バリ島ロングステイのすすめ
普通の海外旅行では経験できないようなことをしたい
海外で趣味に打ち込んでみたい
しばらく日本を離れてみたい
このように、海外移住をするまでではないが、しばらく外国で暮らしてみたいという希望。
特に、若い世代やシニア層にこのような考えが多いそうです。
このような希望には、バリ島でのロングステイをお勧めしています。
ロングステイと移住とは違うのでしょうか?
はい、ロングステイと移住は全く別物です。
ロングステイとは
- あくまで生活の基盤は日本
- 滞在期間は数週間から数か月
- 場合によっては複数の場所に滞在する
つまり、ロングステイとは旅行の延長線上にある長期滞在です。
旅行の延長線上ですから、仕事をしたり、生活の基盤をそこに移すというわけではありません。
なぜバリ島でのロングステイをお勧めするか?
- バリ島ではVOAという手軽なビザを利用すれば60日間の滞在ができる
- 時間に余裕があるから好きなことに打ち込める
- ロスメンという安宿を使えば、リーズナブルに長期滞在ができる
- 気象条件の良い時期を選ぶことができる
といった理由があるからです。
そして、ロングステイを経験することにより
- 短期旅行ではわからなかった、バリ島の事がよくわかる
- 移住の足掛かりができる
といった利点もあります。
それでは、今回はバリ島での60日間のロングステイについて、細かな情報をご紹介しようと思います。
日本の生活に躓きを感じたり、海外移住へのステップアップを考えている方は、ぜひ一度ロングステイを経験されたらいいかと思います。
ロングステイに良いバリ島の気候
ご承知の通り、バリ島の気候は雨季と乾季に分かれています。
ロングステイをするにあたり、時期の選択ができるのなら絶対乾季をお勧めします。
その理由は
- 気候が涼しく湿度が低いので体への負担が少ない
- 雨が少ないので屋外での活動や移動が楽
- 大雨による事故や災害のリスクが少ない
乾季の中でも特におススメなのは、気候もよく、観光客も少ない5~6月となります。
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ロングステイ用のビザ
旅行の延長のロングステイですので、ビザなどの手続きはなるべく簡単にしたいもの。
バリ島の場合
- 30日以内の滞在ならビザは不要
- 30日以上の場合でもVOA取得と延長により60日滞在できる
VOA(到着ビザ)は、入国時に空港で簡単に取得でき、延長手続きもエージェントに依頼すれば、簡単にできます。
この簡単なVOA制度があるので、バリ島でのロングステイをお勧めしています。
VOAに関しての詳細はこちらの記事をご覧ください。
VOA(到着ビザ)なら事前手続きなしでバリ島に60日間滞在ができますよ
ロングステイにおススメの宿泊施設
旅行ではホテルやヴィラへの宿泊が主ですが、宿泊日数が多いロングステーでは、ホテルに泊まっていたら費用がかなり掛かります。
そこで、以下の宿泊施設をお勧めします。
シニア層にはロスメン
ロスメンとは、ゲストハウスやホームステイと呼ばれる安い宿泊施設で日本的に言うと民宿となります。
ロスメンの多くは家族経営で宿泊費も4~5万円/月程度です。
また、家族経営ですので、対応もとてもフレンドリーで、長期滞在すると家族同様の扱いをしてくれることもあります。
特に、お寺のお祭りなど宗教行事への参加も可能で、文化経験などをしたいシニア層にはこのロスメンをお勧めしています。
若年層にはコス
コストはアパートのことで、安いところは1万円/月からあります。
ロスメンに比べて安いのが魅力です。
ただし、シャワーが水しかなかったり、日当たりが悪い、周囲がローカルしかいないといったマイナス面もあります。
少々生活環境が悪くても、なるべく安く滞在したいといった若年層にはコスでの滞在をお勧めしています。
ロングステイでの食事
バリ島は観光の島ですので、外国人向けのレストランはたくさんあります。
しかし、ロングステイ中の食事をレストランでばかり取っていたら、費用が掛かってしまいます。
なるべく費用を抑えるためには次のような方法がいいでしょう。
自炊
滞在先にキッチンがあれば自炊をされるといいでしょう。
自炊なら、食費も抑えられますし、特に好みの味付けができることが一番のメリットです。
バリ島の辛い食事が苦手な方や、塩分、糖分などの摂取に気を付けている方のは自炊をお勧めします。
食材は、スーパーマーケットがいたるところにありますし、慣れてきたらパサールという市場に行ってもいいでしょう。
日本の調味料も大きなスーパーに行けば入手できますが、高くなるので日本から持ってきた方がいいですね。
ただし、自炊の場合調理器具や冷蔵庫が必要となります。
自炊施設が整った宿泊先を探す必要があります。
また、一人の場合、材料が無駄になるので、自炊がいいか、外食がいいかはケースバイケースとなります。
外食
和食やイタリアンレストランなどは高額になりますが、ワルンと言われるローカル向けの安い食堂を使えば、食費はかなり抑えられます。
以前はワルンというと、衛生的に不安があったり、薄暗くて入りづらいという問題がありましたが、最近は明るく衛生的なワルンも増えており、外国人でも不安なく利用できます。
1食あたりの費用ですが、一人500円もあれば十分でしょう。
ただ、ワルンなどの食事はどうしても濃い味付けのところが多いです。
またローカル向けの辛い食事もありますので、常に同じところに行くのではなく、何軒かを日替わりで行くのがいいでしょう。
たまには贅沢して和食やイタリアンレストランに行くのもアリだと思います。
ロングステイでの通信
日本の実家や家族の所に定期連絡をしたり、バリ島での友人たちに連絡をする。
あるいは、ロングステイ体験をブログにアップしたり、日本の情報を取得するなど。
インターネットや電話での通信はロングステイ生活で必須となります。
LINEなどのネット通信が中心
以前は、音声通話がメインでした。
そのため、通話費がとてもかかっていましたが、最近はLINEなどのネット通信が中心となっています。
そのため、通信費が大変安く抑えられるようになりました。
SIMフリースマホがあれば2~3,000円程度の通信費
SIMフリースマホがあれば、バリ島のSIMを使ってネット通信が可能です。
バリ島でのSIMを使っての通信費ですが、YouTubeなどの動画を多く見なければ月に2~3,000円程度で済みます。
また、ノートパソコンを持ち込み、スマホのデザリング機能でネット通信をして、日本とメールのやり取りをされている方もいます。
バリ島でのSIMを使ったネット通信についてはこちらの記事もご一読ください。
バリ島でのネットは携帯電話通信網(3G/4G)利用が一番お手軽です
ホテルやカフェでFree-WiFiを利用
バリ島のホテル、カフェ、レストランでは無料でネット接続ができるFree-WiFiサービスを行っています。
また、Free-WiFiサービスを行っている宿泊施設も多くあります。
このようなFree-WiFiを使用すれば無料でネット接続ができます。
動画や大きなファイルのダウンロードはFree-WiFiを使い、LINE、メールなどはSIMを使うという使い分けが経済的ですね。
ロングステイで何をするか
ロングステイ中に何をするか、これは大変重要な事です。
何も決めずに、ただダラダラと過ごすだけなら、バリ島に来た意味はありません。
しっかりと目標を決めておくことが重要です。
趣味に打ち込む
若い方なら、サーフィンなどのスポーツに打ち込むのいいでしょう。
あるいは、ヨガ、伝統舞踊の勉強もいいかと思います。
ロングステイ先をベースに、バリ島内のいろいろなところを回るのも楽しそうですね。
ロングステイの時間を利用して、思いっきり趣味に打ち込むのは、人生においてきっと有意義なことになると思います。
語学研修
バリ島への移住などの目標がなくても、インドネシア語や英語の習得を目標にされている方もいます。
バリ島内には、インドネシア語、英語、バリ語といった多くの語学教室があります。
このような教室を利用して、語学留学もいいと思います。
私がお勧めしている語学教室は、デンパサールのSIKIです。
実際、私もこのSIKIでインドネシア語を習得しました。
語学研修以外にもライフサポートもしていただけるので、おすすめです。
このSIKIでの語学研修の事は以下記事に詳しくまとめてあります。
バリ島語学留学校Siki Baliでインドネシア語を勉強しました
移住への準備
将来の海外移住の準備を進める方もいると思います。
ロングステイ中に移住後の仕事先や住宅などを探したり、バリ島内でのコネクションつくりをするのもいいかと思います。
また、実際に長期滞在をして、移住の可能性を探る方も多くいらっしゃいます。
ロングステイの費用
ロングステイの概算費用も気になるところです。
滞在期間や宿泊先、食事内容などによって大きく変わりますが、60日滞在した場合の一般的な費用を検討したいと思います。
項目 | 金額 |
飛行機代(往復) | 100,000円 |
ビザ代 | 15,000円 |
宿泊費 | 80,000円 |
食費 | 100,000円 |
遊興費 | 50,000円 |
医療費・保険代 | 35,000円 |
合計 | 380,000円 |
かなりざっくりと計算してみました。
各項目は、節約したり、安いところを探せば、もっと下がるかと思いますし、状況によってはもっとかかるかもしれません。
まとめ
今回は、バリ島でのロングステイについてお話ししました。
移住をする前のステップとしてロングステイをされる方はたくさんいます。
ロングステイをすることによって、本当にバリ島で暮らしていけるのかを、まずは確認するといいでしょう。
以前の投稿で、移住する前に半年のお試し移住をしてみようという事をお話ししました。
移住のステップとしては、
一週間程度の旅行→60日以内のロングステイ→半年のお試し移住→本格移住
と、このようなステップを踏んでいくのが理想かと思います。
費用や時間の面で難しいかとは思いますが、少しづつ試しながら、最適の移住先を見つけるのが最良の手段かと思います。
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