バリ島移住物語

バリ島で働きながら生活する事を夢見る3~40代の男性に、移住歴10年の筆者とりいが紹介するバリ島移住ノウハウブログ

バリ島でのお仕事!日本人におススメなのはこれ!

バリ島で日本人ができる仕事

閉塞感のある日本を脱出して海外移住!

こんな夢を抱いている方、多いんじゃないでしょうか?
海外の中でも、温暖な気候、慣れ親しんだお米文化、格安な生活費、誰もが憧れるリゾート地などの理由から昔からバリ島に移住される方がたくさんいらっしゃいます。

バリ島に移住して生活するには、やはりお金は必要です。
確かに、バリ島は日本に比べて生活費は安いのですが、滞在するためのビザ代や日本への一時帰国費、そして医療費など、お金がかかることが沢山あります。

やはり、安定した生活をするには安定した収入源が必要です。
日本で安定した収入があれば問題ないのですが、そうでなければ、バリ島で仕事をしなくてはいけません。
ただ、ビザの問題などもあるため、日本人は、バリ島でどんな仕事でもできるといったわけではないのです。

では、日本人はバリ島でどんな仕事ができるのか?
簡単にご説明したいと思います。

将来、バリ島移住を考えている方、特にバリ島で働きたいと思われている若い方にぜひ読んで頂きたいと思います。

 

<目次>

 

ワーキングビザと日本人ができる役職

以前、こちらの記事で日本人がバリ島で働くには、ワーキングビザ、労働許可(IMTA)、そして居住許可(KITAS)が必要であると説明しました。

>>バリ島で働くために必要なもの、IMTA,VISA,KITAS

この中でも説明しましたが、バリ島で日本人が働くには、会社組織に所属しない限りはビザや労働許可は取れません。
つまり、バリ島にあるどこかの会社に就職するか、自分で会社を興さない限り仕事をすることはできないのです。

 

さらに、こちらの記事では日本人ができる役職には限りがあることも説明しました。

>>就労ビザ(ワーキングビザ)を取るための条件

日本人は

  • ディレクトール(取締役)
  • コミサリス(監査役)
  • マネージャー
  • アドバイザー

この4つの職種しかできないのです。

自分もしくは友人たちと共同で会社を興された方は、ディレクトールかコミサリスになられると思います。
一方、既存の会社に就職された方はマネージャー、もしくはアドバイザーという職種になるでしょう。

 

起業か?就職か?

バリ島で仕事をする場合、まず最初に考えなくてはいけないのが、自分で会社を興す(起業)のか、既存の会社に就職するのか??ということです。

既存の会社に就職する方が、収入を得るまでの工程も楽ですし、安定している会社に就職できれば収入も安定しています。
しかし、希望するような会社がなかったり、人に使われるのが嫌だというと、起業ということになります。

 

では、バリ島での起業というのは現実的でしょうか?

結論から言うと、現時点での起業、特に個人での起業は現実的ではありません。
現在のインドネシアの法律では、外国人が会社を興すには1億円(=100憶ルピア以上)の資本金が必要です。
(資本金に関しては、法改正がありもっと少額になるといううわさも流れています)
また、インドネシア人と共同で企業する(ジョイントと言います)場合でも500万円以上の資本金が必要と言われています。

さらに、起業しても確実に成功するという保証はありません。
そのようなことから、現在、インドネシアで起業されるのは、海外ですでに成功した企業家や企業グループがインドネシアに子会社を出すといったようなパターンしか現実的ではないといえます。

 

現地採用か?駐在か?

では、企業はあきらめて就職しようとした場合、現地採用か駐在かという選択があります。
こちらも、結論から言うとバリ島では駐在という仕事は無いと考えた方がいいでしょう。

駐在というのは、日本にある企業がバリ島の子会社に自社の社員を派遣するということです。
ところが、バリ島にある日系企業で、日本に本社がある会社というのは、JTBやHISといった大手旅行会社くらいです。
そこの駐在員といえば、支店長クラスの方ですので、日本本社では課長、部長クラスとなります。

バリ島には日系企業(日本人経営の会社)が何社もありますが、そこで働かれている方は、ほとんどが現地採用の方ばかりです。
駐在員としてバリ島の日系企業に就職というのは、まずもって不可能と考えられてもいいでしょう。

ただし、ジャカルタやスラバヤなど大都市に行けば数多くの日系企業がありますので、駐在員として雇ってくれる会社もあるかもしれません。
駐在員としてインドネシアで働きたいということでしたら、バリ島ではなくほかの土地を探した方が現実的です。

 

日本人の求人がある職種

では、現地採用として、実際どのような仕事があるのかをご紹介していきましょう。

 

ホテル・スパのゲストリレーション

大型のホテルや日系のスパでは日本語でのお客様対応のために、日本人の案内係を置いていています。
ただし、あくまで身分的にはアドバイザーであり、インドネシア人受付係の指導、補助という立場になります。

以前は、特にホテルのゲストリレーションの求人が多かったのですが、日本人観光客の減少とともに、求人も少なくなってきました。
ゲストリレーションはほとんどが女性で、中にはバリ島の方と結婚されて永住されている方もいますので、なかなか空きが出ないのと、空きが出ても経験者が優先となるので、最近はゲストリレーションの求人はほとんど聞かなくなりました。

 

ホテル・ヴィラの現地管理者(マネージャー)

こちらは男性向けの求人になります。
ホテルやビラの現地責任者あるいは、マーケティング責任者です。

大変、やりがいがあり給料もいいのですが、こちらも経験がある方優先となります。
また、実力主義的なところがありますので、営業成績によっては、契約延長してもらえないという話も聞きます。

 

アクティビティのセールス

ラフティングなどアクティビティの日本マーケット向けセールス(マーケティング)の求人もたまに見かけます。

こちらは、営業職になりますので、日本での営業職実績がある方は有利かと思います。
特に、旅行関係、レクレーション関係のお仕事をされていた方は、かなり有利でしょう。

アクティビティ会社はほとんどが外資系ですので、給料もかなりいいのですが、とてもシビアで、営業成績によって簡単に契約停止となるそうです。

 

旅行会社のオペレーター

HISやJTBなど日系大手旅行会社をはじめ、現地旅行会社のオペレーターもよく求人があります。
業務内容は、日本人のお客様へのメールや電話での予約対応となります。

こちらも、経験者優先となります。

 

日本語教師

一時期は日本語教師の求人も見ましたが、いまはほとんど見かけません。

バリ島では、今でも日本人気があり、日本語を習いたいという方はたくさんいます。
また、日本語の授業がある学校もありますが、先生はほとんどがインドネシア人です。
たまに、在住の日本人が頼まれて、ボランティアで会話の練習相手になることがあるくらいです。

日本には、外国語教室にたくさんの外国人教師がいますが、なぜ日本は,外国人教師がそんなにいるのか(簡単に働けるのか)不思議です。

 

料理人・調理師

バリ島でも日本食のレストランや、ラーメン店などが増えてきましたので、日本人調理師の仕事があるかと思われるかもしれません。
しかし、ほとんどのお店で調理をしているのは、インドネシア人です。
お店のオーナーの指導の下、インドネシア人が日本料理を調理しているのが現状です。

ただし、高級ホテルなどに入っている日本料理店や寿司屋などには、日本人の料理人が働いていることがあります。
しかしこの場合は、日本の有名店から派遣された方がほとんどで、現地で料理経験者が採用されたという話はほとんど聞いておりません。

これは、最近増えてきたラーメン屋さんなどでも同じような状況です。
ラーメン店はほとんどが日本でも有名なラーメン店の支店で、日本から店長クラスの方が派遣され、現地インドネシア人を指導しています。
そのため、現地で日本人を採用するということはまれです。

 

専門職

ほかにも、美容師、カメラマンなど専門職の求人がたまに見受けられますが、やはり専門的なスキルや実務経験が重要視されます。

 

 デジタルノマドという働き方

最近増えてきたのが、このデジタルノマドという働き方です。

 ノマドとは遊牧民という意味で、定住先を持たず、旅をしながら仕事をしている人たちのことを指します。
その中でも、ノートパソコンをもって海外各地で、ネットやシステム関係の仕事をされる方をデジタルノマドと言います。

ネット環境が良くなってきたバリ島にもこのデジタルノマドが増えてきて、街中には公共ワーキングスペース(コ・ワークス)も沢山出来てきました。
生活費の安いバリ島などに滞在することにより、あまりガツガツ仕事をしなくても、暮らしていけるということが、デジタルノマドが増えてきた要因と思われます。

デジタルノマドの仕事はWebページの制作やシステム開発、そして情報発信(バリ島の文化やニュースなどをマスコミに売る)といった仕事が中心でしたが、今後はYoutuberやブロガーといった仕事も増えてくると思います。

 

このデジタルノマドですが、もちろんワーキングビザは取れません。
そのため、ソシアルブダヤビザなどで滞在をしています。

>>ソシアルビザについてはこちらに詳細を載せています

ソシアルブダヤビザでは、本来は就業はできませんが、ノマドの方たちは収入を本国から得ているので、就業には当たらないというちょっとグレーな判断のもと、バリ島で仕事をしています。

デジタルノマドは、定住先を持ちませんので、バリ島に飽きたとか、何らかの問題(特にビザ関係)があったら、また別な場所に気軽に移動できるので、今後もますます増えていくと思います。

 

まとめ

今回は、バリ島で日本人が働ける職業、実際に求人がある職業について説明させていただきました。

基本的にバリ島は観光の島なので、観光業に関連した職業が多いのですが、最近は日本からの観光客が減っているため、日本人向けの求人はどんどん少なくなっているように感じます。

一方、最近増えているのがデジタルノマドという仕事の形態です。
定住先を持たず、パソコンをもって、旅をしながら仕事をする新しいワーキングスタイルで、Youtuberやブロガーなど新しい形の職業が今後も増えていくと思います。

バリ島への移住を考えた場合、特に若い方はデジタルノマドという働き方を考えられたらいいのかなと思います。