バリ島短期滞在ビザ取得・延長方法

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短期滞在ビザ(訪問ビザ)取得方法

ワーキングビザなど長期滞在ビザが取れないけどバリ島に滞在したい
ソシアルビザを取得したいけど情報過多でどれが正しいのかわからない
バリ島には、まだ行けないの?

バリ島に長期滞在するには、ワーキングビザやリタイアメントビザと言った長期滞在ビザが必要です。
しかし、長期滞在ビザの取得には条件があり、それをクリアーできないとビザ取得はできません。

取得条件がクリアーできず、長期滞在ビザが取れない方には、短期滞在ビザの取得をおススメします。
短期滞在ビザは訪問ビザとも言われ最長180日間の滞在が可能
よく知られているソシアルビザもこの短期滞在ビザの一種です。

今回は、この短期滞在ビザの詳細と取得方法、延長方法について解説します。

注意

現在バリ島・インドネシアは観光目的の渡航はできませんが一定の条件をクリアすれば、ビザ取得・バリ島渡航は可能です。
すぐにでもバリ島に行きたいという方は、以下リンク先をご覧ください。

注意:何度も短期渡航用ビザの発給が停止になったり、再開したりしていましたが2021年4月1日時点では、取得可能となっております。

>>2021年現時点でのバリ島渡航方法について

バリ島のビザについては多くの情報がネットなどで出回っております。
しかし、ビザ制度はよく改定されるため、出回っている情報のほとんどが古く現状とかけ離れているという問題も。
この記事はバリ島在住の私が、現在短期滞在ビザで滞在している友人やビザエージェントから集めた最新情報を元にしているので、信頼度は高いです。

長期滞在ビザは取れないけど、バリ島に滞在したい。
コロナ禍で渡航が難しいのはわかっているが、何とかバリ島に行きたい。
という方は、ぜひこの記事を最後までお読みください。

関連記事

観光旅行でバリ島に行く場合のビザはどうなるの?
就労やリタイアで年単位の長期滞在をしたいけど、その為のビザは?
そんな疑問をお持ちの方向けに以下リンク先でバリ島のビザについてまとめて解説しております。

バリ島のビザの種類と取得方法(まとめ)

短期滞在ビザについて

短期滞在ビザについての詳細と種類を説明します。

短期滞在ビザとは

短期滞在ビザは外国人がバリ島を含むインドネシア国内に最長180日間滞在できるビザ。
このビザの正式名称は「B211ビザ」ですが、一般的には短期滞在ビザや訪問ビザ、ビジタービザと言われています。

この短期滞在ビザを取得すれば30日または60日の滞在が可能ですが、滞在期限が切れる前に延長手続きをすればさらに30日の滞在ができます。
延長手続きは4回までできるので、最長で180日間の滞在が可能です。

短期滞在ビザの種類

渡航目的により、B211A~B211Cと3タイプの短期滞在ビザがあります。

B211Aビザ(ソシアルビザ)

B211Aビザは一般的にソシアルビザと言われ、次のような目的での滞在に使用されます。

  • レジャー、観光、家族訪問、芸術文化交流、非営利スポーツ等の非商用目的
  • ビジネスミーティング、商品の購入、セミナーや国際展示会の参加、会議出席と言った商用目的

B211Bビザ(ビジネスビザ)

B211Bビザはビジネスビザと言われ、次のような目的での滞在のために取得します。

  • インドネシア製品の製品設計やマーケティングの改良
  • 技術革新のコンサルタントやトレーニング指導
  • 監査や品質管理
  • 外国人労働者のテスト雇用

B211Bビザはビジネス目的のビザですが、外国人がインドネシア国内で報酬を得ることはできません。

B211Cビザ(芸術、報道ビザ)

B211Cビザは芸術ビザ、報道ビザと言われ、次のような目的での滞在のために取得します。

  • ジャーナリズム
  • 非営利映画のための滞在
  • 関係官庁からの許可が出ている映画撮影

参考サイト

短期滞在ビザにの内容については、以下のバリ州入国管理事務所のサイトを参考にしました

ビジタービザについて | バリ島入国管理事務所

短期滞在ビザの取得方法

ここでは、短期滞在ビザの取得方法を解説します。

注意

現在は短期取得ビザの取得方法が変更になっております。変更内容については以下のリンク先をご覧ください。

>>2020年現時点でのバリ島渡航方法について

ビザ取得にはスポンサーが必要

短期滞在ビザを取得するには、スポンサー(保証人)が必要です。

B211Aビザ(ソシアルビザ)取得の場合は、インドネシア国籍の人ならだれでもスポンサーになれます。
ただ、スポンサーした外国人が問題を起こすとスポンサーも連帯責任を取らされるので、最近はあまりスポンサーを引き受けてくれる人が少ないそうです。

B211Bビザ(ビジネスビザ)を取得する場合は、インドネシアの受け入れ企業(PTと言われる株式会社)のスポンサードが必要になります。

取得場所

短期滞在ビザの取得は、インドネシア国外のインドネシア領事館で行います。
日本人がよく利用するのは、以下の国にある領事館です。

  • シンガポール
  • タイ
  • マレーシア
  • 日本

この中でも、特にシンガポールはビザ取得代行をするエージェントがあり、またバリ島から近いという事もあり、最も利用されています

短期滞在ビザ取得申請に必要なもの

取得するビザの種類や取得する領事館によって、必要な書類等が違ってきます。
ここでは、ソシアルビザ(B211Aビザ)をシンガポールで取得する場合の必要書類を紹介します。

  • 有効期限が6か月以上残っているパスポート
  • パスポートの顔写真が写っている面のコピー
  • ビザ申請書(こちらからダウンロードできます)
  • スポンサーからの保証書(スポンサーレター)
  • スポンサーのKTP(IDカード)コピー
  • 3.5cm×4.5cmサイズで背景が白の証明写真
  • シンガポールの入国カード
  • バリ島から帰国もしくは別の国に出国するための航空券コピー
  • 生活費の証明(USD1500以上の残高がある預金証明)

スポンサーからの保証書は、バリ島内のビザエージェントで作成してくれます。
(Rp300.000程度)
利用するシンガポールのエージェントによっては、いくつかの書類は不要と言われることがありますが、念のためすべて用意しておいた方が安心です。

参考サイト

短期滞在ビザ申請の必要書類は以下の在シンガポール領事館のサイトを参考にしました。

B211Aビザ取得について | 在シンガポール領事館

短期滞在ビザ取得手順および料金

この取得手順はシンガポールでの申請取得の場合です。
他国の領事館の場合、交付日数や手数料などに違いがあります。

個人で申請取得する場合

シンガポールの領事館のビザ申請窓口に交付手数料を添えて提出します。
申請受付は祝日を除く月曜から金曜日の09:00-12:00
交付手数料は70シンガポールドルで現金での支払いで、手続きの最後に預かり書を渡されます。

交付は翌営業日(祝日を除く月曜日~金曜日)の15:00-17:00
前日受け取った預かり書を窓口に提示してビザステッカーが張られたパスポートを受け取ります。
申請が金曜日だと、交付が翌週の月曜日になるので、なるべく月~木に申請しましょう。

ビザエージェントを使う場合

シンガポールにはビザエージェントがいますので、そこを使うと簡単に早く取得できます。

祝日を除く、月曜日から木曜日の朝10:00までに、必要書類と手数料をビザエージェントに預けます。
取得申請書はビザエージェントが作成するので、準備は不要。
夕方,エージェントの指定時間にエージェントよりパスポートを受け取り、ビザ取得は終了です。

取得費用は、エージェントの手数料などを含み、185~200シンガポールドル
エージェントによって料金が違います。

おススメのビザエージェント

シンガポールには多くのビザエージェントがありますが、以下のエージェントが料金も安く仕事も早いと評判がいいです。

MAJU Travel Service
Address: 60,EU TONG SEN STREET #01-16,FURAMA HOTEL SHOPPING CENTRE SINGAPORE 059804
Tel:+65-6533-1666
E-Mail:visa@majutravel.com

関連記事

古い例ですが、以前私はシンガポールとタイで短期滞在ビザ(ソシアルビザ)を取得した経験があります。
その時の体験記を別の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。

>>シンガポールでソシアルビザを取得してきた
>>タイ・バンコクでソシアルビザを取得してきた

短期滞在ビザ延長方法

短期滞在ビザの有効期限は30日、もしくは60日ですが、ここで説明する延長手続きを行えばさらに30日間滞在期間が延長されます。
この延長手続きは4回まで行う事ができますので、最長で180日間の滞在が可能となります。

延長手続きの時期

延長手続きは、滞在期限が切れる7営業日前までに行います。
土日祝日は手続きできませんので、余裕をもって期限が切れる10日前には手続きを開始したほうがいいです。

手続きをする場所

短期滞在ビザの延長手続きは、バリ島内の入国管理事務所(イミグレ)で行いますが、申請者(外国人)の滞在場所によって、どこの管理事務所に行くかが変わってきます。

デンパサールレノン

サヌール、デンパサール、ウブド、ギャニャールなどに滞在している外国人はデンパサール市レノンエリアにある管理事務所で手続きをします。

住所:Jl. Panjaitan No.3, Sumerta Kelod, Kec. Denpasar Tim., Kota Denpasar, Bali 80234
電話番号:+62361227828
Webサイト:https://denpasar.imigrasi.go.id/

ジンバラン(バイパス・ングラライ)

クタ、スミニャック、ヌサドゥア、ジンバラン、ウルワツなどに滞在している外国人はジンバランにある管理事務所で手続きをします。

住所:Jl. Raya Taman Jimbaran No.1, Jimbaran, Kec. Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361
電話番号:+623618468395
Webサイト:https://www.ngurahrai.imigrasi.go.id/

シガラジャ

カランガッサム、ブレレンなどに滞在している外国人はシガラジャにある管理事務所で手続きをします。

住所:Jl. Seririt, Desa Pemaron, Singaraja, Pemaron, Kec. Buleleng, Kabupaten Buleleng, Bali 81119
電話番号:+6236232174
Webサイト:http://imigrasi-singaraja.com/

短期滞在ビザ延長手続きに必要な物

  • パスポート
  • パスポートコピー(顔写真面とビザが貼ってある面)
  • スポンサーのKTPコピー
  • マテライ(印紙)Rp6.000(2021年からはRp10.000)
  • 手続き費用Rp500.000(外貨は不可)

管理事務所敷地内にワルン(売店)があり、そこでコピーや印紙購入ができます。

延長手続き(個人で手続きする場合)

個人で延長手続きをする場合は、スポンサーの同行が必要です。
また、ここで紹介する手続き方法はデンパサール・レノンの入国管理事務所の例で、管理事務所によっては受付や窓口が違う事があります。

  1. Webサイトにて手続き予約を行い予約番号を受け取る
    (2020年10月より事前予約制になりました)
  2. 入国管理事務所の屋外受付にて、予約番号を見せ、申請書をもらう
  3. 申請書に必要事項を記入する。スポンサー蘭はスポンサーが記入する。
  4. 申請書や必要書類を受付に提出し、番号札をもらう
  5. 管理事務所建物内の待合所で番号を呼ばれるまで待機
  6. 番号を呼ばれたら、指定窓口へ
  7. 写真撮影指紋採取(1回目の延長手続き時のみ)
  8. 窓口でパスポート受領書を受け取る
  9. 管理事務所駐車場にて、郵便局移動窓口で手数料を支払う
  10. パスポート受領書に書かれてある日にちに再度管理事務所を訪れパスポートを受け取る

延長手続き(エージェントに依頼する場合)

延長手続きは、バリ島内のエージェントに依頼することができます。
エージェントに依頼すれば、手続きからパスポートの受け取りまですべて代行してくれます。

  1. エージェントにパスポートとスポンサーのKTPコピーを渡す
  2. 1回目の延長手続き時のみ入国管理事務所にて写真撮影
    (エージェントが同行してくれます)
  3. エージェントよりパスポート受け取り

エージェントに依頼した場合の費用は、すべて込みでRp1.000.000程度です。
自分でやるより倍近い費用になりますが、手続きをすべて代行してくれますので、エージェントに依頼している方は多いです。

2021年現時点でのバリ島渡航方法について

2021年2月9日現在、短期滞在ビザの取得に対して制限が設けられています。
ここでは、その制限や手続きの変更について解説します。

取得可能ビザ

2021年2月9日より、短期滞在ビザ(B211ビザ)の取得が可能となりました。
ただし、商用目的のみという制限がついています。
また、スポンサーはインドネシア企業(PT・株式会社)もしくは一定の条件をクリアした個人となっています。

2021年2月時点でいったんは短期滞在ビザ(B211ビザ)の発給が再開されましたが、その後、発給停止となり2021年3月5日時点で短期滞在ビザの発給は停止しております

2021年3月に発給停止になった短期滞在ビザ(B211ビザ)ですが、3月末より発給再開となりました。
申請方法がちょっと変わり、初めに保証人(スポンサー)がオンラインで保証人申請を行い、許可が降りてからビザ申請を行うそうです。

ビザ取得手順

オンラインでの申請

通常は海外のインドネシア領事館にて申請取得しますが、現在は領事館では受け付けず、すべてオンラインでの申請となっています。

所定のWebサイトで、申請者のデーターやスポンサーのデーターを入力し、必要書類をアップロードします。
申請が受理されたら、申請手数料Rp200.000とビザ発行費USD50を所定口座に振り込み、申請が通れば、E-Mailでビザが送られてきます。

送られてきたビザをプリントアウトし、入国時に入国審査官に提示するという流れです。

必要書類

  • パスポートのコピー(顔写真面)
  • 医師の健康診断書
  • 隔離治療同意書
  • 保険証書

個人で申請取得

申請はWebサイトから行いますが、最初に保証人(スポンサー)が登録申請をし、保証人として承認されたのち保証人が依頼者(外国人)のビザ申請を行います。
申請作業は、ほとんどが保証人が行います。

エージェントに依頼

現在、商用目的の短期滞在ビザを取得した方は、ほとんどがエージェントを利用しています。
エージェントでは、スポンサー手配から申請、ビザ取得まですべて代行可能。
日本にいる状態でビザ取得するには、エージェントを使うのが一番確実かと思います。

エージェントを使った場合の費用はRp4.000.000~8.000.000とエージェントによって開きがあります。
安くて確実なエージェントが見つかれば、ラッキーですね。

バリ島の短期滞在ビザなどを扱うエージェントを紹介いたします。
以下のサイト(バリ島移住.com)にて、ビザ取り扱いをしております。すべて日本語で対応可能ですので、バリ島へのビザ取得を検討されている方、ぜひご利用ください。
>>【バリ島のビザ取得サービス】申請から延長まで安心&超簡単!| バリ島移住.com

ビザ延長

短期滞在ビザは、60日間滞在ができ、延長手続きを取ることにより、30日の滞在延長ができます。
これは通常の短期滞在ビザと変わりません。

手続き方法も、通常の短期滞在ビザと変わらないです。

外国人入国規制下での短期滞在ビザ取得方法について動画でも解説しております。

よくある質問

ビザスポンサーは誰でもできるのですか?

スポンサーは成人したインドネシア人であれば、だれでもできます。
ただし、スポンサーした外国人が問題を起こすとスポンサーも連帯責任を取らされますので、最近はやりたがらないそうです。

商用目的の場合のスポンサーはインドネシアの企業(PT・株式会社)になります。

ビザ取得は個人でもできるのですか?

個人でもできます。
シンガポールやタイなどでは、個人で領事館に行って取得してくる人もいます。
私も以前タイの領事館にて、自分で取得してきました。

ただ、エージェントに任せた方が、確実で間違いがありません。
また、シンガポールの場合は、個人で申請すると2日かかるビザ取得が、エージェントに依頼すると即日交付されます。

急いでいる場合はエージェントを利用し、時間に余裕がある場合は個人でやられてみてはいかがでしょうか?

ソシアルビザは何回まで取れますか?

ビザ取得には、何回までという決まりはありません。
ただ、連続して何回も取得していると、仕事をしているのではないかと疑われます。

以前、連続して2回以上ソシアルビザを取っている外国人は入国拒否されるといううわさが流れたが、それは誤りでした。
入国審査の内部資料で、2回以上連続して取得している外国人は就労の疑いがあるので気をつけろという指示が出たのが、拡大解釈されたのが真相。

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