいのが「スマホの通信環境」です。
短期旅行の感覚のまま日本のキャリアの国際ローミングやWi-Fiレンタルを続けていると、思わぬ出費や不便さに悩まされることになります。
旅行気分を脱却!現地SIMなら月々の通信費が格段に安くなる
日本のキャリアの海外ローミング機能や海外用Wi-Fiルーターは、数日~1週間程度の短期滞在には便利ですが、月単位で利用すると非常に高額になってしまいます。
一方、インドネシアの現地SIMカードを利用すれば、月々の通信費を劇的に抑えることが可能です。
大容量のデータ通信プランを契約しても、月額数百円~千円程度(Rp100,000~Rp150,000前後)で十分に賄えます。
長期的な移住生活における固定費削減のためにも、現地SIMへの切り替えは必須と言えます。
インドネシア生活で「現地電話番号」が必須になるシーン(Gojekや銀行口座など)
現地SIMを契約する最大のメリットは、通信費の安さだけでなく「インドネシアの電話番号(+62)」が手に入ることです。
バリ島での日常生活では、あらゆる場面で現地電話番号の登録が求められます。
- 配車・デリバリーアプリ(Gojek / Grab):ドライバーからの到着連絡やチャット、アカウント登録に電話番号が必須
- 現地銀行口座の開設:SMS認証やモバイルバンキングアプリ(オンラインバンキング)の初期登録に必要
- e-Wallet(OVO / GoPay / Danaなど):チャージやキャッシュレス決済アプリの登録
- ネットショッピング(Tokopedia / Shopee):配達時の本人確認やSMS認証、問い合わせなど
日本の電話番号だけではこれらのサービスを正常に利用できず、生活の利便性が大きく下がってしまいます。
快適なバリ島暮らしをスタートするためにも、現地電話番号付きのSIMカードを確保しましょう。
おすすめのSIMはTelkomsel(テルコムセル)
インドネシアにはいくつかの通信会社(キャリア)が存在しますが、バリ島で暮らす移住者に圧倒的におすすめなのが「Telkomsel(テルコムセル)」です。
島内どこでもつながる圧倒的な電波の強さとカバー率
Telkomselはインドネシア最大手の国営通信会社であり、日本のNTTドコモのような存在です。
デンパサールやクタ、スミニャックといった中心街はもちろん、ウブドの奥深いライステラスエリアや、チャングーのビーチ沿い、さらには離島のペニダ島やレンボンガン島に至るまで、インドネシア国内のほぼ全域で安定した高速通信(4G/5G)が繋がります。(エリアによっては3Gになることもあります)
日常の移動や旅行時にも電波が入らなくて困るリスクが最も少ないのが最大の強みです。
他の通信キャリア(XL Axiata、Indosat等)との違い
Telkomsel以外の主要キャリアとして「XL」や「Indosat」「Smartfren」などがあります。
これら通信キャリアは、クタやウブドといった都市部では問題なく使え、通信料金やパッケージ料金がTelkomselに比べて安く設定されています。
しかし、都市部を離れると電波が弱くなったり、途切れたりすることがよくあります。
決まったエリアしか移動しないということでしたら、これら通信キャリアでも問題ないと思いますが、離島や郊外などに出かけることが多い方はTelkomselを選んだほうが安心できます。
以前、コモドドラゴンツアーに行ったことがありますが、飛行場のあるラブハンバジョーでしたら、XLやIndosatは問題なく使えました。
しかし、ツアーが始まりラブハンバジョーを離れるとTelkomsel以外の通信キャリアは全く使えなくなりました。
このように、離島などに行かれる場合はTelkomsel一択と実感しました。
通信費の支払い方法
インドネシアの現地SIMの通信費は、日本の一般的な月額後払い(ポスパイド)とは異なり、基本的に先払い(プリペイド)システムとなっています。
仕組みを理解しておけばスムーズに運用できます。
通信費は先払いが基本
インドネシアのプリペイドSIMは、まずアカウントに電子マネーのような残高(プルサ)をチャージし、そこから通信を行う仕組みになっています。
- プルサ(Pulsa)とは:事前にチャージ(課金)された通信料金(通貨残高)のこと。
- 消費の仕組み:音声通話やデータ通信をするたびに、チャージされたプルサから通信費が引かれていき、残高が「ゼロ」になると通信がストップします。
- 音声通話とデータ通信の違い:
- 音声通話:固定電話やスマホなどの携帯電話番号への直接通話。
- データ通信:インターネット回線を使った通信(Web閲覧やアプリの利用)。
データ通信はパケット(パッケージ)購入がお得
プルサを入れただけの状態でインターネット通信を行うと、従量課金制となり、あっという間にプルサが使い尽くされてしまいます。
そのため、「データ通信パケット(Internet Package)」を購入するのが基本です。
- お得なパッケージ:「▲日間 ○○GBで ◆◆ルピア」といったお得なデータパッケージが各種用意されています。
- 現在の通信事情:最近は日常会話や連絡もLINEやWhatsAppといったデータ通信を使ったチャット・通話アプリが主流のため、通常の「音声通話」はほとんど使われません。
基本的にはデータ通信パケットを中心に購入・運用するのが一般的です。

現地SIMカードの購入と設定方法
実際に現地SIMカードを入手し、利用を開始するまでの具体的なステップを解説します。
どこで買える?(デンパサール空港、街の携帯ショップ、公式ショップ)
SIMカードは主に以下の場所で購入できます。
- デンパサール・ングラライ空港の到着ロビー:到着してすぐに買えるため便利ですが、観光客価格(高め)に設定されています。
- 街の携帯ショップ(店舗・露店):ローカル価格で購入できますが、設定や登録の手続きに不慣れなスタッフもいるため注意が必要です。
- 通信会社の公式ショップ(GraPARI Telkomselなど):Telkomselの直営ショップ。定価で確実に登録でき、トラブル時の対応もスムーズです。
※ほとんどのSIMカードには、あらかじめデータ通信用のパッケージがすでに入っています。
ただし、この初期状態では音声通話が含まれていないことが多いため、チャットアプリを使った通話は可能ですが、固定電話等へ音声通話をする場合は別途「プルサ」のチャージが必要です(プルサをチャージすれば音声通話も利用可能になります)。
よく「データ通信専用SIM」と言われることがありますが、プルサを入れれば音声通信も可能です。
購入時に絶対必要なもの(パスポート、端末、IMEI登録について)
SIMカードを購入する際は、以下の準備が必要です。
- パスポート
- 利用するスマホ端末(言語設定を英語にしておきましょう)
- IMEI登録(端末識別番号の登録)
※インドネシアでは外国から持ち込んだスマホ端末を使用する際、空港税関で端末の「IMEI登録」と「関税支払い」を行う法律があります。
登録を行わないと現地SIMを挿しても電波を拾わなくなるため、事前の登録ルールをしっかり確認しておきましょう。
空港税関でIMEI登録を忘れた場合、デンパサールなどの税関事務所(Bea Cukai)でもIMEI登録ができますが、以下のような注意点があります。
- 入国から60日以内でないとIMEI登録はできない。
- 空港で登録すれば$500の免税措置が受けられるが空港以外では免税措置が受けられない
IMEI登録の詳しい手続きや関税に関する詳細については、こちらの記事を参考にしてください。
バリ島移住時のIMEI登録ガイド
開通設定は店員さんにお任せ
SIMカードの挿入やパスポート情報の登録、開通手続き(アクティベーション)は、原則として購入した店舗の店員さんにお任せするのが一番確実です。
その場合、店員さんが操作しやすいように言語設定を英語にしておくと作業がスムーズに行えます。
登録手続きが完了し、実際にインターネットに繋がるか、電波表示(アンテナ)が立つかを確認してからお店を出るようにしましょう。
プルサのチャージ方法
プルサの残高が少なくなってきたら、以下のいずれかの方法で簡単にチャージ(Top Up)できます。
- SIM販売店 / 街の携帯ショップ
- 通信会社の営業所(GraPARIなど)
- コンビニ(IndomaretやAlfa Mart):レジで電話番号と希望額を伝えるもしくは店内の専用機械を操作
- モバイルバンキングアプリ(銀行のオンラインバンク)
- e-Wallet(GoPay、OVO、ShopeePay等)
データ通信パケットの購入方法
プルサをチャージしたら、以下の方法でデータ通信パケットを購入します。
- SIM販売所や通信会社の営業所で直接購入・セットしてもらう。
- アプリを使って購入(おすすめ):通信会社の公式アプリ(Telkomselの場合は「MyTelkomsel」アプリ)をスマホにダウンロードし、アプリ内で購入する。チャージしておいたプルサを使うか、モバイルバンキングやe-Wallet経由で直接決済して好きなデータプランを購入できます。
現地でのスマホ購入方法と注意点
「日本のスマホのIMEI登録が面倒」「サブ機として現地で格安スマホを用意したい」という場合は、バリ島現地でスマホ端末を購入するのも賢い選択肢です。
現地で購入した端末であれば、最初からIMEI登録が完了しているため手間がかかりません。
現地でのスマホ購入ガイドや注意点については、こちらの関連記事で詳しく解説しています。
バリ島でのスマホ・携帯の購入ガイド
「楽天モバイル + 現地SIM」のデュアルSIM運用!
バリ島移住後、日本の携帯契約を解約してしまう人もいますが、実は「楽天モバイル」を契約したまま残しておき、現地SIMと併用する「デュアルSIM運用」が移住者の間で最強の裏ワザとして定着しています。
日本の電話番号やSMS受信用に楽天モバイルを残しておくべき理由
海外へ移住しても、日本の銀行口座のログイン認証や、クレジットカード利用時のワンタイムパスワード(SMS認証)、日本の各種サービスの登録変更などで「日本のSMS受信」が必要になる場面が多々あります。
楽天モバイルなら、月額基本料金(3GBまで税込1,078円)の低価格で日本の電話番号を保持できます。
さらに、追加料金なしで毎月2GBまでの海外ローミングデータ通信と、日本からのSMS受信がそのまま利用可能です。
デュアルSIM対応スマホなら1台で日本のSMS受信と現地の快適通信が両立!
近年のiPhoneやAndroid端末の多くは、2枚のSIMカードが入る「デュアルSIM(Dual SIM)」に対応しています。
- 主回線(現地データ通信・通話):現地SIMカード
- 副回線(日本電話番号・SMS受信用):楽天モバイル
このように設定しておけば、スマホ1台で「バリ島内での高速・格安なデータ通信」と「日本からの重要なSMS認証の受信」を同時に維持できます。
日本の連絡先を失うことなく、現地でもストレスなく生活できるため、移住者には間違いなくおすすめの運用方法です。
楽天モバイルの活用法や海外での便利な使い方についての詳細は、以下の解説記事も合わせてチェックしてみてください。
楽天モバイルとは?海外で便利に使う方法
まとめ:現地SIMで快適なバリ島移住生活をスタートさせよう!
バリ島移住生活におけるスマホ通信環境の構築について解説しました。
- 快適な移住生活には「現地SIM」による低価格な通信と「現地電話番号」が必須!
- キャリアは島内最高のカバー率を誇る「Telkomsel」が一押し!
- 通信費は「プルサ(チャージ)」と「データパケット」のプリペイド制
- 購入時にはパスポートとスマホを用意し、入国時のIMEI登録も忘れずに
- 日本のSMS受信用に「楽天モバイル」を残したデュアルSIM運用が最強!
最初は海外のSIM設定やシステムに戸惑うかもしれませんが、一度環境を整えてしまえば、非常に安く快適なデジタルライフが手に入ります。
ぜひ現地SIMを手に入れて、便利でストレスのない素敵なバリ島移住生活をスタートさせてくださいね!
