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バリ島ビザの種類と取得方法【2023年最新情報】

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この記事はバリ島に入国するための代表的なビザについて取得方法などを紹介した記事です。
2023年1月1日時点での最新情報となります。

入国ビザとは、外国人がその国に入国する際必要ないわゆる入国許可です。
2023年01月現在はすべての場合において外国人の入国にはその入国目的に合ったビザの取得が必要

ただ、ビザには多くの種類があり、海外旅行をするとき以外はまず使わないので、どれを取得すればいいのか、よくわからないですよね。

そこでこの記事ではインドネシア・バリ島に入国するための代表的なビザの、概要と取得方法についてわかりやすく説明します。

ご自分の滞在期間や目的に合わせて読んで頂ければ、必要なビザについて理解ができ、ビザ取得で迷う事はなくなります。

ビザについては多くの情報が氾濫しよく理解できない、またいきなりエージェントに頼みに行くのも不安があるという方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。

今回の内容をYouTubeでも公開しています。
通勤途中とかランチタイムなどに気軽にご覧ください。

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ビザ手配も含めて、バリ島への移住、長期滞在に必要な手続き、準備について以下記事で時系列で説明しております。
将来バリ島に移住、長期滞在を計画されている方はぜひご一読ください

バリ島移住方法!手続きや準備名を時系列で解説

観光用ビザ(VOAビザ)

VOA(到着ビザ)を取得する

観光目的で短期滞在する場合は、インドネシア入国時にVOAと呼ばれるアライバルビザ(到着ビザ)を取得しなくてはいけません。

アライバルビザの取得は簡単です。
空港の入国審査会場入り口にある「Visa on Arival」と書かれた窓口に帰りのチケットとパスポートを出すだけ。
ビザ料金はRp500,000ですが、日本円でもクレジットカードでも支払えます。
為替レートによって変わりますが5,000円程度です。

また2022年12月からはオンラインでこのVOAを取得できるe-VOAという制度もスタートしました。
このe-VOAの取得方法は以下のブログで詳しく紹介しておりますので、興味のある方は是非ご覧ください。
e-VOA取得方法|南国うまうま日記

このVOAを取得しただけでは30日間しか滞在できません
その為、入国後30日以内にデンパサールまたはジンバランにある入国管理事務所に出向き延長手続きを行います。
延長手続きを行った場合のビザ期限は60日間。
入国後60日まで滞在が可能になります。

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バリ島観光ビザおよびビザ免除での入国は現在できませんが、将来バリ島に観光旅行に行きたい、観光ビザで滞在したいという方。
バリ島観光ビザについて別記事でより具体的な取得方法などを解説しておりますので、ぜひご覧ください

バリ島観光ビザの取得・延長方法

ビザ免除制度について

2019年以前、観光目的の場合、このVOAビザの取得が不要でした。(ビザ免除制度)

しかし、2023年1月現在ビザ免除制度は休止となり、観光目的での入国はVOA取得が必要となっています。

ロングステイ用ビザ(訪問ビザ)

60日以上180日以内のロングステイには、訪問ビザやビジタービザ(VISA Kunjungan)と言われるロングステイ用ビザを取得しなくてはいけません。
このロングステイ用ビザはソシアルビザやシングルビザとも呼ばれ、滞在目的により何種類かございます。
また、このビザではインドネシア国内での就労(国内で報酬の受け取りがあるような労働)はできません。

B211Aビザ

B211Aビザは、観光、家族訪問、文化交流、商談、会議、物品の購入(買い付け)、などの目的で滞在するためのビザです。
原則、このビザでは工場や会社オフィスに立ち入ることはできません。

B211Bビザ

B211Bビザは、投資調整、スタッフの育成・指導、販売協力、生産管理、品質管理、業務監査などの目的で滞在するビザです。
このビザを取得すれば工場や会社オフィス内に立ち入ることができます。

B211Cビザ

B211Cビザは商用目的ではない映画製作目的で滞在するためのビザです。

ロングステイ用ビザの取得方法

ロングステイ用のビザの取得は、オンラインで行うことができます。
ただし、ビザ申請には事前に認可を受けたスポンサーが必要なので、実際はバリ島のビザエージェントに依頼することになります。

このロングステイ用ビザの詳細や取得方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
バリ島ロングステイ用ビザの取得方法
ロングステイに興味のある方はぜひご一読ください。

移住用ビザ(一時滞在ビザ)

移住用ビザは一時滞在ビザや限定居住ビザ(VISA Tinggal Terbatas)と言われ、入国後KITAS(暫時居住許可)を取ることにより1年間滞在ができるビザです。
このビザには主に次のような種類のビザがあります。

  • 就労ビザ(C312ビザ)
  • 投資家ビザ(C314ビザ)
  • 学生ビザ(C316ビザ)
  • 家族ビザ(C317ビザ)
  • リタイアメントビザ(C319ビザ)
  • セカンドホームビザ(2022年10月新設)

このビザは、訪問ビザ同様、オンラインにて取得しますが、その前に移民局にビザ申請をして、ビザ取得許可を取る必要があります。
さらに、ビザ申請前に関係部署からの推薦状などを取得しなくてはいけません。

このように取得手続きが大変複雑で、申請書類も多いことから、ほとんどの方は専門のエージェントに取得を依頼しております。
エージェントに依頼した場合は、手数料からすべて込みで15万円程度の費用が掛かります。

以下、各ビザの概要と申請に必要な要件を説明いたします。

就労ビザ(C312ビザ)

インドネシア国内での就労を目的とした滞在用のビザです。
国内で労働により報酬を得るには、このビザが必要となります。

ビザ取得の条件として、事前に労働省から労働許可を取得しなくてはいけません。
また、労働許可を取るうえで外国人雇用保証金(DPK-TKA) $1200の支払いも必要です。

なおインドネシアは外国人の個人事業を認めておりませんので、労働許可並びに就労ビザを取得するためには、インドネシア籍の企業への就職が必須条件です。

この就労ビザですが、取得するのに2か月近くかかります。なぜこんなに時間がかかるのか?それはビザ申請前に労働許可など多くに手続きがあるから。それら手続きと取得時間などについて詳しく説明します。
バリ島就労ビザ取得方法

投資家ビザ(C314ビザ)

インドネシアの企業に投資をした方向けの滞在ビザ。
一般的にはインドネシア内で会社を立ち上げビジネスをする方向けのビザです。

原則このビザでの就労は認められておりませんが、取締役会議への出席や投資に対する配当金の授受は認められています。

あまり日本語での解説記事がない投資家ビザですが、会社設立まではできないが、起業や事業展開をしたいという方には有利なビザです。
この投資家ビザについてまとめてみました
インドネシア・バリ島の投資家ビザについて

学生ビザ(C316ビザ)

インドネシア国内の教育機関への留学を目的とした滞在用ビザです。
留学期間により、1年ビザと2年ビザがあります。

ビザ取得の条件として、事前に教育省からの推薦状が必要です。

またこのビザでの就労は認められておりません
アルバイトもできません。

家族ビザ(C317ビザ)

インドネシア人と結婚した外国人。
就労ビザなどによりインドネシア国内に滞在する外国人に帯同する家族。
など、家族と一緒にインドネシア国内で暮らすためのビザです。

このビザの取得には、婚姻証明書、出生証明書、家族証明書等の書類が必要になります。
原則、このビザでの就労は認められておりません。

また、このビザの取得はそれほど難しくないので、エージェントを使わずに自分で取得される方もいます。

リタイアメントビザ(C319ビザ)

55歳を超えた外国人が、インドネシア国内でリタイアメント生活を送るためのビザです。
リタイアメント生活者ですので、このビザで就労はできません。

ビザ取得に際し資格のある旅行会社がスポンサーにならなくてはいけません。
スポンサー資格のある旅行会社の多くはビザエージェントと提携しているか、エージェント業を行っているので、ビザ取得はエージェントに依頼しなくてはいけません。

リタイアメントビザを取得するには以下の条件があります。

  • 60歳以上であること
  • $1500/月以上の年金収入の証明または預金証明
  • 健康保険への加入
  • $35,000以上の住宅物件の購入もしくは$500以上の家賃の賃借契約
  • 2名以上のスタッフの雇用

リタイアメントビザの詳細・取得方法は以下の記事で詳しく解説しております
バリ島リタイアメントビザの取得方法

セカンドホームビザ

このセカンドホームビザは2022年10月25日にインドネシア移民総局より発表された新しいビザです。

外国人観光客の誘致を目的としたビザで、以下のような取得条件があります。

  • バリ島に滞在し、積極的にインドネシア経済に貢献できる外国人向けのビザ
  • 取得に際し、20億ルピア(2000万円)以上の預金証明が必要
  • 年齢などの条件はない
  • 滞在可能期間は5年もしくは10年

このビザについては以下の記事で詳細を解説しています。
バリ島セカンドホームビザ(Bali second Home Visa)

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バリ島に長期滞在するにはビザを取得するだけだ無くKITASという居住許可を取得する必要があります。
このKITASについては以下の記事に詳しく説明を載せております。

KITASの取得と延長方法

バリ島ビザ2023年最新の状況

2023年1月時点では、観光目的によるビザ免除制度は休止中です。
観光目的での短期滞在は、到着した空港でVOA(到着ビザ)を取得もしくはオンラインで申請取得(e-VOA)しなくてはいけません。
VOAの取得費用はRp500.000で、30日間の滞在が可能。
また、入国後延長手続きを取れば最長60日間の滞在が可能です。

60日以上の滞在はロングステイ用ビザの取得が必要で、このビザを取得すれば180日間の滞在が可能。
いくつかのビザエージェントでは、スポンサーの手配を含めやビザ手配を行っております。
費用はRp4,000,000~8,000,000(約4~8万円)が相場。
(ビザエージェントの紹介については問い合わせ画面よりお問い合わせください)

家族ビザ、就労ビザ、投資家ビザといった一時滞在ビザについては、通常通り取得ができます。
ビザエージェントにお問い合わせください。

バリ島ビザのまとめ

今回はバリ島のビザについて概略説明をさせていただきました。
ビザは滞在期間や目的により、様々な種類があり、また取得方法も様々です。
ビザ申請や取得は個人でも可能ですが、初めて取得するのでしたらエージェントに依頼したほうがスムーズで確実です。

エージェントというと、法外な手数料を取ったり、怪しげな方法でトラブルの元と思われる方もいますが、キチンとしたエージェントならそのような心配はありません。
在住者などに信用のおけるエージェントを紹介してもらい、そこを使われることをおススメします。

参考サイト

今回の記事執筆において以下サイトの情報を参考にさせて頂きました

バリ島入国管理事務所(VISA情報)

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