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バリ島ロングステイ用ビザ(ソシアルビザ・シングルビザ)取得方法

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バリ島ビーチでロングステイライフを楽しむ女性の写真

この記事は、インドネシア・バリ島に180日間滞在できるロングステイ用ビザの取得方法などを解説した記事です。
この記事を読むことにより、観光ビザではできないロングステイライフを楽しむための方法がわかります。

バリ島に外国人が入国滞在するためにはビザが必要です。
一般的な観光旅行の場合はVOA(到着ビザ)という観光ビザを取得して入国しますが、このVOAでは最長60日間しか滞在できません。
60日以上の滞在をしたい場合、ソシアルビザやシングルビザ、訪問ビザと呼ばれるロングステイ用ビザを取得します。

ロングステイビザは60日間の滞在ができますが、期限が来る前に延長手続きをすれば最長180日間の滞在が可能となります。

この記事では、ロングステイ用のビザの取得方法や延長手続きなどについて解説します。

バリ島移住をする前に、半年程度のロングステイを経験し、バリ島移住が自分に合っているのかどうかを確認することは大切な事。
まずはロングステイを経験し、それから本格移住を検討してみてください。

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バリ島のビザの種類と取得方法(まとめ)

ロングステイ用ビザとは

ソシアルビザ、シングルビザ、訪問ビザとも呼ばれるロングステイ用のビザとは、どんなビザなのか?
ここでは、ロングステイ用ビザについて、詳しく解説いたします。

180日間滞在可能なビザ

ロングステイ用ビザを取得すれば60日間の滞在ができます。

そして60日の期限が来る前に、延長手続きをすれば60日間の滞在延長が可能。
この延長手続きは2回行うことができます。
そのため、最初の60日と合わせ、60日+60日延長×2回=180日間の滞在ができるビザです。

ビザの種類

このロングステイ用ビザは正式にはB211ビザといいます。
また、滞在目的により、B211A~Cと3種類に分かれます。

B211Aビザ

観光や家族訪問、文化交流、商談、会議出席、物品購入(買い付け)などを目的に滞在する場合に取得するビザです。
工場や会社オフィスに立ち入ることはできません。

一般的なロングステイや買い付け、業務依頼目的の滞在にはこのビザ取得がよいと思います。

B211Bビザ

投資調査、スタッフの育成・教育、販売協力、生産管理、本質管理、業務監査などを目的に滞在する場合に取得するビザ。
工場や会社オフィスに立ち入ることができます。

支社や協力会社などに業務目的で出張する場合はこのビザを取得します。

B211Cビザ

営利目的ではない映画撮影を目的に滞在する場合に取得するビザ。
一般的には、まず利用されないビザかと思います。

就労はできない

ロングステイ用のビザでは、国内投資や就労はできません。

就労とは収益目的で国内で労働することで、具体的にいうと給料や売上金をインドネシア国内で受け取る行為です。
インドネシア国内で就労をする場合は就労ビザ(労働ビザ)を取得しなくてはいけません。

国内投資とは、インドネシア国内の企業への投資や、会社を設立し経営することです。
このような場合は投資家ビザの取得が必要です。

ロングステイ用ビザはバリ島で半年間のんびりしたり、就職先を探したり、ノマドワークをしたり移住準備をするためのビザですね

ロングステイ用ビザの取得・延長方法

180日間滞在できるロングステイビザの取得方法について解説します。
以前はシンガポールなど国外のインドネシア領事館で申請取得していましたが、現在はすべてオンラインで行うようになっています。

ビザエージェントに依頼する

ロングステイ用ビザはインドネシアのビザエージェントに依頼して取得します。

以前はシンガポールなどのインドネシア国外にあるインドネシア領事館にて申請、取得をしていました。
しかし、パンデミック以降は申請も取得もすべて公式サイトからオンラインで行うように変更されました。

オンラインで取得するので、だれでも申請取得ができると思いますが、実は専門のビザエージェントに依頼しなければ取得ができません。
その理由は公認のスポンサー(保証人)が必要だから。
ビザ申請にはスポンサーが必要で、この保証人は政府が公認した人でなくてはいけません。

公認スポンサーはほとんどがビザエージェント。
その為、ビザエージェントに依頼しなくてはロングステイ用ビザは取得できないのが現状です。

必要な物は?

ビザエージェントにロングステイ用ビザを依頼する場合には、以下の書類が必要になります。

  • パスポートのコピー(データ面と入国スタンプがある面)
  • 過去3カ月の預金証明書(200万円以上の預金必要)
  • 海外医療保険証書

必要書類は滞在目的や渡航状況により変わることがありますので、まずはビザエージェントに相談してください。

ビザを取得したら?

ビザはエージェントからEmailで送られてきます。
PDFというファイル形式で送られてきますので、これをA4サイズにプリントアウトします。

バリ島入国時に、入国審査(イミグレ)にプリントアウトしたビザとパスポートを提出し、入国審査を受けます。
帰国時の航空券やVOA(到着ビザ)は必要ありません。

延長方法は?

入国後60日経過する前に延長手続きをしてさらに滞在期間を60日延ばします。
この延長手続きは2回行うことができるので、最初の60日と合わせて最長180日間の滞在ができます。

この延長手続きにも、スポンサーの承認が必要ですので、ビザを取得したエージェントに依頼します。
この時の必要書類はパスポート(原本)のみとなります。

180日経ってしまったら?

180日経ってしまたら、もうそのビザは使用できません。

180日経つ前に再度ビザエージェントに依頼して新しいロングステイ用ビザを取得します。
以前はインドネシア国内にいながら、新たにビザを取ることができましたが、2023年7月から、新たなビザを取得するにはいったんインドネシア国外に出なくてはいけないことになりました。

エージェントの紹介や相談はお問い合わせ画面からお願いします。

ロングステイ用ビザでできる事とできない事

このロングステイビザではどんなことができて、どんなことができないのでしょうか?
ここではロングステイビザでできる事とできない事の代表的な例を紹介します。
違法行為を行うと拘留、罰金という刑罰を科されることもあるので、しっかりと理解しておきましょう。

できること

  • 180日間のロングステイ
    国外に出ることなく、180日間滞在ができます。
  • ビザの書き換え
    ロングステイビザからリタイアメントや就労ビザなど出国することなく移住用ビザへの書き換えができます。

VOA(到着ビザ)はビザ書き換えができません。
その為、VOAを使い入国した場合、ロングステイビザや移住用ビザに変更する場合は、いったんインドネシア国外に出国しなくてはいけません。

できない事

  • 就労はできません
    インドネシア国内で収入を得る行為は違法就労となります。
  • 国内投資はできません
    会社を設立したり、既存の会社に投資をする場合は投資家ビザが必要になります。
  • KITAS取得はできません
    KITAS(居住許可=在留許可)が取れないので、免許証取得や不動産登記などはできません。
  • 海外からの再入国はできません
    海外に出国した時点でロングステイビザは失効してしまいますので、再入国する場合はまたビザを取得しなくてはいけません。

ノマドワークですが、集客(仕事探し)や収入(賃金の受け取り)をインドネシア国内で行わなければ就労とみなされないため、グレーゾーンですが現行ではロングステイビザでの滞在が可能となっております。

最近は外国人の違法就労に対する取り締まりが厳しくなっていますので、仕事をする場合は就労ビザを取って行いましょう

よくある質問

ビザスポンサーは誰でもできるのですか?

スポンサーは政府公認のインドネシア人しかできません。
以前は、公認申請もオンラインでできたのですが、現在はできなくなっているようです。

ビザ取得は個人でもできるのですか?

オンラインでだれでもできるようになっていますが、スポンサーは公認のインドネシア人しかできなくなっています。
公認スポンサーはほとんどがビザエージェントですので、現実的に外国人が個人で申請することはできないようです。

ロングステイビザは何回まで取れますか?

ビザ取得には、何回までという決まりはありません。
ただ連続して取得していると、審査が厳しくなり、取得不可ということがあるそうです。

この点はビザエージェントとしっかりと打ち合わせしてください。

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