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KITAS取得方法や取得意義などについて

2019年4月7日

KITAS取得方法や取得意義について

 

バリ島での長期滞在や移住について調べているとKITAS(キタス)という書類を耳にすることがあると思います。
また、旅行される方でもアクティビティなどでKITAS割引料金といった特別料金を目にされたかともいるかと思います。

KITASとは、暫時居住許可証と言って、外国人がインドネシア国内に半年以上滞在するために必要な許可証です。
特に、バリ島で働く場合は、就労許可、ビザと合わせて、このKITASを取得しなくてはいけません

今回は、特に就労目的で長期滞在する方のKITASについてより詳しく説明するとともに、KITASの取得方法などについても説明いたします。

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トリイ
バリ島で働くことや移住考えている方にとって、大切な情報ですので、必ずお読みください。

KITASとは

KITASとは、外国人がインドネシア国内に長期滞在することが許可されていることを証明する書類で、日本でいうと在留カードに近いものと言えるでしょう。

外国人がインドネシア国内で長期滞在するには、仕事をするため、インドネシア人と結婚して生活をするため、リタイアメント生活をするため、留学するため、といろいろな目的があります。
どんな目的にせよ、長期滞在するためには、このKITASは絶対必要となります。

ところで、KITASとは別にITAS(イタス)という言葉を聞かれたことがあるかとおもいますが、ITASとは暫時居住許可のことで、その許可をちゃんととっていますよという証明書がKITASです。

では、KITASとは、どのような書類なのでしょうか?
現物をお見せしたいのですが、現在、この証明書はe-KITASというバーチャルな書類となっていて、お見せすることができないのです。

e-KITASとは

e-KITASとは、オンライン上で管理しているバーチャルKITASのことです。

数年前まで、免許証サイズの紙でできたKITASと書かれたカードが交付されていました。
ところが、数年前にインドネシア国内の行政がオンライン化され、このKITASもオンライン上のバーチャルな書類となりました。

オンライン上にある移民局サイトにアクセスし、該当者のパスポート番号とITAS管理番号(NIORA)を打ち込めば、該当者データが出てきて、居住許可の状況が分かるというシステムになっています。
このシステム化により、KITASカードは廃止されました。

このシステムを使うには、ネット接続が必要で、またパスポート番号やNIORAが分からなくてはいけません。
そのため、それらが記載されたデーターをプリントアウトして所持しなくてはいけません。
カードがデーターが書かれた書類になっただけで、あまり、e-KITASにした意味がないんですけどね・・・

さて、KITASって物がどんなものかわかったかと思いますが、
「長期滞在するにはKITASが必要なのは分かったけど、それならビザはいらないんじゃないの?
という疑問が湧いてきたのではないでしょうか?

KITASとビザの違い

ビザとは、外国人が入国する際、この人は入国しても問題はないですよ、という事を保証する保証書のようなもので、バリ島に入国を許可する、許可しないを判断するためだけのものです。

実は、ビザだけでは長期滞在はできません。
就労ビザでの滞在可能日数は30日です。
30日以上の滞在を許可するのがKITASという事です。

まとめますと

  • ビザは入国するための推薦状
  • KITASは長期滞在するための許可証

ですので、長期滞在するためにはビザとKITASが必要なのです。

ビザについて、もっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

バリ島観光や移住に必要なビザ

ということで、KITASについて必要性がご理解いただけたと思いますが、KITASを持っていると他に何かいいことがあるのでしょうか?

KITASを持つことの利点

KITASを持つことの一番の利点は、長期滞在ができるという事ですが、他にもざっと、こんな事ができるようになります。

  • 銀行口座を作りことができる
  • 自分名義のバイクを持つことができる
  • 土地の使用権を持つことができる
  • ローカルと同じ料金で各種施設を利用することができる(KITAS割引)
  • BPJSという国民健康保険への加入ができる

土地の使用権については、いろいろな制限がありますので、また別の機会に詳しく説明させていただきます。

KITASを持つ必要性と利点はご理解いただけたと思います。
では、そのKITASを取得する方法についてご紹介します。

KITASの取得方法

KITASの取得方法と言っても、それほど難しいものではありません。

就労ビザ、リタイアメントビザ、婚姻ビザなど俗に312ビザと言われる長期滞在用のビザを取得したら、KITASを合わせて取得するように法令で決まっているので、ビザを申請したら、その流れでKITASも申請することになります。

今回は、KITASの中でもワーキングKITASという就労目的のKITAS取得方法について説明します。

KITAS取得の前提として、就労許可、就労ビザを取得している必要があります。
就労ビザ取得に関しては、こちらの記事をご覧ください。

バリ島就労ビザ取得方法

海外のインドネシア領事館(大使館)で就労ビザを取得して、バリ島に入国したら、なるべく早く(7日以内と言われています)入国管理局にKITAS取得申請を提出します。
この申請は、通常は就労ビザ取得時に依頼したビザエージェントがそのまま手続きを行いますので、バリ島入国後ビザエージェントに入国を報告し、パスポートを預けるだけです。

申請1~2週間後、入国管理事務所から呼び出しがあり、インタビューと写真撮影、指紋採取を行います。
インタビューと言っても、氏名、居住場所、会社名、業務内容など簡単なことを聞かれるだけです。

この後、1~2週間程度でKITAS発行となります。

現在、ビザ取得からKITAS発行まで1か月近い時間がかかっています。
これに対し、大統領から、もっと手続きを簡素化し、KITASの即日発行をするよう命じられています。
予定では、入国時にそのまま空港の入国管理事務所でKITAS発行手続きを行い、即日発行するという事ですが、2019年4月時点ではまだ実現しておりません。

という事でKITASを手にしました。
このKITASですが、有効期限は1年。つまり、1年しか滞在できません。

では、1年たったらどうなるのでしょうか?
KITASは延長ができ、最長5年間の滞在ができるのです。

KITAS延長方法について

ここでは、ワーキングKITASの延長に絞って説明しております。

ワーキングKITASを延長する前提として、労働許可を取る必要があります。

KITASは有効期限が1年ですが、延長ができます。
しかし、労働許可は、同じく有効期限が1年で、延長ができません
そのため、毎年新しい労働許可を取る必要があります

労働許可は先ほど紹介した、こちらの記事に記載しておりますので、まだ読まれていない方は目を通しておいてください。

バリ島就労ビザ取得方法

新しい労働許可が降りたら、KITAS延長の申請をします。
申請は、面倒な手続きが多いため、通常専門のビザエージェントに依頼しております。

延長申請が許可されたら、KITAS取得時と同じように入国管理局にてインタビュー、写真撮影、指紋採取を行い、延長手続きは終了します。

大人の顔や指紋などはそれほど変わるものではないので、毎年写真撮影や指紋採取をする必要があるのか、と思いますが、規則ですので・・・

長期滞在者は、毎年毎年、KITAS延長手続きをしなくてはいけません。
お金もかかるし、とても面倒ですが、この手続きを5年に1度にする方法があります。
それがKITAPです。

KITAPについて

KITASは暫時居住許可(証)ですが、KITAPは恒久居住許可(証)です。
恒久と付いているので、永住権と思われがちですが、実際は有効期限は5年間ですので、永住権というわけではありません
しかし、1年間しか有効でないKITAPに比べ、期限付きでも5年間使えるKITAPの方が、毎年の手続きがなくなるだけでもありがたいです。

では、KITASではなく、KITAPを取りましょう・・・
と、簡単にはいきません。

KITAPはマネージャーやアドバイザーと言った外国人労働者は取れません。
KITASを3回延長した取締役、監査役と言った経営者しか取得することはできません。

※婚姻ビザやリタイアメントビザでもKITAPは取れますが、今回は就労ビザに絞って話をしていますので、ご理解願います。

まとめ

今回は就労ビザでのKITASについてお話をさせていただきました。
難しいお話もありましたので、まとめさせていただきます。

  • KITASは暫時居住許可証で、長期滞在するときに必要な許可
  • 就労ビザは、労働目的での入国を許可するための推薦状でビザだけでは長期滞在できない
  • 労働許可、就労ビザ、KITAS取得は一連の流れなので、ビザエージェントに任せておけばすべて手続きしてくれる
  • KITASがあれば、長期滞在の他に、免許の取得、バイクの購入、土地の使用権の取得などができる
  • KITASの有効期限は1年なので、1年たったら延長手続きを行う
  • KITAPという5年有効の居住許可もあるが、取締役や監査役でないと取得できない

今回の記事の作成に当たり以下のネット記事を参考にさせていただきました。
より詳しい情報をご希望の方は、これら記事をご一読ください。

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