バリ島リタイアメント移住は、快適か?

移住について

バリ島リタイアメント移住

今回の記事は年金や貯金、あるいは日本での収入が十分あり、リタイアメントビザで移住、長期滞在を検討している方向けです。

日本の物価では、年金や貯金だけでは生活できない。
暖かい土地で余生をのんびり過ごしたい。
このような理由で東南アジアに移住されるリタイアメントの方が増えていると聞きます。

東南アジアの各国はリタイア世代の移住受け入れに積極的で、ビザなどの面で優遇政策を取っています。
もちろん、バリ島でもリタイア世代の受け入れを行っていますが、バリ島へのリタイアメント移住の現状はどうなのでしょうか?

私は、体が元気なうちはバリ島でのリタイアメント移住はかなり快適であると思います。
その理由について、次の点から説明してみます。

  • ビザの取得
  • 医療体制
  • 住宅の取得
  • 余暇の活用
  • 生活環境

リタイア後の生活を海外で、と考えられている方も多いと思います。
そのような方の参考になれば幸いです。

ビザの取得

バリ島でのリタイアメントビザの取得はそれほど難しいものではありません。
以下の条件さえクリアーすれば、よほど本人に問題がない限りビザ取得はできます。

  • インドネシア国内で就労はしない
  • 満年齢55歳以上である
  • 200万円相当以上の口座預金がある
  • 医療保険に加入している(国民健康保険で可)
  • $500/月以上の家を賃貸している
  • 1名以上のスタッフ(お手伝いさん)を雇う

リタイアメントビザの取得は、バリ島のいたるところにあるビザエージェントに相談すれば問題なく取得できます。
取得の際必要なスポンサー(保証人)は州政府の許可を得た旅行会社と決まっていますが、ビザエージェントに相談すればスポンサーの紹介もしてくれます。
費用は掛かりますが、ビザは簡単に取得できます。

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医療体制

リタイアメント世代になると健康の不安が出てきます。
医療体制の充実は重要な検討項目ですね。

バリ島の医療レベルは、同じ東南アジアではタイ、マレーシア、シンガポールに比べ低いと言えます。
とはいえ、日常的な病気、怪我の治療については心配はありません。

風邪や腹痛など簡単な病気や、ちょっとした怪我はローカルの病院でも治療が可能です。
もし、ローカル病院では心配という事でしたら、インターナショナルホスピタルがいいでしょう。
以前ご紹介したカシイブ病院では、バリ島でもトップクラスの医療レベルと、シニアケアーを誇っています。

カシイブ病院の詳細はこちらの記事をご覧ください。
バリ島医療事情・カシイブ病院に行って聞いてきた

とはいえ、高度な医療が必要な場合は、タイやマレーシアといった医療レベルの高い国に行くか、日本に帰国すべきです。

また、医療保険も考えなくてはいけません。

バリ島には、高齢者向けの医療保険がありません。
77歳まで補償している保険もありますが、一般的には65歳までの補償となります。
バリ島の医療保険に関しては以下の記事で詳細説明しておりますので、ご一読ください。
バリ島に移住したら現地医療保険に入るべき

医療保険に関しても、高額な医療費が発生しそうな場合は、日本に帰国することも検討しなくてはいけないでしょう。

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住宅の取得

バリ島での住宅取得についてはそれほど心配はありません。

昔から、バリ島に移住される方や、長期滞在、旅行などで訪れる外国人が多いので、外国人向けのヴィラや貸家が充実しています。
専門の不動産屋さんに行けば手ごろな貸家、ヴィラがすぐに見つかります。

ただし、バリ島では外国人が土地を所有することは法律で禁じられています。
そのため、住宅はすべてリースとなります。

リーズ契約は単年契約から3年、5年といった複数年契約が一般的。
また、土地を借りてそこに好みの家を建てるという方法もアリです。
ただし、この場合、土地の契約が切れたら、家は地主の物となります。
10年、20年といった超長期契約を結ぶといった対策が必要です。

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余暇の活用

リタイアメント移住は仕事はしないので、余暇の活用はしっかりと考えなくてはいけません。

まだ、バリ島にはシニア層向けのカルチャースクールやクラブといったものはありません。
ゴルフやテニス、陶芸、盆栽といった同好の友人を作り、余暇を楽しむといったスタイルになります。

先ほど紹介したカシイブ病院でも、シニア層向けの余暇活動を今後検討していくそうです。
このような集まりを利用して、趣味に打ち込むのが良いでしょう。

生活環境

そのほかの生活環境について簡単に説明していきます。

気候、自然

バリ島は赤道直下ですが、それほど気温は上がりません。
1年を通じて25度~32度と気温変動も少ないので、体への負担がとても少ない地域です。

このように穏やかな自然環境の島なので、リタイアメントで移住される方が多いのですね。

物価、生活費

生活物価は、だいたい日本の半分程度です。
贅沢な食事やお酒などを控えれば、月の生活費は5~8万程度で収まります。
住宅費用も含め、15万円もあれば十分生活できるでしょう。

もちろん、生活レベルによって、かなり変動はしますので、資産にあった生活を心がけてください。

食事

バリ島は日本と同じお米文化。
バリ島のあるインドネシアはイスラム教徒が多いのですが、バリ島はヒンドゥー教の島ですので、豚も多く食べられています。
また、島国ですので海産物も豊富で、最近では新鮮なお刺身なども食べることができます。
香辛料が効いた辛い料理もありますが、全般的に日本人の口にあった食事が多いです。

ただし、濃い味付けや油(ココナッツオイル)を使った料理が多いので、高血圧や糖尿病には注意が必要。
事実、バリ島には高血圧、糖尿病の患者さんが沢山いますよ。

治安

世界的に見てもバリ島は治安がいい方です。
10年以上前には自爆テロ事件もありましたが、それ以来テロ時間は発生しておりません。

とはいえ、多くの人が住み、世界中からいろんな人が来る観光の島です。
ですから、それなりの警戒は必要。
特にシニア層の方でしたら、家にセキュリティーを置くといった対策も必要かもしれませんね。

交通

バリ島には、鉄道がありません。
また、バスもありますが、お世辞にも使いやすいとはいいがたいです。
その為、移動はもっぱら、車やバイクとなります。

ただし、交通マナーは悪く、道路も整備されていないところが多いので、ご自身での運転はおススメできません。
予算に余裕がある方は、専属の運転手を雇っている方もいます。
人件費が安いので、それほど負担にはならないようです。

また、観光客が多いビーチエリアではメータータクシーが沢山走っています。
最近ではGo-JekやGrab-Taxiといった、インターネットで配車できるオンラインタクシーも発展してきました。
そのようなタクシーを使うのもよいかと思います。

体が元気ならリタイアメント移住も快適です

バリ島でのリタイアメント移住、体が元気なら快適な生活ができるでしょう。

気候も穏やかで住みやすく、食べ物の不安も少ない。
生活費も安く、何よりすでに多くの日本人が住んでいますので、安心して生活できるでしょう。

しかし、大きな問題は、体が動かなくなったときです。

バリ島はお世辞にもバリアフリーではありません。
また、バリ島の方々は大家族ですので、シニアケアは家族で行うのが常識となっています。
その為、シニアケアの取り組みはまだ始まったばかりといえます。

つまり、介護が必要になった場合、うまくケアしてもらえる保証はないという事です。
その為、体が動くうちにケアの事について考えておく必要があります。

例えばですが

  • 日本に帰り高齢者施設に入所する
  • 資金に余裕があれば、介護する人を雇う
  • バリ島でファミリーを作り、ケアしてもらう

このような事も考えておかなくてはいけませんね。

という事で「バリ島リタイアメント移住は、快適か?」という事について、私の意見を述べさせていただきました。

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